般若心経を耳だけ書き漏らしたがために平家の怨霊に耳をもぎ取られてしまう盲目の琵琶法師『耳なし芳一』の物語を思い出した。
現代美術家、宝満雄大(ほうまんたけひろ)さんの手にかかった
純白ハイ-デフ。
去年10月、留之助商店
開店3周年を記念してNYの
ToyQube x
kaNOの協力で発売したオブジェモチャに、般若心経ならぬ暗号や記号や傷や汚れがくまなく見事に描き込まれ、遂に魂を授けられたハイ-デフなのである。
ハイ-デフの姿をかりたまったく別の生き物というべきか、この迫力なら怨霊も退散するにちがいない。
留之助の
ポップアップ・ショップが入るシティタワー43とJR岐阜駅を結ぶ商業施設
ACTIVE Gで宝満さんがギャラリーショップMORE THAN HOMANを運営されていらっしゃるのが縁で、今回のカスタム・ハイ-デフは誕生した。
「Tシャツやフィギュアなど描けるものはすべてがキャンバス」とおっしゃる宝満さんのショップでは、最新作のハイ-デフのほかにもカスタム・ベアブリックをはじめ、手描きワンオフの“着るアート”、“履くアート”、“被るアート”などの展示販売もある。
まずは宝満さんの人となりと波乱のキャリアを勉強しがてら、ホームページを探索ください。
もちろんお近くにお越しの節はMORE THAN HOMANと、ついでに留之助ポップアップ・ショップにもお立ち寄りくださいね。
MORE THAN HOMANのサイトはこちら→http://www.homan.asia/カスタム・ハイ-デフのフォトギャラリーはこちら→http://www.homan.asia/data/kaNO_HI_DEF/