ティム・ビスカップのカリが4年の沈黙を破って登場。
もし、グリーンのソフビ素体に金色の横縞を塗装する場合、その塗料は下地を完全に見えなくする隠ぺい力の高いものでなければならない。
けれど、我らがTim Biskup(ティム・ビスカップ)が、2006年にバルセロナで開催された彼の個展『アメリカン・サイクロプス』の会場限定トイとして中国のメーカーに作らせた扁平頭のカリは、塗料の選択をまちがえたまま製品化され、バルセロナに納品されてしまった。
金色というよりは、素体のグリーンが透けて見える褐色の縞模様、それはそれで、こーゆーものだと思えば気にもならないけれど、Green & Gold versionと銘打ち発売されたために購入者からクレームが殺到したのだ。
そこで、ティムがとった対応策というのがカッコよかった。
エラー版の購入者はそれをティムのアトリエ・メーカーFlopdoodle Incへ送ると、別の工場に作らせた代替え品のGreen & Silver versionだけでなく、エラー版のGreen & Gold versionもいっしょに送り返してもらえたのだ。
ただしエラー版が再送されるのを防ぐため、足の裏にドリルで目印の穴が開けられ返却された。
で、eBayでは穴なしのエラー版がひとつでふたつになるという理由から、とんでもない高値で落札されたりしたのだった。
とまぁ、前振りが長くなってしまったけれど、ようは、当時作られたオリジナル・エラー版と代替え版のデッドストックが、4年の歳月を経て市場に登場することになり、近く留之助にも入荷するという耳寄りなお知らせ。
ちなみにエラー版の交換サービスはとっくに終了していますので、変な気は起こさないように。
a0077842_236837.jpg
Tim Biskup's Alphabeast: Calli
by tomenosuke_2006 | 2010-05-14 23:11 | イマモチャ
<< ジョーレッドの赤裸々な作品集の... ザ・ブライドの入荷数が決まりました。 >>