懐かしのブライアン・テイラーが帰ってきた。
スコットランドのアーティストBrian Taylor(ブライアン・テイラー)について最後に触れたのは、彼のロボットモチャ、ラストボーイの榎本店長による二代目ウェザリング・カスタムを紹介した2008年5月10日のポストだった。
ということはもう2年もたつんだね。
じつは彼のペンネームをそのまま商品名にしたキャンディキラー・キーチェーンの発売元、Wheaty Wheat Studios(ジョー・レッドベターのアニマルフィギュアを最初に世に送り出した老舗メーカー)で新作ソフビが計画されていたけれど、諸般の事情で会社は解散、新作発表も頓挫してしまった。
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ブライアン・テイラーって、1930年代のアメリカ恐慌時代に作られたカートゥーン(漫画映画)のレトロな味わいとデジタルを駆使した今風のタッチがブレンドされ、ブラント・ピーターススケット・ワンを足して2で割った感じ、まさしくツボなのだった。
だから、本業のグラフィックデザインとイラストレーションの仕事でスコットランドでは忙しくしていたみたいだけれど、こうして新作を引っさげ、久しぶりにオブジェモチャの世界に顔を出してくれたりすると喜びもひとしおなのだ。
しかも食指をそそるのは、今度の作品がアートなヌイグルミだという点。
キャンバス地に2色でスクリーン印刷されたブライアンの絵がヌイグルミ風に立体化されたといって間違いない、抱いて遊ぶよりは飾りたくなる仕様が大人向きなのだ。
胴体とタトゥー入りの太い2本の腕で3点自立が可能なConey(コニー)君、身の丈14インチ(36センチ)の到着をご期待ください。
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Coney Plush by Brian "Candykiller" Taylor
by tomenosuke_2006 | 2010-05-16 18:10
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