一般小売店向けといえば去年7月に発売された
false friends blackout(フォース・フレンド・ブラックアウト)が最後だった。
その後も
false friends the sun age(フォース・フレンド・ザ・サン・エイジ)や
false friend in pain(フォース・フレンド・イン・ペイン)などが発表されたけれど、いずれもイベント限定か
COARSEオンライン限定の少数作品。
僅かながら留之助で発売できたのは、COARSEの主宰者
Mark Landwehr(マーク・ランドワー)の計らいがあったからだった。
そういう意味ではブラックアウト以来、じつに1年ぶりとなる一般小売店向け作品の入荷が決まった。
この夏、発売予定のpop loser(ウップ・ルーザー)がそれ。
フォース・フレンドのNoopとPaw!の幼児期を思わせるややアブストラクトな造型、鋭角を排した点が特徴で、OopとAw!と名付けられた7インチ(18センチ)のソフビフィギュアのセットである。
まるでヒット映画の連続もののような展開。
第1作のフォース・フレンドが続編のイン・ペインで悲しい別れの幕切れとなったかと思ったら、今度の新作ウップ・ルーザーでふたりの幼年期が語られる、そんな感じなのである。
マーク・ランドワーとは5月に原宿キャットストリートのギャラリー
COMMONで開催予定の彼の日本で初めての作品展のため、今週末、東京で打合せの予定。
下に紹介するのはCOARSE限定hkg editionで、一般小売店向けSignature editionとは少々色合いが異り、innocent white/blush(汚れなき白/赤面)と呼ばれている。
一般小売店向けはwhite/sunny-side yellow(白/明るい黄色)といい、上の画像がそれである。