君はO.M.A.を知っているか!?
ひさしぶりのムカシネタである。
1964年、学年別だったか、クラスごとだったか、家庭科室のカラーテレビを囲んで毎日1時間ぐらい、東京オリンピックの実況中継を観るのが楽しみだった。
っていうか、テレビ観戦で授業がつぶれるのがうれしかった。
そんな小学5年生の頃、じつは第一次アニメブームとも重なる至福の時代を謳歌していた店主のオモチャ・ライフといえば、1個50円の今井科学製プラモデル『狼少年ケン』や『伊賀の影丸』や『8マン』や『忍者部隊月光』などのぜんぜん似ていないマスコット・シリーズをはじめ、ワンランク上の、当時風にいえば“デラックス”な『鉄人28号』や『鉄腕アトム』や、なぜか主役の『ビッグX』より先に発売された敵役の『V3号』といったロボット・シリーズを、セメダインがはみ出さないよう必死にきれいに組み立てることだった、成功したためしはなかったけれど。
それと、父に買ってもらったMattel製のトミーガンを握りしめ、『コンバット』のサンダース軍曹になりきったりもした。
つまり人形に鉄砲、いまも昔も、あまり代わり映えしない人生を送っていることになる。
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もし日本に輸入されていたなら、オモチャ好きの父のことだから子供用といういつもの口実で買って来たにちがいないのが、アメリカのメーカーTopper Toysから東京オリンピックの年に発売されたJohnny Seven O.M.A.(ジョニー・セブン・オー・エム・エー)。
人気のMattel製トミーガンを凌駕する『コンバット』ブームが生んだ究極のトイガンなんである。
ちなみにジョニー・セブンとはTopper Toysの少年用玩具のマスコット・キャラクターで、少女版のPenny Brite(ペニー・ブライト)や赤ちゃんのBaby Brite(ベビー・ブライト)なんて子もいた。
一方、O.M.A.とはOne Man Army(ワン・マン・アーミー=一人軍隊)のイニシャル。
何とこの銃はオートマチック・ピストルをはじめ、マシンガン、連発ライフル、対塹壕ミサイル、徹甲弾、対戦車ロケット、手榴弾を装備して、1挺7役をこなす万能兵器なのだった。
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1980年代にLAで開催されたアンチック・ショーでO.M.A.をはじめて見た。
子供のオモチャにしては大柄で盛りだくさんの仕掛け、これを持てば無敵になれそうな“勇気”溢れるデザインが大いに気に入った。
オリジナル・パッケージも程度良く、パーツやアクセサリーもすべて揃ったミント・コンディションで、問題はただひとつ、とんでもない値段だったということ。
財布とにらめっこしながら、涙を呑んであきらめた。
以来、O.M.A.への憧れは年を追うごとに強まり、数年前からeBayをチェックするも、一部欠品ありとか、外見は完全だけれどランチャーが壊れているとか、箱がないとか、なかなか良品に巡り合えないでいた。
が、辛抱強く待った甲斐あって、ついに3週間前、奇跡の完品を発見、激戦の末に落札できたのだ。
よく見れば『エイリアン2』のパルスライフルにそっくり、っていうかパルスライフルがO.M.A.に似すぎている。
ジェームス・キャメロン監督が60年代のトイガンを参考にしたかどうかは分からないけれど、マシンガンとポンプアクションのグレネードランチャーを装備するパルスライフルより、ずっとこっちのO.M.A.の方がエイリアン退治には威力を発揮しそうな感じなのだ。
そのスゴさは当時のTV-CMでご確認を。

注)ほぼ完ぺきなかたちのパッケージに収まったピッカピカのJohnny Seven O.M.A.は、店主のコレクションのため、販売の予定はございません。







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by tomenosuke_2006 | 2011-06-03 23:59 | ムカシモチャ
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