KRのハイパー・レーベル、kidrobot blackの新作がスゴイ。
筋肉模型のような筋だらけの顔を真っ先に連想してしまう、NYCのグラフィティ・ライターDoze Green(ダズ・グリーン)が描く数々のキャラクターたち。
2006年だったか、腹と背中にスピーカーが付いたカラフルなモビルスーツを着て、下半身はブリーフむき出し、両手にはキャリングケース入りのターンテーブルを持つ摩訶不思議なフィギュアTravela(トラベラ)を発表し、オブジェモチャ・シーンでも大いに話題になった。
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そんなアーティストの満を持しての超大作がKRのハイパー・レーベルkidrobot blackから近日発売になる。
題してThe GODDESS(ザ・ゴデス)、たぶん全身黒ずくめになるだろう、これまた奇々怪々なモビルスーツを着た女神像だ。
すでに発表になっている全身のシルエットに、3点のクローズアップを割り振ったのが下の画像である。
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ベンツにマイバッハがあるという例えは大袈裟か、ヌイグルミ(Aクラス)から20インチ・ダニー(Sクラス)まで何でもありのKRラインナップとは一線を画すのが、kidrobot blackのあえて生産数を抑えた個性派作品なのだ。
中国ソフビ業界の通念でもある採算ベースの最低ロット300個を下回る数ゆえ、おのずと割高になるのは仕方ない。
基調色はマット・ブラックのみ、もとより帳尻を合わせるためのカラーウェイという発想はkidrobot blackにはないのだ。
懐に余裕があり、本当に欲しい人だけが買えばいいという製作者サイドの強硬な姿勢、妥協や迎合でオブジェモチャの価値を下げるわけにはいかないというリーディング・カンパニーの責任のようなものを感じないではいられない。
なんて堅い話はこれくらいにして、まだベールに包まれているザ・ゴデスのシルエットに酷似したダズ・グリーンの絵を下に紹介する。
近年稀に見る最高に変なフィギュア誕生の予感である。
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さて、kidrobot blackモチャには卸販売はなく、KR-USAの専用オンライン・ページでしか買えない仕組み。
が、思い出してほしい。
当ブログが留之助商店の取り扱い商品や懇意にているアーティストの話題に特化し、オンライン・ショップの商店入荷新着情報書店入荷新着情報とリンクしながら、販売促進に明け暮れていることを。
という点で海外のオブジェモチャ・ニュースサイトとは性質を異にしている。
つまりここで紹介する品々は一部を除き、ほとんどが売り物なのだ。
諸般の事情で留之助オンラインに出せなかったり、声高にセールスできないモノがたまにあったりはするけれど。
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by tomenosuke_2006 | 2011-06-12 23:59 | kidrobot 新製品情報
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