初代MacのLEGOキットが入荷する
むかしのMacって画面は白黒2値(グレー階調不可)で512×342ドット表示、HDDなんて載ってはおらず、代わりにOSと1、2個のアプリケーション(MacWriteとMacPaint)を収めた400Kバイトの3.5インチ・フロッピーディスクで動いた。
火を入れるとやや甲高い"ポーン"という起動音がして、画面中央に"?"マークが描かれたフロッピーディスク・アイコンが現れる。
そこでフロッピーを入れるとコリコリとディスクを読み込む音がして、ピカソMacのアイコンの横に"Welcome to Macintosh."と書かれた起動画面が表示され、しばらくするとFinder画面に切り替わる。
で、フロッピー内のアプリケーションを起動するという仕組みだ。
もちろんひとつのアプリケーションしか動かせないシングル・タスク。
それでもコンピュータで絵や文字が書けるだけで感動したのだった。
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1984年、MacPaintで書いた"hello"の文字を画面いっぱいに表示し、"Introducing Macintosh. For the rest of us."のキャッチ・コピーとともに登場した初代Macintosh 128K。
ちなみにコピーの全文は"Of the 235 million people in America, only a fraction can use a computer... Introducing Macintosh. For the rest of us."といい、訳すと「2億3500万人のアメリカ人のうち、コンピューターを使えるのはひと握りの人々。でも、ぼくたちだって使えるはず...そんなみんなのために紹介します、Macintosh 」ってことになる。
箱ぞりのようなかたちのマウスはごついコネクタで本体裏にネジ止めされ、キーボードから伸びた電話機を思わせるカールコードは本体正面のモジュラージャックへ。
裏蓋を開ければジョブスやウォズニアックをはじめ、モールド処理された開発者たちの誇らし気なサインの寄せ書きまで現れて、すべては遠い昔の思い出だ。
なんてことをツラツラ書いてしまったのは、ぎこちないながらもマシンとの共生を楽しんだあの頃が甦る傑作モチャに出会ったからなのだった。
その名もMy First Computer(ぼくの最初のコンピュータ)。
ノースカロライナ在のイラストレーターでモチャ専門写真家で、LEGO・ビルダーとしても知られるChris McVeigh(クリス・マクヴェイ)がデザインした204ピースからなるレトロ・コンピュータ・ビルディング・キットなのである、素晴らしすぎる。
すでに組立てマニュアルがオンラインで公開中だ、一見の価値大いにあり、入荷は今月末。
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A Lego retro computer building kit custom designed by Chris McVeigh. 204 pieces, shipped in a sturdy cardboard box. This kit includes a grey display with "hello" decal, a slide-out logic board, and cabling for the keyboard and mouse. The main unit is approximately 2.75 x 2.5 x 4 inches (7 x 6.5 x 10 cm) in size.
by tomenosuke_2006 | 2013-07-07 00:34 | PCモチャ
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