留ブラ・ラバーガン、原型
4年まえ、留ブラOGを出してしばらくすると、それを型取り複製したレジン・キャストのブラスターが何挺もヤフオクで売られたっけ。
たまたま現物を手にする機会があり、人のフンドシで相撲をとるとは何ぞやと、チョイ血圧を高くしたものだったけれど、今回、ラバーガンを作るにあたり、あの時のしたたかなコピー屋氏もそれなりに苦労をしたんだなぁと思ったのだった。
かつて留ブラnanoの開発にご尽力いただいたRocketさんに強引にお願いし、留ブラ・ポリス・モデルを利用してラバーガンの原型を作ってもらったのだけれど、それはそれは手間と時間のかかる根気仕事だと改めて教えられたのだった。
刻印などのディテールを完全に再現するための工夫が随所に施された。
また素材が硬質レジンではなく、ラバーゆえの強度の確保など、さまざまな配慮もされている。
結果、サーフェーサーを吹いて仕上げられた原型は、徳さんからOGの原型をはじめて見せられた時の感動が甦る美しさを漂わせていたのだった。
近日、サンプルが上がる。
大きな修正がないかぎり、予約を募る予定でいる。
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1. 粘土に埋めるまえ、あらかじめ内部の空間に粘土を詰めておく。同時に粘土側表面の刻印、ネジ頭部などを養生テープでガードする。
2. 粘土埋めがひととおり終わった状態。細部を調整&クリーニング後、ダボを付けたら赤線のラインに切り板を入れてシリコンを流す。(黄色の矢印はレジンの注入ルート)
3. 4. 粘土埋めアップ。分割ラインが分かる。
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5. ダボ付け、型枠セット済みの状態。
6. エア抜きには1.2mmのハンダを使用。
7. シリコン流し1層目。
8. シリコン流し2層目。シリコン節約のため、厚みのある箇所のみ流す。
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9. 10. バックアップ石膏流し。強度アップのため、麻の繊維を埋め込む。
11. 粘土を剥がした状態。
12. 反対側のシリコン、バックアップ石膏流しまで終わった状態。
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13. テストショット。気泡や欠けを埋め、パーティングラインを徹底的に除去、シリコン型修正へ。
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14. 改良した型で抜かれた第2次プル。真空成形、遠心成形に負けないくらいの精度。秘訣は離型剤ではなく、シリコン型にべピーパウダーを塗布しレジンの流れ込みやすさ(浸透圧)を上げている。
巨大なレジンの塊であるため、硬化時の発熱や硬化後の収縮が激しいことが予想されたが、それを防ぐために収縮率の少ない特殊なレジンで成形された。
また専門工場での量産を考慮し、銃先端の大きなネジとカラーは取り外し可能にした。さらにモールドを正確にトレース出来るよう、グリップ、レーザーサイトは実物を使っている。
by tomenosuke_2006 | 2013-07-27 22:25 | 留之助ブラスター
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