Munkoがヌイグルミになって帰って来る
ロウブロウアート界の闘争画家David Choe(デイビッド・チョー)の立体作品が3年半ぶりに登場だ。
デイビッドのオタマジャクシのようにも、クジラのようにさえ見えるアイコニック・キャラクター、Munko(ムンコ)のミニ枕サイズ(長さ25センチ)のヌイグルミのことである。
その手足のない彼女を哀れむのはやめてほしい、と、作者デイビッドは語る。
さらにこう続ける。
彼はここで、彼女はそこにいる。
彼女は彼で、また、彼は彼女なのだ。
彼女はまるまる太った小さな赤ん坊のようであり、20億年来の賢明な魔法使いでもある。
彼はあなたの悪夢の中へとトランスフォームする。
あるいは夢精を引き起こす。
彼女は利己的であり、あなたについて何も気にしない。
あなたのくだらない問題なんか、どうでもいい。
あなたの気持ちなんかファックだ、どうでもいい。
けれど、あなたを愛し、心配し、大切に思っている。
彼女の頭の中のブラックホールは、世界のすべての痛みと闇を食べるのだ。
そして彼は彼女のすべての知識を信じているのだ、と。
そういう矛盾が共存する不思議生物、ふたつの性を同時に有することで万事オーライなムンコは4月到着の予定、抱きしめてやってください。
Munkoがヌイグルミになって帰って来る_a0077842_1517714.jpg
"Munko is Simple in form and mind and shape, yet so complex living on many levels and realities, not so simple that he can't feel multiple emotions and contradicting feelings and opinions all at once. SHe is telepathic and can read your deepest darkest thoughts, you cannot hide or lie to munko, when you are with munko you just be, and you will finally be at peace with your fucking self. " —David Choe






Munkoがヌイグルミになって帰って来る_a0077842_15173124.jpg
Munkoがヌイグルミになって帰って来る_a0077842_15174264.jpg
Munkoがヌイグルミになって帰って来る_a0077842_15175455.jpg

by tomenosuke_2006 | 2014-03-22 15:27
<< Chris Ryniak作、留... Kozik x Scott W... >>