立体化されたアメリカ最古のアニメの主人公
The first animation movie of America "Gertie the Dinosaur"

1980年の拙著『超SF映画』や1985年の分冊版『SF-F映画テレビ大鑑1987 - 1949』で紹介したアメリカ最初のアニメーション『恐竜ガーティ』について記述ミスがあった、ような。
1909年と記した製作年度は、正しくは1914年だった、のかもしれない。
確か当時、いくつかの参考文献で09年と14年の異なる記述を見つけ、それなりの理由があって09年と決めつけたような気がする。
というのも1914年にはキング・コングの生みの親ウィリス・オブライエンの、恐竜や類人猿が登場するきわめて精度の高いモデルアニメにして処女作の『恐竜とミッシングリンク』が公開されていたから、新聞連載漫画『夢の国のリトル・ニモ』の作者ウィンザー・マッケイによるパラパラ漫画の域を出ない『恐竜ガーティ』を同じ年の作品と考えるには、いささかムリがあるように思えたからだった。
が、ウィキペディアにも1914年とあるし、この際、長いものには巻かれるべきかしら、なのである。



偶然立ち寄った博物館でブロントサウルスの骨格標本を見て、仲間のひとりに「いくら名監督のウィンザーでも太古の恐竜は動かせないだろう」と言われ、彼は「出来るとも!」と大見得を切る。
しばらく経ち、ウィンザー家でパーティが開かれ、彼が生み出した愛らしい恐竜ガーティがお披露目される。
スクリーンに湖畔が映し出され、ウィンザーが「出てこい!ガーティ」と呼ぶと、恐竜が現れるのだ。
彼女(そうメスなんである)は木を食べ、湖の水を飲み干し、マンモスとじゃれ合いながら芸を披露したりするのだった。
a0077842_9304931.jpg
そんなガーティとタキシードを着たウィンザー・マッケイが、1990年代にILMでモデルメーカーとして活躍したキャロル・ボーマンによって、ものの見事に立体ガレージキット化されていた。
作者が女性だからか、ガーティをよりふくよかに表現し、母性を感じさせて100点満点。
そこでプロによる少数製作の完成品を輸入することにしたので、レトロ恐竜ファンの店主もですが、あなたもおひとついかがでしょうか、っていう話でした。

ご注文はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/i0/
a0077842_9313628.jpg
a0077842_9314419.jpg
We're offering a classic garage kit of the tuxedoed Winsor McCay and his benevolent friend from the groundbreaking 1914 animated charmer "GERTIE THE DINOSAUR," sculpted and manufactured by veteran ILM model maker Carol Bauman. This extremely rare solid-resin treasure from one of the first and most important films in the history of animation comes fully assembled and exquisitely hand-painted by professional.
by tomenosuke_2006 | 2014-09-28 09:41 | TV・映画・ビデオ
<< キッドス、深夜0時から発売開始 TTF 2014でデビューのT... >>