すっごいマイナーなSFプラモの2機目、発射
Rocketship X-M from "Rocketship X-M" (1950)

最近の映画界はどーだか知らないけれど、むかしはよくありました。
大作映画の製作情報をいち早く知ったプロデューサーが、類似作を低予算で素早くこしらえて抜け駆け公開するってやつ。
深作欣二監督の『宇宙からのメッセージ』(1978年)もその類いかなぁ。
『スター・ウォーズ』(1977年)が本国よりも1年遅れの78年夏に日本公開されることが決まったのを幸いに、SFブームで沸き返る78年のゴールデンウィークに堂々公開された、悪役が時代劇口調というのも愛嬌の、東映オールスターキャスト超大作。
矢島信男特撮監督の力のこもったミニチュア・ワークも良しなら、志穂美悦子や真田広之の青春演技がこれまた眩しく、当時はコバカにしていたけれど、いまではそれなりに隅に置けない映画。
なんてことを思い出したのは、今回ご紹介のレジン・キットの"X-M"と名付けられた懐かしロケットシップが、まさに『スター・ウォーズ』における『宇宙からのメッセージ』だったから。
つまり、ジョージ・パルの古典『月世界征服』(1950年)が製作中だとの噂を聞きつけたB級映画のプロデューサー兼監督のカート・ニューマンが、即席でこしらえた『火星探険』(1950年)の、原題ではタイトルロールにさえなったロケット、それがX-Mなんである。
しかも月世界探険に旅たちながら、隕石で損傷をうけ燃料割合の変化で加速されて火星に向かっちゃうという出し抜けな発想が見事にB級なら、ロケットのデザインも1930年代のスペース・オペラ風の先太り流線型で、当時としては新味に乏しかったけれど、いま見るとけっこういい味出てる。
ロケット本体のパーツ数は8個、にベースが付属し、レジン・キャスト製で高さは21センチ。
Apple製品でいうところのスペース・グレイで仕上げたら、かっこいいと思います。

ご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/22582990/
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"Rocketship X-M" was actually produced after George Pal's "Destination Moon" (1950) but because of production delays with the Pal project, "X-M" made it to the theater first. Shot in less than three weeks, it starred Lloyd Bridges, Hugh O'Brien and Noan Berry, Jr. We will bring you the resin kit of retro streamlined space vehicle X-M.



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by tomenosuke_2006 | 2014-11-19 23:36 | Sci-Fi Classicモチャ
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