一難去って、快適ネット入院ライフのはじまりだ。
下呂市と岐阜市、往復4時間近くのドライブはネフローゼ患者にはキツイ。
もう1カ月ほどまえから、とくに足の浮腫(むくみ)がひどくて、すんなり履ける靴がなくなっていた。
kidrobotキッドロボットで手に入れたダニー印の500足限定スニーカー(サイズ9)も、一度ムリヤリ足を突っ込んだだけで、箱に戻した。
猿の惑星の裸足のコーネリアスに履かせてあげたくなるような無印良品製の茶と黒のツートンカラーのサンダル(LLサイズ)が、いまでは唯一の普段履き。
それにしたってクマのぬいぐるみのように腫れ上った足はサンダルからはみ出て、甲にはバンドの跡がくっきり段差になって残る。
痺れたような、痛いような感覚は、たまんねぇー。
一刻も早く下呂に帰り着き、ひとまず足を伸ばして休みたいの一心で飛騨街道を飛ばしていると、前方の交差点で渋滞のクルマをポリスが約3名、さばいている。
イヤーな予感。
すぐ先のトンネル内で玉突き事故が発生したため全面通行止めとなり、交差点を反対方向に迂回して山道を抜け、下呂に向かうしかなくなった。
あと1時間が、あと2時間に延長。
ネフローゼは足が浮腫むだけじゃない。
パワーが持続しないのだ。
徐々に体力が衰え、いまでは健康なころの4分の1ぐらいしか力が出ない。
あらゆる意欲を吸いとってしまう底なしの疲労感に全身が侵略されているような。
ジャック・フィニィのボディスナッチャーの餌食になったような。
が、もうこれ以上、泣き言はいうまい。
いまは昼の12時。
とにかく5時前には岐阜病院へ舞い戻り、いくつか検査を受けたあと、入院の手続きを済まさなくては。
会社に顔を出したり、家を片づけたり、入院のための荷造りに費やすことができるのは1時間だけ。
店長候補君が3倍速ビデオのフットワークで助けてくれた。
バタバタのあと、彼のクルマの助手席に倒れ込み、気がつけば、もう病院の駐車場。
尿、血液、心電図、エコー、レントゲンのフルコース検査も無事済ますことができ、個室に入ると、すかさずノートブックに灯を入れた。
と、なんとAirMacがつながってしまったのだ。
しかも早い、早い、光の早さ。
入院患者用にワイヤレスネットワークが完備しているなんて、まさか。
この際だ、セキュリティうんぬんとか、余計なことは考えないでおこう。
これは天の恵みにちがいないのだ。
そうに決まっている。
・・・幸先のいい入院生活のはじまりを、予感しないではいられなかった。a0077842_948477.jpg



ダニー印の限定スニーカー。せっかく手に入れたんだもの、旬なうちにはきつぶしたかったです。


by tomenosuke_2006 | 2006-07-05 19:12 | ネフローゼ症候群
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