Gary Baseman
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玩具みたいな芸術みたいなオブジェモチャ専門店「留之助商店」の取扱品目に、ロウブロウアートというジャンルを設けてみた・・・ただいまホームページ鋭意準備中!
ハイテク(先端技術)の対極にロウテクがあるように、ハイブロウ(知的で高級)に対峙させてロウブロウと呼び、気軽に芸術を楽しんでもらうつもりでいる。
デザイナーズトイとの違いは、前者が立体であるのに対し、こっちは平面。
人形とポスターの違いのようなもで、同じアーティストがふたつのフィールドを往き来する。
ベアブリックのデザインなどで日本にもファンの多いフランク・コジックをはじめ、ティム・ビスカップとその奥さんのセオナ・ホン、店主一押しのゲイリー・ベースマンたちによる限定版が、ごっちゃり用意されている。
で、きょうはそのゲーリー・ベースマンの紹介を。
ロサンゼルスに住む彼は、New Yorker、Time、Rolling Stone、GQといったアメリカの代表的なメジャー雑誌で活躍するイラストレーターとして、まず有名になった。
CMでコラボした企業にはNIKE、Mercedes-Benz、Capitol Recordなどのビッグネームが名を連ねてもいる。
もちろんオモチャの世界でも活躍し、世に出す限定版トイは片っ端から売れて、発売の翌日にはebayなどのオークションサイトでプレミア価格で落札されたりする。
超売れっ子にもかかわらずサービス精神旺盛で、メディアの取材やサイン会を積極的にこなし、ファンを大切にする気さくな人物でもある。
彼のサイトのネットショップ(残念ながら現在休止中)で何度か買い物するうちに、店長はゲーリーをますます好きになってしまった。
Gary Baseman Studiosとう名で送られてくるメールは、日を追うごとにフレンドリーになり、アートワークやフィギュアの写真が添付されるようになって、あるとき質問してみると、ゲーリーその人がメールを打っていたのだ。
つまり通販の事務ごとまで、彼自らこなしていたわけ。
どうりで送料を聞いても、レスポンスがいまいちだったわけだ。
確かにフィギュアとポスターと本をまとめた国際郵便の送料なんて、即答できるものではない。
もしや彼はその荷物を持って郵便局へ行き、料金を確かめていたりして。
イラストレーターやトイデザイナーとして成功しただけでなく、3年連続でエミー賞に輝いたTVアニメTeacher's Petのエグゼクティブ・プロデューサーが、である。
Tobyトビー(左上の写真の無数のヌイグルミまたは右上の絵の少女の膝上のキャラ)やDumbLuckダムラックなど、 奇妙なキャラクターの生みの親。a0077842_20424437.jpg
DunnyダニーやQeeキューイでもゲーリー節を発揮している。
あの体中にプリントされたダークでドープなシミには、幾重にも折り重なった物語のレイヤーが潜んでいるような、見つめるほどに引き込まれるカワイク残酷な魅力。
当店では、すでに絶版となって久しいゲーリーのフィギュアを含む圧倒的なコレクションを披露する。
乞うご期待!
by tomenosuke_2006 | 2006-07-14 21:03 | ロウブロウアート
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