キッドロボットの新作、ウェスタンもの。
初公開時はもちろん、リバイバルのときも映画館に足しげく通い、その後もビデオやDVDを買い、いやっていうほど繰り返し観てきたマイ・フェヴァリット・ムービー。
寝るまえにつけたWOWOWで偶然やってたもんだから、つい最後まで、ぼんやり付き合ってしまった、昨夜のこと。
これって、ヒマだからという理由では絶対ないと思うのだけれど。
あなたも、そんな経験ありませんか?
DVD持ってるんだから、その気になればいつでも観られるというのに、たまたまTVでやってたというだけで、観てしまう。
新作と対面するときのような胸の高鳴りなどいまはなく、どんなに起伏に富み、危険で緊迫した場面が連続しようとも平気、何も期待しない、いつでもトイレに立てる。
電話がかかってきたら、迷うことなくボリュームを下げるか灯を落とすことさえできる。
観なくてもすむけれど、でも、あれば観る。
べつにお腹が空いてるわけでもなければ、どうしてもそれを食べたいというのでもない、そこにあったからムシャムシャしまいまで食べてしまうかっぱえびせんのような感じ、ようするに生理的。
理屈抜きの、むしろ感覚や本能に従い観る映画。
前置きが長くなってしまったけれど、そういうマイ・フェヴァリット・ムービーの1本が昨夜のワイルドバンチ(↓ 店主高校1年生の1969年公開)なのだった。
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バイオレンス映画の巨匠サム・ペキンパー監督作品。
西部劇の最高傑作とか、最後の西部劇といわれているが、店主にとっては、もはや、かっぱえびせんの如き映画である。
ワイルドバンチは当時乱作されていたマカロニ(イタリア製)ウェスタンを蹴散らす本家アメリカの最終兵器だった。
高1の店主にとっては、それよりもまえに公開され、マカロニ・ウェスタン・ブームの火付け役となったセルジオ・レオーネ監督&エンリオ・モリコーネ音楽&クリント・イーストウッド主演による“荒野の用心棒”(1964年)と“夕陽のガンマン”(1965年)と“続・夕陽のガンマン”(1966年)の、もっとも重要なマカロニ3部作を初公開時に見逃し、サントラ聴いて我慢するばかりだったから、ますます“ワイルドバンチ”に取り憑かれたというよりは取り憑いたのかもしれない。
そんな3作品のうち、リバイバルだったかTVだったのか、いまでははっきりしないのだけれど、最初に観たのが“続・夕陽のガンマン”である。
原題The Good, The Bad and The Ugly(善い奴、悪い奴、汚ない奴)のとおり、3人のガンマンの物語。
善い奴(とはあまり思えない)がイーストウッド、悪い奴がリー・ヴァン・クリーフ、汚ない奴がイーライ・ウォラックという絶妙の三角関係で、銃を頼りに大金を奪い合う見せ場たっぷりのアクション大作。
絵付きでモリコーネの音聴くのも、また格別だった。
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もうじきキッドロボットから届く荷物の中に、これがシリーズ10作目のキッドロボット3点セット(各800個限定)がある。
じつはこの新作、ウェスタンのコスチュームに身を包み、その名もThe Good, The Bad and The Ugly・・・“続・夕陽のガンマン”のタイトルをいただいているのだ。
デザイナーはおなじみのホアック・ジー。
映画の3キャラをモデルにしたというよりは、西部劇ごっこを楽しむかわいい少年のよう。
例によって付属のアクセサリー類も手が込んでいて、早くイジってみたい。
日本ではまだまだ無名のこのシリーズだが、当店ではシリーズ3と4(それぞれ1種類ずつ)以外はぜんぶ在庫している、いまのところ。
古いシリーズはレア過ぎて、これから見つけるのは至難の業だ。
あったとしても、プレミアがついてあまりにも高額。
やっぱり限定のオブジェモチャは発売時に買うのがいちばん賢いのだと、ついセールストークになってしまう商売熱心な店主なのでした。
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いまではけっこうなボリュームに成長したキッドロボット・シリーズの紹介、近いうちにさせていただきます。
強硬で、魂に刺さるような本物の映画・・・何度でも繰り返し観たくなるような映画になかなか巡り合えないばっかりに、いつの間にかオブジェモチャ仕入れることが、かっぱえびせんと化したこれまた商売熱心な店主でした。
余談ですが、アメリカではマカロニ・ウェスタンのことをスパゲッティ・ウェスタンっていうの、知ってました?
by tomenosuke_2006 | 2006-10-07 10:28 | イマモチャ
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