Apple logo
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留之助ホームページの、まだぜんぜん手ぇつけてないカテゴリーに“ロウブロウアート”っていうのがあるんだけど。
ゲイリー・ベースマンティム・ビスカップ、シオナ・ホンフランク・コジックホアックー・ジーはじめ、店主びいきのアーティストたちの日本ではめったにお目にかかれない作品を、きちんと額装して販売するコーナーだ。
もちろんモノはある、でも、撮影がはかどらない。
店主や店長の腕では、どうにも額のガラスの反射やら、光のまわり具合やら、色味の再現性に問題ありで、ここはやっぱり従弟のカメラマンにお出まし願うことに。
ただいまスケジュール調整中、んで、在庫をチェックしてみると。
高山市のお店の2階のストックルームにある一連の作品はだいたい把握できてるんだけれど、下呂温泉の別荘に額装前やら済みのがけっこう置いたままになっている。
(高山市から下呂温泉までクルマで片道約1時間、50キロの道のり)
それで、ちょうど昨夜下呂温泉水明館で“神田川俊郎ディナーショー”のご馳走いただいたついでに別荘へ寄ってみると・・・大発見!!!
アンディ・ウォーホルの1985年(もしかしたら84年だったかも)の“APPLE Macintosh”を書庫の奥に片づけてたの、思い出した。
ウォーホルの言葉「ぼくは真四角に絵を描くのが好き。縦と横、どっちが長い方がいいかなんて考えなくていいから」のとおり、1辺が1mの大きな正方形の標本箱風の額におさめられた傑作だ。
右下にウォーホルが鉛筆書きしたエディション番号“45/190”の文字とサイン。
なぜ標本箱風かというと、デリケートなシルクスクリーンやサインに直接額のガラスを触れさせないため。
空調効かせた書庫に置いてたからコンディションは抜群、15年前に手にしたときと寸分変わらない。
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このシルクスクリーン、2度ほど店主の元を離れかけた過去がある。
1度は熱烈なMacユーザーの友人に乞われて手放すことにしたものの、それを知った彼の奥さんの猛反対であえなく破談に。
教訓その1、男子たる者、趣味にお金を投じる際、女房にお伺いを立てるべからず、だ。
2度目は売る気になったついでにヤフオクに出品してみた。
これの相場が230万円といわれていた10年前、150万円で出してみると、結構な反響。
2、3人から同じ質問がよせられた、前向きに購入を検討していますが鑑定書はありかすか?
そんなもん、フツーございません。
ウォーホルがこの作品を発表したとき、鑑定書付きで売られたわけじゃないんだから。
たとえば店主が購入したLAの美術商に10ドルも払えば書いてもらえるけれど、そんな紙切れのどこが重要なんだろう。
だから店主、持ち合わせていない。
なによりウォーホルのサインが本物の印、じゃダメなの?
結局だれ一人、入札者は現れなかった。
教訓その2、それが本物であることの、作品以外の拠り所が必要なんだね。

そういえば店長からこんなこと聞かされた。
じつは当店、販促にヤフオクを利用してるんだけれど、商品によってIDを使い分けることになり、最近、新しいのを取得、さっそく出品した。
すると、値切る人、入札まえからクレームつける人、中でも本物なのかと聞いてくる人が多いんだって。
新規の出品者だから信用ないんだね、しかたないか。
でもコジックのジャングルマジック、どうやって本物を証明すればいいんだろう。
教訓その3、何をもって偽物だっていわれるんだろう、APPLEマークはこんな色してないよ、なんていわれる日が来るのかも。
by tomenosuke_2006 | 2007-01-22 19:35 | ロウブロウアート
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