ピンク・ティーターをめぐる不可解な出来事。
「2月15日木曜日、東部標準時間午前11時にティーターは放たれるだろう」
キッドロボットのオンラインショップに載ったJLED(ジョー・レッドベター)の新作ピンク・ティーターの発売予告コピー、なかなか挑発的だね。
最近のJLED人気の盛り上がりぐあい、彼の旧作絶版トイの異常な値上がりぐあいなど考えると、限定数2600個はけっして多いとはいえない。
1989個限定で即市場から消えたオベイ・ジャイアントの例もあることだし、キッドロボットの語気も少々荒く、早くしないと買い逃すぞとでもいいたげだね。
このピンク・ティーターはキッドロボットから出た前作オレンジ・ティーターのバリアントで、オレンジを別名ミスター・ティーターと呼んだように、今作はミセス・ティーター、ふたつそろってはじめてティーターご夫妻のできあがりだ。
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けれどピンク・ティーターをめぐる不可解な出来事が起きてたんだよ。
この新作ピンク、発売まえだというのに、つい最近までebayに出品されては落札されるという状態がつづいていた。
どれも同じIDによるイギリスからの出品で、何があったんだろうと気になってたわけだけど、なんとなく分かってきたよ。
きのう届いたキッドロボットからの別件メール、「S/H(shipping & handling=配送と出荷)の関係でコジックのリリ・ギンプを発売日より1週間早く届けましたが、いかなる場合も新製品の販売は発売予定日を厳守してください」。
うちのホームページをまめにチェックしてんだねぇ。
そう、留之助商店は世界のどこよりも早く、もちろんキッドロボット本店よりも先にリリ・ギンプを売り出しちゃってたんです、別にいいと思ってね。
これと同じようなことがピンク・ティーターに起きたんでしょ。
さて、そーいうピンクだけれど、海外で予想されるような奪い合いの心配は日本じゃないと思うよ、世界のコジック・ファンが待ちわびたリリ・ギンプだって、こっちじゃぼちぼちなんだから。
アメリカンなオブジェモチャにとって日本はまだまだな市場だってこと? いろいろがんばらなくっちゃね。
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by tomenosuke_2006 | 2007-02-08 14:22
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