鉄砲野郎、徳さんのミリポリを紹介ね。
a0077842_145335100.jpg
サカイマシンツール製の旋盤でピストルフレーム削ってるこんな写真載せたら、店主、何か銃器密造に関わってる悪い人みたいで物騒だよね。
でもご安心、これは人知れず(密造とそんなに変わらない?)カスタムガン製作に没頭する我らが徳さんの工房。
ハートフォード製HW(ヘビーウェイト)樹脂のM19をベースに使った38M&P(ミリタリー&ポリス=通称ミリポリ)製作中のビハインド・ザ・シーンなんだよ。
すでに完成モデル10数挺は専門店経由で売却済み、留之助に注文してもムリだから。
徳さんとはもっとSF映画寄りの物凄いヤツを開発中で、今回の写真も以前の徳さん作品(リベリオンのクラリックガンやボーチャード・ピストル)同様、彼の並々ならぬ拘りとスキルの高さを知ってもらいたくってのご紹介。
下がミリポリTOKUSANバージョンの完成写真、さらにその下に製作過程のハイライトを追加リンクしてるんで見てくださいな。
a0077842_1544862.jpg




a0077842_18324736.jpg
1.ハートフォード製M19の357マグナム用シリンダーをオールド・ミリポリの38口径用に改造するためシリンダーのフルート(溝)を削る。徳さん、そのために専用の刃物まで自作した。
2.左がハートフォードのマグナム用シリンダー、それを38口径用に短く切り落としたのが中央と右のシリンダー。
3.ここらへんが徳さん印のスゴイとこ、カウンターボアードも徹底修正。
4.カートのリムが収まる凹みを埋めてフラットに仕上げた(右)。
5.ガスリングはスチールで再現。
6.もちろん安全対策も万全だよ、シリンダーを切り詰めた関係でインサートがなくなったため、新しいインサートを埋めた。
a0077842_18375750.jpg
7.ムクのアルミ板からハンマーを削り出す。
8.左から右へ、単なるアルミ版が徳さんの技でハンマーへと進化する。
9.ハンマー完成、ハンマーノーズはハートフォードのものを流用した。
10.2インチのバレルの原型をフルスクラッチ。
11.上の白くて四角いのがバレル用のシリコン・モールド、中央のグレーのバレルが原型、下の黒いバレルがミリポリに採用したウレタン樹脂製。
a0077842_18411153.jpg
a0077842_18455845.jpgもちろんウォールナットのグリップも徳さん印、随所に拘りが秘められている。
オールド・ミリポリ特有のネジ周りをダイヤ形に残してチェッカリングを施し、グリップ裏側の円盤を実物のプレス製に似せてアルミの削り出しで再現もした。
さらにネジもステンレスと真鍮の削り出しで徹底的だ。
仕上げはスプレー塗装のあとサンドぺーパーとコンパウンドで研磨してオールフィニッシュ。
徳さんが目指しているのは、美術工芸品に限りなく近いヨーロッパのハンドメイドによる帆船模型やミニチュアカーの水準なんだよね、つまり世界一のレプリカガン。
店主、あわてさせる気は毛頭ないけれど、早く見たいよね、アレ、SF映画寄りのヤツ。
by tomenosuke_2006 | 2007-05-30 19:17 | プロップ
<< 12時間で売り切れ、ゲイリー・... やっとホット・チャチャチャが来る! >>