だんだん引ぃてるんですが。
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店主、あれだけ入れ込んだSRT(スーパーラッドトイズ)のニンギョー・プロジェクトだけれど、最近は心情的に“男心にも飽きの空”なのだった。
お店でお客さまにこれって何ですかとたずねられ、日本の伝統文化の冒涜ですなんて、売る気あるのかないのか分からない説明してるんだから、我ながら困ったもんである。
グレッグ“クラオラ”シムキンズ作品(上)あたりから、オヤ?って思うようになった。
トキドキ→コジック→ダレク→ミスター・ハン→プラスチックゴッドと続いた歴代ニンギョー・プロジェクトには、御所人形にこんなことしていいんでしょうか、のようなユーモアを感じたものだけど、クラオラ・ニンギョーは枕元に飾るにはちょっと怖い和風を吹かせてる。
ユニヴァーサル・モンスターの国にして四谷怪談寄り、オーダー入れないでいたら「残り僅少」っていう知らせが届いた。
御所人形の素体というのはブランクのダニーやテディ・トループスとはずいぶんと異なり、つぶしのきかないリアルな体形にチャンチャンコ着用ときてるから、スキン・デザインにもけっこう制約がつくんだと思う。
そういう意味でも何ヵ月かまえ、NYのグラフィティ・アーティストCOPE(コープ)デザインの左下のプロトタイプを見たときは面白いと思った。
が、その後、右下のように目と口が墨入れされて、ちょっと残念な気がしたのだった。
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クラオラ僅少のお知らせとともに12月発売のJim Koch(ジム・コッホ)作品の予約受付も。
女流カメラマンのJustice Howard(ジャスティス・ハワード)とともにTOYS KILLというけっこう過激なアート・チームを結成、ちょうどいまLAのMELTDOWN comicsではふたりの作品展が開催中だ。
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ジムの絵や彼の手になるカスタム・フィギュアをはじめて見たとき、とくにピエロをモチーフにした作品を見て、ちょい昔の映画パペットマスターを連想したものだ。
人格を持つ人形、仮面で隠したもうひとつの顔、真実は見えないところにある、哀愁と深淵の怒り、パペットマスターのエッセンスであるところの怪奇な面白さがジムの作品にも満ちているではありませんか。
そして今度のニンギョー・プロジェクト(下)はというと、もう、ほとんどヤバいでしょ。
チャンチャンコをバイカーのレザー・ベストに仕立てたあたり、コジック・ニンギョー的だけど、同じSRTのミスター・カートゥーンのLost Angelでさえ尻込みしそうな厳しいデザイン。
ちなみにオレンジが300個限定のレギュラー版、グリーンが200個限定のショップ・エクスクルーシヴなんだよ。
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んで、予約入れると思います?
最低ロット8個で、いつも展示用と店主の個人用を抜いて5個〜6個売れ残る商品ですよ。
つまり、ほとんど売れないってことなんです。
12月、もし入荷新着情報でジム・コッホ・ニンギョー見かけるようなことがございましたら、一方で飽きたといいながら、ついつい仕入れてまう店主の心の葛藤、察してやってくださいな。
by tomenosuke_2006 | 2007-10-24 23:15 | イマモチャ
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