女流作家の3冊。
留之助書店オープンをまえに、あとちょっと入荷済み書籍の紹介にお付き合いくださいね。
今回はどれも女流作家のロングセラー本やら新刊で、なかには留之助のオブジェモチャ部門でお馴染のアーティストもいらっしゃる。
とにかくウチで扱う洋書は見て十分楽しめる画集や写真集ばかりだから、つまり英語が少々苦手でも想像力豊かならぜんぜん問題なし、とくに今回のは絵本だからね。
大人が欲しくなる絵本、親子で遊べる絵物語、そんなところでしょうか。
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まずはポップアップの仕掛け付きロングセラー、Animus By Seonna Hong
“アニムス”、つまり“敵意”という題名のこの絵本は、どう猛な犬と出会ってしまった動物好きの女の子のお話だ。
ユング心理学で女性の無意識内にある男性的特性をアニムスっていうけれど、ここでは犬の性質そのものを指していて、主人公はどこまでも心やさしい女の子。
ある日、大きな黒い犬に吠えつかれ、なぜそんなに敵意をむき出しにされたんだろうと悩み、夢にまで見て・・・。
シオナ・ホンの描く東洋的でレトロで無音の安全地帯、サイレント映画をスローモーションで眺めるようなタッチを未体験の方は、この機会にぜひどうぞ。
縦18.5センチ×横13.5×厚さ3センチのかわいいハードカバーです。
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こちらはTeenie Weenie Tales by Miss Mindy(上)とPrincess La La and the Little Bee by CJ Metzger(下)の2冊セット、それを収める箱にはArtist Sisters: Box of Storiesの文字が。
在庫わずかのオブジェモチャディンクの作者ミス・ミンディと、これまた在庫僅少のいたずらマーヴの作者CJ・メッツガーのアーティスト姉妹による絵本競作。
前者はアンティック・コスプレの大好きな独身で姉のミス・ミンディらしく滑稽で気まぐれで愛くるしく、後者は4才の女の子の母親でもあるCJそのものの暖かくて詩的でチャーミングな内容だ、っていう抽象的な解説ではナンの参考にもならない?
つまりそれぞれ作者似の本であって、本同士はまったく異なる作風だといいたいわけ。
似て非なるものっていうのかな、18センチ×18センチのハードカバーです。
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この人の絵をもとに作られたフォークアートっぽい木のオモチャがたまに個展会場で限定販売されたりするんだけれど、欲しくってしょうがない、いつか手に入れたいと思ってる。
Popping Through Pictures By Amanda Visell
これは上で紹介した3冊のストーリーブックとはちがい、一貫した物語も主人公さえいない。
アマンダ・ヴィゼルの絵はひとつひとつに物語を秘め、それを見つける遊び、描かれた絵の次の瞬間を空想する楽しみに満ちている。
あえてここでは破壊的だったり残酷をうまくカムフラージュした大人向けの傑作は引用しなかったよ、縦24センチ×横19センチ×厚さ2.5センチのハードカバーをちゃんと買ってアマンダワールドを堪能してもらいたいからね。
by tomenosuke_2006 | 2007-11-29 22:26 | 書店入荷新着情報
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