マッドな感じについて。
a0077842_11292434.jpg
Mad(上)とSket-One(下)をよく混同してしまうのは、ふたりがストリートでデビューし、オブジェモチャの世界へ呼ばれて、よく似たシリーズで顔を合わせているから。
だけじゃなく、とってもアメリカンなんだな。
たとえばマッドがデザインしたニンジャ・ダニーとホアック・ジーのシノビノモノを見比べてみるといい。
ホアックのはネーミングからして日本通な感じがするし、顔だってサンリオ系でしょ。
一方、マッドはというとショー・コスギ(ケイン・コスギのお父さん)が主役をつとめ、マコが悪役で出てくるような、なかなか日本では観られないB級アメリカン忍者映画の匂いがプンプンする。
それにだね、日本のアニメや特撮TVの影響を口にするアーティストが多い中で、少なくともマッドとスケット・ワンからそんな言葉は聞かれないのだよ。
a0077842_11403762.jpg
一途に彼らはアメリカ的であり、カートゥーン(漫画映画)創成期のウォルト・ディスニーをはじめ、ベティ・ブープやポパイのフライシャー兄弟にバッグス・バニー率いるルーニー・テューンズの生みの親チャック・ジョーンズ、それにウッディー・ウッドペッカーのウォルター・ランツたち、古き良き時代の作風が頭から離れないように思える。
軽快な音楽とか、あっけらかんとしたタッチ、ヴァイオレンスだって痛そうだけれど笑って眺めていられるようなハッピー・ハッピーな感じ。
もしふたりに大きなちがいがあるとすれば、マッドは中西部のカンサス・ベース、スケットは北東部のコネチカット・ベースということかなぁ、アメリカ・オブジェモチャ界でも特筆されるじつに漫画映画的な両横綱なのである。
なんでこんな話をしてるかっていうと、マッドがこの度イギリスで個展を開催することになり、遠征記念の20〜25部限定サイン入りポスター4種類をちょこっとだけ回してもらえたから。
留之助書店の方にアップしときます。
a0077842_11504054.jpg

by tomenosuke_2006 | 2007-12-21 12:15 | ロウブロウアート
<< すみません、このプライスにお付... ナポソロDVDの入荷状況・その2。 >>