かに座・第1星団をよろしく。
去年の夏、SDCC2007のTOY QUBEのブースでトイデザイナーのキース・プーンと名刺交換したときに見せられたのが下のポスター。
キースと同僚のクリム・コジンヴッチが彫刻した3.5〜4.25インチのフィギュア5種類×3=15を、アメリカ・カナダ・ヨーロッパの15人のアーティストがそれぞれスキン・デザインするっていうインターナショナルな企画だった。
その名もKANIZA(かに座)。
まずは最初の個性豊かな15種類をCLUSTER 01(第1星団)と名付け、年内(2007年)には完成すると語っていた。
キースが生んだ変種カンザー兄弟のミニチュア版もラインナップされてるように、かに座フィギュアのコンセプトはカンザーとまったく同じで、どれもキャップ(帽子)をはずすと中から別の顔が現れる。
表の顔と裏の顔、本音と建前、二枚舌・・・ま、とにかく一粒で二度おいしい仕様なのだ。
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と、ここまで書いてきて、ふと、なんでかに座なの?って疑問が頭をもたげ、よーく調べてみると、かに座のカニはまっとうな蟹じゃないんだね。
どうも友情に厚いがマヌケな化けガニらしい。
アミーモーネっていう沼で怪物ヒドラと仲良く棲んでいたある日、怪力ヘラクレスがヒドラ退治にやって来て、化けガニが親友のヒドラを助けようとヘラクレスに立ち向かったものの、あっけなく踏み潰されてしまったとか。
哀愁と憧憬のようなもの、感じませんか?
こーいうの好きです。
完成した暁には留之助でも仕入れさせてもらうからとキースに約束してからおよそ半年、12月はじめにNYでリリースパーティが開催され、ついに出荷がはじまった。
ぜんぶで15種類のかに座の仲間の第1星団、じっくりご覧ください、なかなかいいから。
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↑ 左から、レギュラーサイズのロータス・カンザーやジリクスでお馴染のアンドリュー・ベルのスクィッド、フランスのBuplaのスクィッド、イギリスのキャンディキラーまたの名をブライアン・テイラーのスターフィッシュ。

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↑ 左からスペイン・バルセロナのCharuca(チャルーカ)のスクィッド、日本アニメに影響を受けたという名古屋にも住んでいたことのあるカナダ・バンクーバのDacosta Bayley(ダコスタ・ベイリー)のスターフィッシュ、キッドロボットで3インチ・ファットキャップをデザインしたストリートアーティストDevious(デヴィアス)のスターフィッシュ。



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↑ 左からFILTH(フィルス)のハンマーヘッド、LAベースのJesse Hernandez(ジェシー・ヘルナンデス)のハンマーヘッド・ジャーク、Julie West(ジュリー・ウェスト)のボックスフィッシュ。

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↑ 左からかに座プロジェクトの発案者Keith Poon(キース・プーン)のミニ・カンザー、NYのKenn Munk(ケン・ムンク)のミニ・カンザー、Mike Burnett(マイク・バーネット)のボックスフィッシュ。

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↑ 左からプロジェクト・ネプチューンの作者Sam Fout (サム・フォート)のミニ・カンザー、オランダ・ロッテルダムのアーティスト・コンビSauerkids(ソアキッズ)のハンマーヘッド、Steven Daily(スティーヴ・デイリー)のボックスフィッシュ。
by tomenosuke_2006 | 2008-01-14 00:05 | イマモチャ
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