ヴェルベット・ハマー・バーレスク。
こちらのゲシュタルテン出版のハードカバー『The Velvet Hammer Burlesque』(ヴェルベット・ハマー・バーレスク)は、オブジェモチャとはほとんど無縁、しかも裸体続出、留之助書店で扱うにふさわしいかは、はなはだ疑問の仕上がりとなっておりますが。
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本題のまえに話は突然、アクロバティック・サーカス集団CRIQUE DU SOLEIL(シルク・ドゥ・ソレイユ)について。
じつは店主、シルク・ドゥ・ソレイユの往年のファンで、1990年にサンタモニカ・ビーチで上演されたA Nouvelle Experience(ヌーベル ・ エクスペリエンス)以来、ラスベガスで1回、日本でもSaltimbanco (サルティンバンコ)からこっち、だいたいの公演を観てきた。
が、なんといっても18年前のサンタモニカ・ビーチにしつらえられた大テントでの最初の遭遇は、人生に影響を及ぼした7大娯楽のひとつである。
サーカスだと聞かされて行ってみると、あの苦手な動物の排泄臭が一切しないのにまずホッとし、すり鉢状の客席から眺めるあの手この手の出し物、その彩り、音のよさに酔いしれ、テントが破裂しそうなほどに充満した演者たちの発するオーラの中で、ついには心地よいトランス状態に陥ってしまった。
テント入り口でモギリをしていたのも、指定席への順路を教えてくれたのも、あるいは公演後、出口でCDやパンフレットを売っていたのも、じつは全員が本番の衣裳を着けた出演者たちだと分かり、ますます感激した。
シルク・ドゥ・ソレイユがまだ大道芸人の一団だった時代のこと、彼らとの尊い共生感は、その後いかなる公演でも味わえない。
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そこでLAに生まれたヴェルベット・ハマー・バーレスク(上の写真)なのである。
いまでは他人行儀なシルク・ドゥ・ソレイユに代わるカブリツキの醍醐味満載のパフォーマンス集団、ただしストリップ一座。
彼女らのステージとビハインド・ザ・カーテンの両方を追いかけた同名の写真集を手にしたとき、これだけでLAへ行くに十分な理由が見つかったような気がした。
踊り子でステージ監督のMichelle Carr(ミッシェル・カー)率いるヴェルベット・ハマー・バーレスク一座は、古き良き時代のアメリカンレビューのダーティなパロディ(バーレスク)であり、アクロバットダンスとお色気いっぱいのユーモアを売り物にしている。
古い時代のレビューだから、いまどきのトップレス・バーのダンサーやプレイメイトのようなシリコン整形美人はひとりもいない。
ミッシェル・カーの言葉をかりれば「ノー・フェイク・ボディ・パーツ」。
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神が授けし手付かずの生身、むしろ放ったらかしの皮下脂肪をものともしない勇気とユーモアの強力なカクテルといったところ、泥酔まちがいなしなのだ。
いい女の概念を変えてしまうかもしれない写真集『ヴェルベット・ハマー・バーレスク』は、144ページ、フルカラー、24x32センチ。
先に紹介した『アーバンアート・フォトグラフィ』とともに本日入荷しましたので、送料や関税など計算して、のちほど留之助書店に平積みします。
こちらのMOTION CONTENTの文字をクリックするとミッシェル・カーの説明とともにショーのハイライトが拝めます、購買欲が高まること必至、ぜひご覧ください。
ところで人生に影響を及ぼした残り6つの娯楽のひとつが、18才の時に観てしまった京都DX東寺の裸踊りだなんていったらヒンシュクを買うよね。



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by tomenosuke_2006 | 2008-05-08 00:00 | 書店入荷新着情報
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