スパイ・ファン必携のハンドパペットです。
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確か月光仮面だったような気がする。
石膏か紙粘土製の頭と手が、底の抜けた袋状の衣裳に縫い付けられた、とてもチンケな指人形で遊んだような。
けれど、あまり盛り上らなかったような。
指人形でひとり遊びするのはさびしすぎると思ったし、かといって人形劇の相手をしてくれるような友だちもいなかった。
というより人形劇というこじんまりとした遊び、人形そのもののチンケさが、こども時代の店主を本気にさせてはくれなかったのだ。
で、上の画像は店主のペーパーコレクションの1枚、月光仮面より遅れることおよそ6年後の1966年にアメリカの大手玩具メーカーGilbert社が小売店向けに作った指人形の新製品案内である。
こんなのだったらすすんで買いましたよ、4つともね。
もちろん弟に『ゴールドフィンガー』のオッド・ジョブとか『サンダーボール作戦』のラルゴを演じさせ、自分は右手にボンド、左手にイリアで人形劇の主人公となり、徹底的に悪者を退治したはず。
ま、そういうギルバートのハンドパペット・イリヤを、やっと見つけ出したのでした。
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けっしてソフビが年とともに硬化したわけではないでしょう、この厚み、この構造では、宣伝文句にあるようなリアリスティック・アクションなど到底ムリ。
プライアブル(柔軟で曲げやすい)ビニール・マテリアルなんていってるけれど、前方屈伸が関の山だ。
とかなんとか、批判じみたことをいう気は毛頭ございません。
ひとえにこういうオモチャが少年向けに作られた1960年代にクスッとなるってこと。
そういう気分が好きで留之助商店はイマモチャだけでなく、60年代アメリカの少年トイの宝庫も目指しているという、報告でした。
by tomenosuke_2006 | 2008-05-11 22:20 | ムカシモチャ
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