シェパード・フェアレイの最近のお仕事集。
褪せた赤や深緑や黒を基調に、細密な文様とハイコントラストの人物等を巧みに重ね合わせたシェパード・フェアレイ(=OBEY)の特徴的な絵。
かつてサンディエゴのストリートに始まったアートによるアジテーションはLAへと舞台を変え、ますます政治色を強めていった。
2007年2月、Alliance for Children's Rights(子供の権利を守る会)への寄付を募るチャリティ・オークションに出品されたシェパード作品は、バラの花がのった手榴弾を抱える少女の頭上を爆撃機が飛んでいるというショッキングな図案で、反戦や盲目的なナショナリズムへの警鐘を強く感じさせた。
そんな彼の思想は同年6月から7月にかけてNYのJonathan Levine galleryで開催された個展E Pluribus Venomで一層の深化を示すことになったのだった。
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なんて観て来たような口調になっちゃったのは、E Pluribus Venomに出品された作品のすべてと、その大規模な展覧会風景を記録した同名の作品集が送られてきたから。
例の手榴弾少女のバリエーション作品も収録されている。
ノーマン・ロックウェルをモチーフにしたと思しきもの、ヒッピー時代の匂いに満ちたもの、ロックンロールなヤツ、とにかくいちばん新しいシェパードが、汚れた紙幣をモチーフにしたハードカバー145ページ、縦314×横240×厚さ20mmの本に詰め込まれているのだ。
本日より留之助書店で発売開始。
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シェパード・フェアレイとえいば忘れてならないのが、彼がクリエイティブ・ディレクターをつとめ、毎回1ページ、もしくは見開きで新作を発表している雑誌SWINDLE。
その最新18号と、希望者全員に行き渡らずご迷惑をおかけしたゲイリー・ベースマンの不気味なビンテージ写真コレクションが載る17号がもうじき入荷する。
それと一風変わったシェパード・グッズ、Rebel Arts Blank Book(反逆画空白本?)が大量に。
シェパードの装丁になる9×14センチの中味真っ白のハードカバーで、ノートやスケッチブックに使える便利帳、一家に一冊いかがですか。
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by tomenosuke_2006 | 2008-10-07 23:59 | 書店入荷新着情報
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