“の”と“が”のちがい。
1951年のハワード・ホークス監督作『遊星よりの物体X』が1982年にジョン・カーペンター監督によってリメイクされ『遊星からの物体X』と改題されたように、1950年の『地球の静止する日』のリメイクは今年12月『地球が静止する日』となって公開される。
物体Xの“より”と“から”のちがいは明白だった。
植物のDNAを持つ人型の怪物(フランケンシュタイン風)が“より”であり、映画を食い潰すほどに強烈なロブ・ボーティン作のドロドロ変幻自在クリーチャーが“から”。
ではロバート・ワイズ監督というよりは、むしろマイケル・レニーが演じたあの哀愁の異星人クラトゥの“の”に対し、リメイクで異星人を演じるキアヌ・リーブスの“が”がどこまで迫れるか、それが問題である。
新作の予告編をみるかぎり、キアヌの肌荒れた顔が気になる。
知的でイノセントな異星人にはニキビの跡やカミソリ負けのあばたがあってはならない。
マイケル・レニーから『地球に落ちて来た男』(1976年)のデイヴィッド・ボウイへと受け継がれた男前宇宙人の系譜がこの12月、ついに絶たれるような、一抹の不安を感じないではいられないB級SF映画で育った店主なのだった。
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ところでどーですか、“が”の予告ポスターには“の”のロボット・ゴートのようなシルエットが描かれていて、もはやキアヌ・クラトゥより新ゴートに興味が走る。
そのゴート、これまでもソフビやガレキやブリキで商品化されてきたけれど、傑作はビリケン商会のハマ・ハヤオ氏原型担当のソフビキットにつきた、このAmok Time製の16インチ(41センチ)もある最新ソフビ・ゴートが出るまでは。
これこそハヤオ・ゴートに匹敵する存在感、頭や腕など6カ所の可動部を備えている。
本来なら映画系アクション・フィギュアはその道の専門ショップにおまかせしているんだけれど、つい往年の趣味が抑えきいれずに衝動仕入れてしまい。
分かる人に購入いただきたい、なんなら“の”のモノクロ・スチールをプレゼントします。
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by tomenosuke_2006 | 2008-10-10 19:00 | Sci-Fi Classicモチャ
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