ハイ・フルクトース9号。
年4回発行の季刊から近く隔月刊化になるといから人気のほどがうかがえる、世界のもっとも旬なアーティストたちの名品に遭遇できるフルカラー100ページの美術館、ハイ・フルクトースの最新号が入荷した。
確かに留之助書店でもはじめは卸売りミニマムの10冊を仕入れ、この傑作誌の拡散と浸透を目論み原価販売したり高額商品にオマケで付けたりしていたけれど、いつの間にか20冊がみごとに完売するようになり、この9号では試しに30冊注文かけてみた。
たかが30冊、されど30冊は客足もまばらな当書店では奇跡に等しい。
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オランダの画家Chris Berensの新作紹介にはじまり、店主勝手にアルマゲドン・アーティストと呼ばせてもらってるJeff Gillette、NYをベースに創作活動する韓国生まれのStella Im Hulteberg(このまえNYで彼女作の黒髪の美女のジェラスキンを貼ったMacBookを見た)、世界一不気味な人形作家Liz McGrat、前号でインタビュー記事が載っていたTara McPhersonなど、相変わらずヒネリの利いたラインナップである。
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今号でスポットを浴びる日本人アーティストは小谷元彦(Odani Motohiko)。
以前、日本有数の現在美術コレクション高橋コレクションのサイトを拝見させていただいたとき、モニター越しにはじめて小谷さんの作品に触れ、計り知れないエネルギーを内包する鮮烈と静謐が一体となったオブジェ数作に茫然自失した。
で、去年の夏に東京白金の山本現代で作品展があることを知り出かけてみると、なんと休館日で、ひさしぶりに地方に住む身を恨んだものだった。
そういう小谷作品にまさかハイ・フルクトースで遭遇できるとは、9号中もっともヘヴィなページである。
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by tomenosuke_2006 | 2008-10-17 23:59 | 書店入荷新着情報
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