その他のビップラ(BIC Plastics)モノ、3の1。
古典SF映画のおいしいところを3Dアニメで料理し直し、21世紀の食卓にならべてみました。
っていう感じのロンドン在のアニメーターNicolas LESAFFRE(ニコラス・ルサッフル)のショートムービー、Vinyl's Attack(ビニールの攻撃)は、1950年代や、それよりもっと昔のSF映画を観たことのあるお年寄りや物好きさんなら、ほくそ笑んでしまうこと間違いなしの傑作である。



オープニングのBGMにティム・バートンの『マーズ・アタック』(1996年)を連想する人も少なくないと思うけれど、バートン作品もまた50年代SF映画の絵や音を片っ端から引用しているからね。
で、ざっと観、Vinyl's Attackは順番に『宇宙水爆戦』(1955年)、『水爆と深海の怪物』(1655年)、『クロノス』(1957年)、『メトロポリス』(1927年)、『キング・コング』(1933年)、『世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す』(1956年)などを思い出させてくれて心はなごみ、終盤、空飛ぶ円盤がEP盤になり、BGMがハービー・ハンコックのRock itのリミックスにフェードイン、ついには全地球がディスコ化してしまうという、ほどよくシャレのきいた仕上がりで歯切れよい。
さらに主人公(?)の地球侵略ロボットがレトロなデザインで好感がもてるのだ。
つまり『地球の静止する日』(1950年)や『世紀の謎・空飛ぶ円盤地球を襲撃す』のメタルロボットよろしく、中に入ったスタントマンの動きにくさ、辛さが大いに想像できるムリムリのプロポーション、これがひとえにイカス。
が、この侵略ロボットをソフビ化してしまったビップラ(BIC Plastics)の向こう見ずさはもっとイカス。
そう、高さ10インチ(25センチ)、幅はその1.5倍もありそうなこんなの500個も商品化しちゃって大丈夫なのかしら、とにかく日本国侵略はこの留之助が片棒かつがせていただきますのでご心配なく。
注)下のCGはショートムービーの一場面に似ていますが、これはこれで別製作のプロモーション用静止画です、誤解のないように。
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by tomenosuke_2006 | 2008-11-15 12:22 | イマモチャ
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