黄金のコイビト。
去る9月、NYで目一杯仕事をしたあと移動した先のLAでは、ひとつだけアポをこなして、あとはのんびりを決め込むつもりでいた。
そのアポこそ、コイビトのヨースケ・ヤマモトさんのアトリエを訪ねること。
用意周到に日本からコンタクトをとり、日取りを決めて、さて、彼からもらった住所へ向かうと。
ダウンタウンはリトルトーキョーの先、治安のよろしくないエリアにあるレンガ造りのロフトに辿り着いた。
もう、その風景を見ただけでヨースケさんの好感度は倍増した、間違いない。
店主がLAへ入るのに合わせて、日本から家内と連れ立ってやって来た飛騨高山の老舗旅館の若女将もいっしょだった。
どこにでもあり気な和風旅館の室内装飾に飽き足らなくなっていた彼女にハイ・フルクトース8号に載ったヨースケさんの作品を見せたら、自分もぜひ会ってみたいと言ったからだった。
が、結果はヨースケさんがいちばんご存知で。
急用で昼間出かけることになった彼は店主のiPhoneに連絡を入れてくれたのだけれど、メールで伝えておいた電話番号が間違っていたらしく、とにかく会えずじまいで終わったのだ。
女性ふたりに叱責を受ける、ヨースケさんに会えずに失意のどん底の店主は、午後1時過ぎから朝方まで、もはやふたりの下僕を強いられて、ハリウッド・セレブが通うエステにネイルサロン、ジョージ・クルーニーがお忍びで出かけてくるというレストランやLAでいちばんのブルースバーへお連れすることとなり、それはそれで、まぁいい経験をさせてもらいました。
a0077842_227298.jpg
高さ7インチ(18センチ)のコイビトのSDCC 2008限定漆黒版を手にしたとき、Brendan Monroe(ブレンダン・モンロー)作のSour(サワー)をなぜか連想した。
ひとたび目にしたら、けっして忘れられない、忘れようにも奇妙が脳内に巣を張って記憶以上の存在として生き続ける。
かっこ悪いが、美しい。
読み解くのは難しいが、分かる気がする。
あり得ないが認めざるを得ない、異次元の生き物のようなこの世のもの。
留之助はヨースケ・ヤマモトさんの“本格的日本デビュー”となる、言い回しを変えれば“故郷に錦を飾る”お手伝いができることを光栄に思う次第です。
発売元のMUNKY KINGのオンラインショップではとっくにソールドアウトになったコイビト・ゴールド、世界限定500個、ただいまより発売します。
by tomenosuke_2006 | 2008-12-25 22:58 | 商店入荷新着情報
<< シーズン・グリーティング・ベスト3。 おかげさまで完成モデルも完売し... >>