1月13日、お昼にヒガブラと塩ソーキそばを食す。
早朝、猛吹雪の東海北陸自動車道を走破してセントレアから一路、沖縄へ。
面倒な雪かきや危険な屋根の雪下ろしの煩わしさから逃れて(って言ってみたけれど本当は人任せ)、南の島へ避寒にやって来たのだった。
沖縄といえば、あの比嘉Bros.(ヒガ・ブラザース)のお膝元。
滞在先の名護湾を望むザ・ブセナテラスと那覇空港のちょうど真ん中当たりがヒガブラの工房のある風光明媚な読谷村(ヨミタンソン)で、もちろん寄りましたよ。
で、大いに歓待されて、楽しい午後を過ごしました。
まずは海辺の観光施設Gala 青い海にあるレストラン“あだんの実”へ案内されて、いただいたのが“塩ソーキそば”。
と、ここでそばの画像なんか貼り付けたら、まったく別のブログになっちゃいそうなので、店主としては読谷村の海でたまに獲れるという怪魚のアップでも紹介しましょう。
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塩ソーキそばはハワイのサイミンに似た南国ラーメンの仲間と言って間違いないノホホンな味が特徴で、ときに切なく哀愁さえ感じさせる醤油ベースの飛騨高山ラーメンとは対極の存在、塩の風味が口いっぱいに広がり、まさしくさわやかな青い海を食する気分なのだった。
サンゴ礁の海辺を散策し東シナ海の眺望を満喫したあとは、ヒガブラの工房へ。
そこは店主が親しんだ1980年代ハリウッドのSFXマンたちの仕事場と同じ匂いがした。
どちらを見ても床から天井までお手製の怪物マスクやパペットがうずたかく積み上げられ、着ぐるみのような大きな作り物は天井の梁に縛りつけられている。
作業机は不可解なパーツでいっぱいだし、案の定、床は石膏やラテックスや塗料のシミだらけときた。
工房というよりはゴッチャゴチャのオモチャ箱、ヒガブラが歩んできた歴史の物置、いやサンクチュアリとでもいうべき場所だった。
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若くして人形アニメに魅了され、そのもっともロウテクでチャーミングなSFXの古典がデジタルの台頭で映画製作現場の隅っこに追いやられつつあった1990年代のハリウッドで、ふたりは武者修行した。
そしていまだに人形アニメの不遇を百も承知で拘っている。
人形に内蔵させる新しいアーマチュアの製作にきょうも取り組んでいた。
別に1発当てようとか、有名になってやろうとかの邪念を微塵もうかがわせない、好きな創作活動に没頭するのが楽しいだけの底抜けに明るいヒガブラの生き方に、店主、いたく感じ入った次第。
今度、オブジェモチャの新製品にイタズラな魔法をかけてもらってYouTubeで流してみようかと思っている。
タイトルはTomenosuke CM Created by Higa Brothers with Love.
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by tomenosuke_2006 | 2009-01-14 00:00 | TV・映画・ビデオ
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