Carrie Chauという、はずせない女性アーティスト。
美術家の奈良美智さんNYで逮捕、拘置 深夜に地下鉄駅で落書きと報じられたのは3月10日。
同様のハプニングを伝える別の記事では、2日間の拘留について「(拘置されなければ)会えないような人に囲まれ、映画の中にいるような体験だった」というコメントが紹介されていた、またひとつ名言だね。
じつは初期の絵に奈良さんの影響をそこはかとなく感じさせるホンコン・ベースのアーティストCarrie Chauが、近ごろ積極的に発表している独創的な立体作品を、日本で初めて留之助が輸入販売する覚書を交わしたのが落書き事件のあった2月27日で、事件が配信された10日には彼女がリードデザイナーを務めるライフスタイルストアHomeless Storeから、当店への第1便の荷造りが完了したとメールが入った。
奈良さんには失礼だけれど、この偶然は験を担ぐのが大好きな店主としては幸先よしとしたい。
いいタイミングのキャリー・チャウ留之助デビューではないかと思うのだった。
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ホンコンに生まれ、4才の時から絵を描きはじめたというキャリーは国立工芸大学のデザイン科を卒業すると一時イギリスへ留学、その後故郷へ帰り平面、立体、プライベート、パブリックを問わずあらゆるスタイルの創作活動を続けている。
2007年10月にはコーズウェイベイ(銅羅湾)のタイムズスクエアで大掛かりな展覧会Black Sheep Exhibition(下の画像)が開催されたが、その模様をVinyl Pulseで垣間見て、立体作家としての彼女がてきめん気がかりな存在になった。
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去年も11月20日から大晦日にかけて同じタイムズスクエアでさらに大規模な展覧会が開催されると聞いてはいたけれど、そうそう簡単には動けない年の瀬、またしてもオンラインで眺めるだけで終わってしまった(下の画像)。
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左右どちらの手でも絵が描けるという特技を持つキャリー・チャウ。
繊細緻密な筆さばきや、子どもの時に見た夢を大人になって回想したかのような大人女の子らしい画風は、むしろ奈良さんというより、これまたどこかで奈良さんに通じる可愛げのない子らを描かせたら天下一のキャシー・オリヴァスに近いといえる。
キャシー作品はソフビで立体化されているが、キャリーのそれはポリストーン製でひとつずつ木箱に詰められ、より手作り感が強い。
立体絵画とでも呼びたくなる仕上げのミニフィギュア・サイズ(3〜4インチ)の3作品と彼女が彫刻と呼ぶ大作が1作品、いま大阪空港で通関中。
届き次第、まずはじっくり鑑賞し、入荷新着情報に順次並べる予定だ、ご期待ください。
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leopard black sheep
4インチ(10センチ)600個限定 


by tomenosuke_2006 | 2009-03-15 15:29 | イマモチャ
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