ハリーハウゼンは永遠なり。
1920年生まれというから、今年90歳を迎えるんだなぁ、1950年代〜80年代はじめまで精力的にファンタジー映画を撮り続けたモデルアニメーターであり、SFXの父Ray Harryhausen(レイ・ハリーハウゼン)。
むかし一度だけ、彼を師と仰ぐアニメーターDavid Allen(デイビッド・アレン、1999年に他界)のスタジオで拝謁の光栄に浴したことがある。
『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』が公開された年、1983年の初夏に、バケーションでイギリスからカリフォルニアを訪れて(LA生まれのハリーハウゼンは1970年代に居をイギリスに移した)友人たちを歴訪する偉人を、デイブからブリーフリーに紹介されたのだ。
サイクロップスの8x10にサインをもらい、握手しただけで、もはや思い残すことはないような気持ちになってしまった。
あの『地球へ2千万マイル』(1957年)、『シンドバッド七回目の冒険』(1958年)、『アルゴ探検隊の大冒険』(1963年)、『恐竜100万年』(1966年)、『恐竜グワンジ』(1969年)、『シンドバッド黄金の航海』(1973年)、『シンドバッド虎の目大冒険』(1977年)、『タイタンの戦い』(1981年)のレイ・ハリーハウゼンである、不可能を可能に変える伝説のムービーマジシャン、SF少年の夢と憧れの人なのだ。
明日はジョージ・ルーカスの招待でILMを見て回る予定だと楽しげに語る彼の、好奇心旺盛な少年のような瞳に、しばし釘付けになったのだった。
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そのハリーハウゼンが創作したすべてのファンタジー・クリーチャーと未発表の映画シノプシスを使い、2006年、ハリーハウゼン監修のもと、BLUE WATER出版がシンドバッドやペルセウス(タイタンの戦いの主人公)たちの後日談をコミック・シリーズとして復活させた。
そこにチャンスを見出したのが当店でも大ヒットした1/6・フィギュアの傑作バック・ロジャースのメーカー、Go Heroの主宰者でハリーハウゼンの熱狂的な信奉者Steve Forde(スティーブ・フォード)だった。
ハリーハウゼン映画のキャラクターの商品化権より、ハリーハウゼン・コミックの方が何かとシンプルな手続きですみ、憧れのヒーローたちを一気に商品化できることが分かったのだ。
まずは3点がラインナップ、コミックの『Sinbad: Rogue of Mars』(シンドバッド・戦の神マルスの悪行)から船乗りシンドバッド、『Wrath of the Titans』(タイタンの怒り)から神の子ペルセウス、『Jason and the Argonaus: Kingdom of Hedes』(アルゴ探検隊の大冒険・冥府の王国)から骸骨戦士だ、そそられる。
去年夏のSDCC2009でバック・ロジャースにも使われている1/6の優秀素体アトモデルを採用したプロトタイプが披露され、今年になりやっと生産開始のニュースが入ってきた。
いまに甦るレイ・ハリーハウゼンの遺産だ、留之助ではこれを機会に予約を大々的に募ります。
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Go Heroモチャいろいろ予約受付中→http://tomesyoten.exblog.jp/tags/Go+Hero/



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▲SINBAD THE SAILOR from Sinbad: Rogue of Mars
バック・ロジャースで実証済みのていねいな仕上げのコスチュームに、ペルシャ刀と鞘、望遠鏡、秘密の海図、黄金の短剣、コンパスなど、ディテールにこだわりぬいた数々のアクセサリーが付属する。
さらに映画『アルゴ探検隊の大冒険』に登場したコウモリ人間ハーピー似のミニフィギュアも。
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▲PERSEUS from Wrath of the Titans
こちらもディテールに富んだコスチュームや剣と鞘と円形の盾などの他に、付属品のひとつとして片づけてしまうには惜しい機械じかけのフクロウが同梱される。
映画『タイタンの戦い』でお馴染みの、あのブーボで、翼を閉じた状態と広げた状態のふたつのポーズを可能にする着脱式の2種類の翼まで用意されている。
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▲SKELETON WARRIOR from Jason and the Argonaus: Kingdom of Hedes
このままモデルアニメに使えそうなボール・ジョイントによる多彩な可動部を備えた1/6フィギュアだ。
アゴも開閉でき、剣と盾、2種類の手が付属する。
by tomenosuke_2006 | 2010-01-31 11:08 | Sci-Fi Classicモチャ
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