カテゴリ:Sci-Fi Classicモチャ
  • Buck Rogersのロケット・シップに関する残念なお知らせ。
    [ 2012-02-25 23:59 ]
  • Cool Rocketsの新作がBuck Rogersで来た。
    [ 2012-02-07 01:27 ]
  • Cool Rockets、4年の歳月を経て、ようやく取り扱い開始。
    [ 2011-09-22 21:12 ]
  • H・G・ウェルズ・チックなブラスター。
    [ 2011-06-18 23:59 ]
  • けっして新製品ではないです、3年前のプロトです。
    [ 2010-09-08 14:58 ]
  • ロケッティア、本日より発送開始です。
    [ 2010-03-29 12:30 ]
  • これからはElectric Tikiモノ、仕入れます。
    [ 2010-03-04 23:59 ]
  • キッドミュータントで思い出した、こんなの売り出します。
    [ 2010-02-26 15:50 ]
  • オリジナルV.I.N.CENT.が、ワープしてきた。
    [ 2010-02-03 16:57 ]
  • ハリーハウゼンは永遠なり。
    [ 2010-01-31 11:08 ]
Buck Rogersのロケット・シップに関する残念なお知らせ。
LAのディストリビューターから、当店が予約受付しましたBuck Rogers "Asterite" space ship desk model(バック・ロジャースのロケット・シップ"アスタライト"卓上モデル)がすべて破損して入荷したと連絡がありました。
製造上の問題なのか、輸送事故なのかはっきりしませんが、今年の後半に再度、案内があるようです。
ご予約いただいたみなさまには大変申し訳ございませんが、次の機会までいましばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
We got the following e-mail about Buck Rogers "Asterite" space ship desk model from the distributor.
"I have to cancel the buck rogers, they are all breaking, they company will remake them and we will resolicit later in the year".
And so we will take order later in this year again. Sorry about that.

by tomenosuke_2006 | 2012-02-25 23:59 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(0)
Cool Rocketsの新作がBuck Rogersで来た。
去年10月に発売するや予想外の反響に店主いささか驚いたCool Rocketsのレジン製ロケット・シップ各種、ご記憶の方も少なくないと思います。
2007年製のデッドストック品ながら、日本で売られたのはあの時がはじめてだったし、なんといってもテーマが1930年代に流行った流線型ロケットだもの、いまさら古いとか新しいとか、旬だとかそうでないとかを語る類いのモチャではなかった、というのがウケた大まかな理由でしょう。
映画のSFX部門でミニチュアやプロップ・メイカーとしてキャリアを積んだSF好きJeff Brewer(ジェフ・ブルアー)が原型を担当したというのも、正しかった。
少年たちを夢中にさせたティン・トイの愛情あるレストレーション、古き良き時代の空気感を見事に表し、夢さえ漂う。
で、まさかの吉報なのだ、Cool Rocketsからジェフ・ブルアー原型の新作が発表になった。
去年7月のSDCC 2011のDKE TOYSブースでそれのプロトタイプ(上の画像)が飾られたのだけれど、商品化されるなんて思ってもみなかった。
しかも新作は1929年に発表されたフィリップ・フランシス・ノーラン原作、ディック・コーキング作画の一世を風靡した新聞連載コミックにして奇抜デザインの宝庫『Buck Rogers(バック・ロジャース)』の公式ライセンス商品なのだ。
先端に球体の燃料ユニットを備えた宇宙遊覧ロケット・シップAsterite(アスタライト)、長さ12インチ(30センチ)のレジン製、500個限定でスーパー・レトロなパッケージに収まる。
うれしいのはこのアスタライトを皮切りにコミック版バック・ロジャースのロケット・シップ(下のディック・コーキングの絵のような)を次々に立体シリーズ化するというのだ。
というわけで今回は希望者全員にお届けできますよう予約を募ることにしました。

ご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/17333706/
The "Asterite" ship is the first in a licensed series of original Buck Rogers spaceships from the 1930's and 1940's. They are Resin castings made from masters produced by Jeff Brewer, Creator of the Cool Rockets line. Inspired by the fantastical Art of that time period, these pieces have never before been offered at this size or level of artistry and detail. Over 12" long.

by tomenosuke_2006 | 2012-02-07 01:27 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(0)
Cool Rockets、4年の歳月を経て、ようやく取り扱い開始。
お気に入りの写真がある。
1985年の秋、構想を温めていた本のリサーチのため、ワシントンDCの国会図書館(ライブラリー・オブ・コングレス)を訪ねて見つけた一葉の8x10。
真っ白い煙をモクモクと吐きながらトンネルから出て来た弾丸型蒸気機関車"20世紀号"が、線路脇に佇む鉄道員の父と子の前をいままさに横切ろうとしているモノクロ画像だ。
その機関車はマシン・エイジといわれた1930年代のアメリカで、レイモンド・ローウィとともに一世を風靡したインダストリアル・デザイナー、ヘンリー・ドレフェスの傑作。
機関車の威容に驚き、白い煙に漲る無尽のパワーに圧倒された。
まるでランタンを手に見上げる少年になったような気分で。
以来、"流線型"と"煙"は少年心を刺激する切っても切れない存在となった。
だから4年前、レトロ・ティン・トイ風レジン製ディスプレー・モデルCool Rocketsシリーズを仕入れようかどうか悩んだのも、"流線型"と独創的な"煙"の表現に魅せられたからだった。(2007年6月19日のポストを参照→http://tenshu53.exblog.jp/5757681/
当時はミニマム6個を仕入れる勇気がなかったというか、種類も豊富で目移りもして、結局はスルーしてしまったのだけれど、たぶん在庫処分の意味もあるんだと思う、今度は割り引いてもらえるし、円高ドル安だし、いまさら取り寄せることに決めたのだ。
1930年代から50年代の少年たちが熱狂したスペース・オペラの宇宙を、ワイヤーで吊られ、煙をくゆらせながらプカプカと飛行したロケットやフライング・ビークル風、中でもとくに気を引いた3種類。
いまどきのディテール過剰な船とちがって、あっさりツルンな流線型がほどよいし、爆煙まで造形してディスプレーの支柱代わりにしたあたりがとくにアイディア賞なのだ。
作者は映画のSFX部門でミニチュアやプロップ・メイカーとしてキャリアを積んだJeff Brewer(ジェフ・ブルアー)。
届いたらどれかひとつ、机に飾るつもりだよ。
Cool Rockets are designed and created by Jeff Brewer who is working at film industries. All models are cast in polyresin plastic and hand painted. Comes carefully packaged in a reinforced gift box with color label and a Cool Rockets Authenticity Card.

More: その他のクール・ロケット。
by tomenosuke_2006 | 2011-09-22 21:12 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(1)
H・G・ウェルズ・チックなブラスター。
APLLEのブルートゥース・キーボードを愛用しているけれど、キーを叩くたびにカシャカシャと音が跳ね返ってきたあのメカニカル・キーボードを懐かしく思うことがある。
何事につけ、ハイテク・デザインの素っ気なさが、たまにつまんなくなるのだ。
で、アメリカの物好き職人さんがオークの硬木をふんだんに使って作り上げたヴィクトリア調のキーボード&マウスを見つけたときは、狂喜したものだ。
酸化皮膜処理のアルミニウム・ボディとは対極の素材と外観、タイプアームが下から跳ね上がりインクリボン越しにアルファベットを印字する大昔のタイプライターそっくりの丸いキートップが愛らしく、木のコブの紋様もすこぶる美しい、まるで探し求めていた理想の女性に巡り合えたような感動とでもいおうか。
さっそく自分用に1台取り寄せ、ついでに日本での受注窓口を引き受けることにしたのだった。
最近、くどいデザインが気になる。
H・G・ウェルズ原作、ジョージ・パル製作の1960年の映画『タイム・マシン 80万年後の世界へ』に出てきた時間旅行機(上の画像)のような、主に木と鉄で組み上げられたムダに装飾的な機械、動力は小型発電機か蒸気機関。
あるいは電線や碍子や真空管に傾倒し、過剰に発展させた空想の発明品。
放射能汚染や公害もなく、明日が文字通り明るい日だと誰もが信じて疑わなかった時代の未来的なるデザインに心癒されるのだ。
SFの世界では産業革命の原動力となった蒸気機関が、現実の歴史の絶頂期のありようを超越して発展した技術体系や社会を描く作品をスチームパンクと呼んでいるけれど、オモチャだって然り。
たとえば産業革命発祥の地イギリスのアーティストDoktor Aの作品などはスチームパンク・モチャの代表なのである。
そんな同じイギリスで今度はスチームパンクな未来銃のシリーズが発表された、となると見過ごすわけにはいかないのだ。
Colonel James Fizziwig(コロネル・ジェームス・フィジウィグ)と名付けられたBlasters & Disruptor(ブラスター・アンド・ディスラプター)シリーズで、ポリレジン製無可動銃に専用のディスプレー・スタンドが付属する。
詳しくは品物が届いてからじっくり紹介するとして、まずは下のフライヤーで期待に胸を膨らませていただきたい。

by tomenosuke_2006 | 2011-06-18 23:59 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(3)
けっして新製品ではないです、3年前のプロトです。
欲しい人はどうぞ。
ダーククリスタル・フィギュアの最高峰といえば2007年にMINDstyleから発売され、当時、並行輸入価格で提供したり、今年3月には特殊ルートから調達、定価以下で販売もしてきたランドストライダーとウル・ス
ほかにも老魔女のオウグラとダーククリスタル・キャッスルや、ランドストライダーとウル・スとオウグラのブロンズカラーウェイが企画されていたけれど、残念なことにすべてキャンセルされてしまった。
で、後者のブロンズカラー版の2セットしか作られなかったプロトタイプのうちの1セットを発売しちゃいます。
本当に欲しい人は右の“お問い合わせ”バナーからご連絡ください。


More: ジックリご覧ください。
by tomenosuke_2006 | 2010-09-08 14:58 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(0)
ロケッティア、本日より発送開始です。
留之助最初のElectric Tiki製品の、あのロケッティア・スタチューがさきほど入荷しました。
ガッツリ、アメリカン・デコなベースの裏にはシリアル・ナンバーが手書きされてます、550個限定だと、いま知りました。
お約束の豪華オマケ付きで発送開始です。
ちなみに下の画像の金縁ポスターが87年に850部だけ限定販売されたDave Stevens(デイブ・スティーブンス)作の幻のリトグラフ『ロケッティア&ベティ』。
JR岐阜駅シティタワーのポップアップ・ショップで展示販売するつもりで額装したものの、なんかもったいなくなって手元に置いたままなんです。
by tomenosuke_2006 | 2010-03-29 12:30 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(0)
これからはElectric Tikiモノ、仕入れます。
ただし何でもかんでもというわけじゃないし、売れ筋狙いでもない。
説明すると長くなるので割愛しますが、長いモチャ人生で身についた店主には自分だけの物差があり、商品選びはそれに基づいてます。
なのでElectric Tikiは粒ぞろいながら、留之助用のタマとしては極少数なのだ。
ティキの絶版作品ではエルヴァイラ・スタチューが琴線に触れたか。
ただしアニメーターのTracy Mark Lee(トレイシー・マーク・リー)がデザインした見るからにアニメキャラなエルヴァイラの立体化(左)よりは、SIDESHOWのプレミアムフォーマット(右)の方が生っぽい分、好みといえなくもなかった。
いずれにしてもわざわざウチが仕入れるまでもない、こういうのが得意の専門ショップさんにおまかせしようと思ったのだった。
実際、ティキのロケッティアに会うまでは。
先に出たMEDICOM TOYの1/6-リアルアクションヒーローズ版も、発売が待たれるSIDESHOWの1/4-プレミアムフォーマット版(いまのところ写真で判断するしかないけれど)も、それぞれきっちりと作り込まれて間違いのない仕上がり。
とりわけ衣裳の素材選びや仕立てのよさには目を奪われる。
が、オブジェモチャの善し悪しは1にデザイン、2に彫刻、3にペイント、4に値頃感と常々思う店主としては、デザインと彫りのよさを、プレミアムフォーマットの幾重にもスピードストライプを走らせた船の舳先のようなベースのみに感じるばかりで、肝心の本体からは大きな感動は得られなかった。
しかも判で押したように、どちらも敵との乱闘でロケットパックの燃料タンクに開いた穴をガムで塞いだところを再現しているのが、小手先ぽくってイヤだぁ。
無傷できれいなピカピカのロケッティアに、時間の経過を無視した物知り顔の細工は余計なお世話でしょう、ガムなんてない方がずっといいのに。
ティキのロケッティア、ポリストーン製。
原作者のDave Stevens(デイブ・スティーブンス)の遺志を受け継いだ造形に酔う。
ギュッと握りしめた拳とAの字に広げた腕はロケット機の翼のようでもあり、マスクの下からアゴがのぞくくらい天空を見上げて、まさしく人間ロケット発射の瞬間だ。
ロケットパックから噴射する真っ赤な炎は鮮やかにアクセントを兼ねる。
衣裳も何もかも彫刻、ハンドキャストでハンドペインティング、エイジングも施され、背中のガムもよく似合っている。
プレミアムフォーマットのベースにはやられたと思ったけれど、こっちの流線型機関車20世紀号のようなデザインも負けてはいない。
ロケッティアそのものは1/6、約30センチのスタチューが足元でベースに取り付けられて、高さ約40センチの堂々たるジオラマを形成する。
後日、スーパースペシャルなプレゼント付き予約を承ります。
続報をお待ちください。
The Rocketeer Polystone Statue by Electric Tiki

by tomenosuke_2006 | 2010-03-04 23:59 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(4)
キッドミュータントで思い出した、こんなの売り出します。
6、7年まえに、つい面白くって箱買いしていたヤツなんですよ、欲しい人、いますかぁ?
こんなのを企画販売したメーカーのX-Plusの無鉄砲さにまず敬服するけれど、もともと、元ネタのこんな映画を作っちゃった人たちにこそ心から敬意を表したい。
1950年代にはいてすてるほど作られたプログラムピクチャーの中でも、出てきたモンスターのあまりにこだわりのない即席感、思いつき偏重のデザインが、かえって映画を際立たせることとなり、結果、ゴミのごとく葬られずにすんだ幸運の3作品、の伝説的キャラたちなんです。
かわいがってやってください。

3-Eyed Mutant from "DAY THE WORLD ENDED"
まずは先日キッドミュータントを紹介した際、例えに使わしてもらった『原子怪獣と裸女』(1956年)の三ツ目ミュータント。
放射能汚染により、またたく間に百万年分もの進化を遂げてしまった新種の人間なのだ。
からだはヨロイのごとく硬質化して、頭はツノやら突起でデコボコ、3個の大きな目はつねに一点を見据え、肩からはあまり役立ちそうにない小さな腕が一対、膝からも一対の無意味なかぎ爪が生えている。



この前は「核戦争後の地球で無力な人間を、とくに美女をむさぼり喰う三ツ目のモンスター」なんて大袈裟に書いてしまったけれど、じつは彼、食糧難で人間を襲うものの、実際に食べるシーンはございません、失礼。
ワンピース水着の女性が2、3人出てきますが裸女はひとりもいません、残念。
シリコン様の半透明素材で作られた2本のツノがプルンプルン振動するところが唯一の斬新、せっかくの三ツ目は予算と技術の都合上固定となり、ヤケとハッタリで作ったとしか思えないキグルミは見るからに勝手が悪そうだ。
こんなのを創作し、噂では自ら演じたらしいSFXマンこそ1950年代の底流で活躍したPaul Blaisdell(ポール・ブライズデル)であり、それを一切隠し立てせずクローズアップで堂々と見せた勇気の監督こそ最低予算映画の帝王、Roger Corman(ロジャー・コーマン)だった。
コーマン様については彼の自伝『私はいかにハリウッドで100本の映画をつくり、しかも10セントも損をしなかったか』に詳しいので、興味のある方はぜひご一読を。
ちなみにコーマン+プライズデル・コンビによるもうひとつの珍味が、あの金星ガニが出てきた『金星人地球を征服』(1956年)である。
さて、モチャの方は30.5センチx18センチの3種共通ウィンドー・ボックス入り、本体そのものは高さ20センチ。
ポール・ブライズデルの造形を正しく再現するためか、外見を損ないかねない可動部は割愛され、ギミックも一切なしのスタチュー仕様である、ソフビ製。
代わりといってはナンだけれど、映画のタイトルロゴ入りジオラマ風ベースには予告編の惹句「銀幕はむき出しの悲鳴と恐怖でウンヌン」の立て看板が付き、B級な哀愁を放つのだった。

Sea Creature from "SHE-CREATURE"
三ツ目ミュータントの作者ポール・ブライズデルによる恥の上塗り、じゃなかった、さらなる偉業こそが『海獣の霊を呼ぶ女』(1956年)の、かろうじて胸の膨らみでそれと分かるこの女半魚人なのだった。
催眠術師の奇怪な実験で人類誕生以前の自分に逆行催眠をかけられ、魂はおろか肉体までも変えられてしまった美人助手による連続殺人事件に三角関係の恋愛沙汰がからむ、けど、ぜんぜんパッとしない演出。



監督は同じブライズデルが作った大頭宇宙人で有名な『暗闇の悪魔』(1957年)や、『エイリアン』(1989年)の原案者ダン・オバノンが少なからず影響を受けたという低予算映画『恐怖の火星探検』(1958年)のEdward L. Cahn(エドワード・L・カーン)。
生命の源の海より来たれしモンスターということで、She CreatureはSea Creatureと韻を踏むあたりが精一杯か、ビーチを背景に歩く姿はあったような気がするけれど、残念、アマゾンの半魚人のように泳いだり、水面を割って登場するようなカットはどこにもない。
のも当然だろう、このブクブクのキグルミ、海にでも飛び込めば水を吸って沈没すること間違いなしだから。
こちらも立て看板惹句の用意あり、ビーチの浅瀬に「催眠術をかけられた! 地獄の怪物の生まれ変わり!」と掲げられている。

One-Eyed Giant from "WAR OF THE COLOSSAL BEAST"
最低予算映画の帝王がロジャー・コーマンなら、この『巨人獣 プルトニウム人間の逆襲』(1958年)の監督Bert I. Gordon(バート・I・ゴードン)は同じくらい貧乏な最低予算映画の巨人である。
なぜ巨人なのかというと、この映画はもとより、前年の前作『戦慄! プルトニウム人間』を皮切りに、たった3年間で合計5作もの被爆して巨大化したレイディオアクティブ・モンスター映画ばっかり監督し、ミスター・ビッグの異名で呼ばれていたから。
しかもSFX監督も兼任するあたりが立派である、というより人まかせにできるほど予算がなかったんだろうね。



巨大化する我が身を呪い、徐々に精神を病み、ついには軍隊の集中砲火を浴びて死んだはずの前作プルトニウム人間(元陸軍のマニング大佐)が、今度は顔の半分をつぶされて知性のかけらもない巨人獣となって甦る。
で、こちらのソフビも先の三ツ目ミュータントやシー・クリーチャーと同じく可動部はないが、単なるスタチューにあらず、これだけは映画のクライマックスシーンを再現しているのだ。
中学生が乗った遠足バスをいまにも放り投げんとする瞬間、巨人獣は妹の声で正気を取り戻し、このあとバスを地面に下ろすと、みずからは高圧線に身を投じ感電死してしまう。
スタチューは、その顔に人の理性が戻る刹那を見事に表しているのだ、って、本当かよ。
「見よ、60フィート(18メートル)の巨人。見よ、大破壊。総天然色で」と惹句にはあるけれど、映画は基本モノクロで、最後の感電シーンだけに色が付くパート・カラー作品。
手作りにしてはなかなかのメイク、お金がなかったにちがいない、マットを切らないで合成するもんだから、たまに巨人獣越しに背景が透けて見えてしまうのが愛嬌なのだった。
by tomenosuke_2006 | 2010-02-26 15:50 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(6)
オリジナルV.I.N.CENT.が、ワープしてきた。
ご記憶の方もいらっしゃると思います、MINDstyleのオリジナル・ビンセントを6個、去年8月に発売しました。
ライセンスの関係でメーカーからは直で入れられず、アメリカの友好店からの平行輸入でしのぎました。
なのであちらの定価に当店のコミッションをおよそ20%オンしての発売、それでも即完売の人気でした。
で、その節の6名様には大変申し訳ございませんが、同じビンセントを今度も平行輸入なんですが、いろいろ駆け引きがうまくいって、限りなくあちらの定価に近いプライスで発売できることになりました。
稀なんですが、こーゆーことってあるんです。
ご注文はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/12083396/

by tomenosuke_2006 | 2010-02-03 16:57 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(0)
ハリーハウゼンは永遠なり。
1920年生まれというから、今年90歳を迎えるんだなぁ、1950年代〜80年代はじめまで精力的にファンタジー映画を撮り続けたモデルアニメーターであり、SFXの父Ray Harryhausen(レイ・ハリーハウゼン)。
むかし一度だけ、彼を師と仰ぐアニメーターDavid Allen(デイビッド・アレン、1999年に他界)のスタジオで拝謁の光栄に浴したことがある。
『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』が公開された年、1983年の初夏に、バケーションでイギリスからカリフォルニアを訪れて(LA生まれのハリーハウゼンは1970年代に居をイギリスに移した)友人たちを歴訪する偉人を、デイブからブリーフリーに紹介されたのだ。
サイクロップスの8x10にサインをもらい、握手しただけで、もはや思い残すことはないような気持ちになってしまった。
あの『地球へ2千万マイル』(1957年)、『シンドバッド七回目の冒険』(1958年)、『アルゴ探検隊の大冒険』(1963年)、『恐竜100万年』(1966年)、『恐竜グワンジ』(1969年)、『シンドバッド黄金の航海』(1973年)、『シンドバッド虎の目大冒険』(1977年)、『タイタンの戦い』(1981年)のレイ・ハリーハウゼンである、不可能を可能に変える伝説のムービーマジシャン、SF少年の夢と憧れの人なのだ。
明日はジョージ・ルーカスの招待でILMを見て回る予定だと楽しげに語る彼の、好奇心旺盛な少年のような瞳に、しばし釘付けになったのだった。
そのハリーハウゼンが創作したすべてのファンタジー・クリーチャーと未発表の映画シノプシスを使い、2006年、ハリーハウゼン監修のもと、BLUE WATER出版がシンドバッドやペルセウス(タイタンの戦いの主人公)たちの後日談をコミック・シリーズとして復活させた。
そこにチャンスを見出したのが当店でも大ヒットした1/6・フィギュアの傑作バック・ロジャースのメーカー、Go Heroの主宰者でハリーハウゼンの熱狂的な信奉者Steve Forde(スティーブ・フォード)だった。
ハリーハウゼン映画のキャラクターの商品化権より、ハリーハウゼン・コミックの方が何かとシンプルな手続きですみ、憧れのヒーローたちを一気に商品化できることが分かったのだ。
まずは3点がラインナップ、コミックの『Sinbad: Rogue of Mars』(シンドバッド・戦の神マルスの悪行)から船乗りシンドバッド、『Wrath of the Titans』(タイタンの怒り)から神の子ペルセウス、『Jason and the Argonaus: Kingdom of Hedes』(アルゴ探検隊の大冒険・冥府の王国)から骸骨戦士だ、そそられる。
去年夏のSDCC2009でバック・ロジャースにも使われている1/6の優秀素体アトモデルを採用したプロトタイプが披露され、今年になりやっと生産開始のニュースが入ってきた。
いまに甦るレイ・ハリーハウゼンの遺産だ、留之助ではこれを機会に予約を大々的に募ります。
Go Heroモチャいろいろ予約受付中→http://tomesyoten.exblog.jp/tags/Go+Hero/

More: ハリーハウゼン・フィギュアの詳細はこちら。
by tomenosuke_2006 | 2010-01-31 11:08 | Sci-Fi Classicモチャ | Trackback | Comments(0)