カテゴリ:Sci-Fi Classicモチャ( 85 )
Go Heroの1/6を順番に紹介していく/その2、Doc Savage
Doc Savage(ドク・サベージ)といえば、1975年の映画『ドク・サベージの大冒険』を思い出してしまう、やや愁いに沈みつつ。
これぞ50'sな空想科学映画の3部作『月世界征服』(1950年)と『地球最後の日』(1951年)と『宇宙戦争』(1953年)で、当時の夢見る少年たちを虜にした名プロデューサー、ジョージ・パルの久方ぶりの期待作にして遺作、それにしては悲し過ぎる出来の、シリアスに作ったつもりが失笑・苦笑を誘うスーパー・ヒーローものが『ドク・サベージの大冒険』だった。
もとは1930年代、ストリート・アンド・スミス出版の重役ヘンリー・ローソンと編集者ジョン・ナノビックが創作し、レスター・デントに引き継がれたパルプ・マガジンのヒーローであり、何人もの優れたアーティストに翻案され、さらにはラジオやコミックやパルの映画へと発展し、インディ・ジョーンズにも多大な影響を与えたといわれている元祖冒険野郎。
力、知性、敏捷さ、強靭な肉体を持ち、秘密基地"Fortress of Solitude=孤独の要塞"さえ所有する大富豪、時にはブロンズの男と呼ばれることもある。
a0077842_23122752.jpg
そんな往年のヒーローをTHE SHADOWに次いで、またまたGo Heroが1/6アクション・フィギュアにしてくれた。
しかも凝りに凝って、ダイカスト製のルガーP08レザーホルスター付きやSFチックなレイガンのほか、アメリカン・コミックス界の大御所Jim Steranko(ジム·ステランコ)にオリジナル・ウェポン"スーパー・サベージ・マシン・ピストル"をデザインさせて、これでもかのアクセサリー攻勢を仕掛けてくるのだ。
素体にはイタリアの優秀フィギュア・メーカーKaustic Plastik Heroik(コースティック・プラスティック)のHeroik Muscle Body KP02B(ヒロイック・マスカル・ボディ)を採用しているから、思い通りの筋骨隆々なポージングで遊べる。
1000体のみの限定生産、発売は今年初頭というわけで、そろそろ予約を募りたいと思う。

ご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/21609782/
a0077842_23504533.jpg
a0077842_23514098.jpg
'The Man of Bronze' - Doc Savage was created by publisher Henry W. Ralston and editor John L. Nanovic at Street and Smith Publications, with additional works by Lester Dent. Doc's popularity transcended the pulps moving into radio, comic books, and a feature film. Doc has been interpreted by some of the greatest artists. This beloved adventurer is considered to be the model for the 'super hero' with his strength, intelligence, speed, physique, and wealth - he even has a 'Fortress of Solitude'. The name Doc Savage is synonymous with courage, danger, and adventure - remaining a heroic pop-culture icon to this day.
a0077842_2352046.jpg


MORE PICS and INFO
by tomenosuke_2006 | 2014-01-25 00:16 | Sci-Fi Classicモチャ
Go Heroの1/6を順番に紹介していく、THE SHADOW
高らかな笑い声とともに現れ、ニューヨークのギャングどもを成敗する影の男の活躍を描いた『シャドー』は、1930年、アメリカのラジオ番組として登場した痛快劇で、オーソン・ウェルズが好演したことでも有名だ。
その後、華麗なカバーアートとサスペンスに満ちたストーリーのパルプ・マガジンが発刊されたり、1930年代から40年代にかけて何度も映画化されて、さらに人気を博すことになった。
ちなみにバットマンはシャドーにインスパイアされて生まれたコミック・ヒーローなのである。
a0077842_211169.jpg
新しいところでは1994年にアレック・ボールドウィンが演じた映画版『シャドー』がある。
1930年代のパルプ・マガジンですっかりイメージが定着した面長で鷲鼻のシャドーを、スペシャル・メーキャップ・アーティストのグレッグ・キャノンが見事に再現して、映画もまずまずだった。



そんなシャドーをバック・ロジャースフラッシュ・ゴードンといったレトロ・ヒーローの渋過ぎる1/6アクションフィギュアを発表してきたメーカーGo Heroが、いままでどおりの愛と郷愁を込めてキッチリ完璧に商品化してくれたのだ。
ワイヤ埋め込みでポーズをつけられるケープにスカーフ、黒のハットとスーツ、2挺の45口径とホルスター、靴下と靴、ジラソールの指輪と手が2セット、さらにフィギュア・スタンドが付属する。
このあと続々と登場するGo Heroの1930年代レトロ・アイコン・フィギュアといっしょにcollect all !

ご注文はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/21459449/
a0077842_221282.jpg
a0077842_2213023.jpg
In 1930, The Shadow first appeared as the host of The Detective Story Magazine Hour for American radio. Among the actors to play The Shadow was the great Orson Welles. The Shadow fought evil forces with his mysterious girasol ring, guns, fists, and iconic laugh! Soon, The Shadow became a world famous pulp magazine with suspenseful storytelling and rich cover art. The Shadow has spawned countless imitations and is credited as being the direct inspiration for Batman. The Shadow has made an indelible mark on pop culture that lasts to this day.
by tomenosuke_2006 | 2013-12-16 22:31 | Sci-Fi Classicモチャ
幻の3.75インチ・エイリアン、予約開始
メーカーの宣伝用コピーから・・・
1979年。アメリカの玩具メーカー「ケナー社」は当時の新作SF映画『エイリアン』のフィギュア製作に着手。前年に発売し、大ブームを巻き起こしていた『スター・ウォーズ』シリーズ同様、3.75インチで発売を予定していた。しかし映画が完成に近づくにつれ、ケナー社の重役が子供向きの作品ではないことに気づき、急遽発売中止となってしまう。それから約35年。レトロ風味のデザイナーズ・トイを展開するスーパー7が「当時のテイスト」そのままに「リ・アクション」シリーズとして立体化を果たすこととなった。
a0077842_11164585.jpg
というような、幻かつ待望のSFゴシック・ホラーのアクション・ミニフィギュアが来たる12月に完成することが決定したので、予約を受け付ける。
全高約10センチ、およそ5ポイント可動、1979年に発売予定だったそのままの色と形で立体化されるというからウレシ過ぎる。
ラインナップはタイトルロールのエイリアンをはじめ、リプリー、アッシュ、ダラス、ケインの全5種類。
エイリアンは頭部がGID処理され、また頭部のクリアパーツを取り外し、つまみをスライドさせることでインナーマウスが飛び出すギミックを搭載している。
ケインはヘルメットが着脱可能、その他のキャラにはそれぞれ火炎放射器や動体センサーなどのアクセサリーが付属する。
もちろんパッケージは1979年当時の雰囲気そのままのブリスターパック仕様で申し分なしなのだ。

ご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/i0/
a0077842_1117266.jpg
The long lost Alien Kenner action figures that never went into production can finally be added to your Kenner and action figure collection! Each action figure comes with approximately 5 points of articulation, accessories, and period-authentic blister card packaging.
by tomenosuke_2006 | 2013-09-29 11:25 | Sci-Fi Classicモチャ
50年代のB級哀愁モンスターがディフォルメされて
50年代アメリカの無責任な子供だましモンスターのくせに、あまりの情けなさゆえ、つい手を差し伸べたくなってしまうのは店主だけだろうか。
各キャラクターの生い立ちについてはYouTubeなど利用しながら2010年2月26日のポストで詳述したので、そちらをご参照いただくとして、愛しい。
a0077842_020091.jpg
怖いもの知らずの映画投資家アレックス・ゴードン製作総指揮、B級映画の帝王ロジャー・コーマン監督の『原子怪獣と裸女』(1956年)の三ツ目ミュータント。
同じくアレックス・ゴードン製作、宇宙人と突然変異種専門エドワード・カーン監督の『海獣の霊を呼ぶ女』の女半魚人。
の上記2種が、イギリス人彫刻家Jamie D. Macfarlane(ジェイミー・D・マクファーレン)による熟練の技でチョイかわいくディフォルメされ、150個限定のポリストーン・レジン・スタチューとなって発売なのだ。
おっとそれから、パッケージの裏にはスーパー・コレクターで永遠のモンスター・マニアボブ・バーンズおじさんによる解説が載っているとか、早く読んでみたい。

ご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/i0/
a0077842_0201926.jpg
Jamie D. Macfarlane sculpted these fantastic fully licensed super-deformed version of wonderful Marty the Mutant from the movie "Day the World Ended" and Sea Creature from the movie "She-Creature". Both are 6 inches tall prepainted polystone resin statues and limited to 150 world wide. On the back of the box is a wonderful write-up about each monster and the movie, written by legendary Monster Kid, Bob Burns.
by tomenosuke_2006 | 2013-05-13 00:40 | Sci-Fi Classicモチャ
ウォーマシンを売った手前、素通りできない宇宙版ノアの方舟
a0077842_100334.jpg
半世紀以上もまえのハリウッドでSFファンタジー映画を作り続けた名プロデューサー、ジョージ・パルの、映画史に語り継がれる宇宙SF映画4部作の2作目『地球最後の日』(1951年)に登場したカタパルト式超大型輸送船スペース・アーク号のモチャが近日飛来だ。
ちなみに4部作の1作目は世界初の総天然色SF映画『月世界征服』(1950年)、3作目は火星人の円盤ウォーマシンの『宇宙戦争』(1953年)、4作目は『宇宙征服』(1955年)。
で『地球最後の日』のアーク号は、惑星の衝突で消滅してしまう地球から選ばれし人間とつがいの動物たちを乗せて新天地を目指す宇宙版ノアの方舟(アーク)。
映画のクライマックスは、やはり滅びゆく地球からのアーク号の脱出シーンだろう。
山の頂きに向かって伸びる銀色のカタパルトを速度を上げながらばく進するアーク号を、SF少年は手に汗握りながら見守ったものだった。
のちにウォーマシンで脚光を浴びる日系のアルバート・ノザキが流線型のアーク号をデザイン、今回入荷するのはカタパルトに載った発射寸前の勇姿を見事に再現したジオラマモデルで、ウォーマシンと同じメーカーPegasus Hobbies製である。
この際だからペガサス・ホビーには『宇宙征服』のフライング・ウィング型火星着陸船もぜひとも商品化してもらいたいものだ。

Sci-Fi Classicな商店在庫をチェック→http://tomesyoten.exblog.jp/tags/Sci-Fi%20Classic/



Calling all sci-fi and early Hollywood disaster-movie fans! An ultra-cool prebuilt model kit at 1:350 scale! Here's the Space Ark from the When Worlds Collide film. Simply take it out of the box and enjoy!

MORE PICS and INFO
by tomenosuke_2006 | 2013-05-01 10:31 | Sci-Fi Classicモチャ
We Love Model Animation Allosaurusという置物
肉食竜アロサウルスが大好きである。
ラクエル・ウェルチが肌も露わに原始美女を演じた1966年の20世紀FOX映画『恐竜100万年』でアロサウルス対原始人の死闘を目の当たりにしたのが、そもそもの原因だと思う。
なので『学校の怪談3』(1997年)でアロサウルスの骨格化石が子供たちを追いかけ回すシーンを発案したのも、少年時代の憧れを職権(件の映画でSFXプロデューサーしていた)の乱用で叶えようとしたためだった。
ライブアクションで使うフルスケールの上半身とアニメーション用の全身ミニチュア・モデルを用意すると、金子修介監督がそれを使って見事なアクション・シーンを作ってくれた。
下呂温泉の倉庫には、その時のアロサウルスの骨格モデル大小がいまだに居候している。
a0077842_11423738.jpg
だからWe Love Model Animation Allosaurus(ぼくたちはモデル・アニメのアロサウルスを愛してる)なんていう、年のいった偏執的映画好きを相手にしているとしか思えない商品名のPVC製スタチューが出るとなると、見逃すわけにはいかないのである。
メーカーが、ハリーハウゼン・クリ−チャーやB・C級SF映画の、かつて誰も商品化しようとしなかった忘却キャラを誰に望まれるともなく世に送り出してきた、あの無謀なX-PLUS USAと聞いて、なるほどだと思った、心からガンバレと思うのだった。
で、さっそく予約を受け付けるのだけれど、下に店主が13才のころに燃えた『恐竜100万年』のアロサウルス対原始人の死闘シーンを貼っておくので、参考までにご覧いただきたい。
映画と特撮職人がねんごろな間柄だった時代の、CGIとくらべたらまるで稚拙なこういう映像が、リアルに怖かったのだ。

ご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/19655790/

Once, dinosaurs walked the earth, giant creatures with tails that hung heavily on the ground. We see their skeleton in museums, we watch films with them on the rampage. The detailing on the back of this We Love Model Animation Allosaurus Statue is much like a crocodile's, and the tip of the Allosaurus' tail looks like the atomic monster. The texture and coloring is evocative. You can easily imagine this 8-inch tall plastic dinosaur walking on your desk it's so life-like. Plus, it comes with a 2 1/2-inch tall historical prehistoric man!


by tomenosuke_2006 | 2013-01-22 14:36 | Sci-Fi Classicモチャ
バック・ロジャースの流線型ロケット第2弾、出来!
今年2月7日のポストで詳述したので、そちらを見てほしい。
ようは1929年に発表されたフィリップ・フランシス・ノーラン原作、ディック・コーキング作画の一世を風靡した新聞連載コミックにして奇抜デザインの宝庫『Buck Rogers(バック・ロジャース)』に登場した様々な流線型ロケット・シップの完全立体化シリーズの、宇宙遊覧ロケット・シップ・アスタライトに次ぐ第2弾、バトル・クルーザーが完成したのだ。
前作同様レジン製完成モデルで、サイズもほとんど同じの長さ28センチ、バック・ロジャースのロゴ入りディスプレイ・スタンドに載る。
それにしても80年以上もまえのことだよ、25世紀の宇宙時代を空想しながらこんな楽しい乗り物を考え出したディック・コーキングっていう漫画家は、つくづく天才だと思う。
今回、バトル・クルーザーの予約を募るついでに、前作のアスタライトも再度予約を受け付けることにした。

バトル・クルーザーのご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/19250082/
a0077842_932099.jpg
The Battle Cruiser is one of the classic Buck Rogers ships. Distinguished by its bullet shape and porthole windows, the Cruiser also sports front and rear gun turrets, and a main gun on the top. Mounted on its own custom resin base with raised "Buck Rogers and the 25th Century" logo.

アスタライトのご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/17333706/
a0077842_93235100.jpg
The "Asterite" ship is the first in a licensed series of original Buck Rogers spaceships from the 1930's and 1940's. They are Resin castings made from masters produced by Jeff Brewer, Creator of the Cool Rockets line.
by tomenosuke_2006 | 2012-11-22 09:45 | Sci-Fi Classicモチャ
Buck Rogersのロケット・シップに関する残念なお知らせ。
LAのディストリビューターから、当店が予約受付しましたBuck Rogers "Asterite" space ship desk model(バック・ロジャースのロケット・シップ"アスタライト"卓上モデル)がすべて破損して入荷したと連絡がありました。
製造上の問題なのか、輸送事故なのかはっきりしませんが、今年の後半に再度、案内があるようです。
ご予約いただいたみなさまには大変申し訳ございませんが、次の機会までいましばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
a0077842_124293.jpg
We got the following e-mail about Buck Rogers "Asterite" space ship desk model from the distributor.
"I have to cancel the buck rogers, they are all breaking, they company will remake them and we will resolicit later in the year".
And so we will take order later in this year again. Sorry about that.
by tomenosuke_2006 | 2012-02-25 23:59 | Sci-Fi Classicモチャ
Cool Rocketsの新作がBuck Rogersで来た。
去年10月に発売するや予想外の反響に店主いささか驚いたCool Rocketsのレジン製ロケット・シップ各種、ご記憶の方も少なくないと思います。
2007年製のデッドストック品ながら、日本で売られたのはあの時がはじめてだったし、なんといってもテーマが1930年代に流行った流線型ロケットだもの、いまさら古いとか新しいとか、旬だとかそうでないとかを語る類いのモチャではなかった、というのがウケた大まかな理由でしょう。
映画のSFX部門でミニチュアやプロップ・メイカーとしてキャリアを積んだSF好きJeff Brewer(ジェフ・ブルアー)が原型を担当したというのも、正しかった。
少年たちを夢中にさせたティン・トイの愛情あるレストレーション、古き良き時代の空気感を見事に表し、夢さえ漂う。
で、まさかの吉報なのだ、Cool Rocketsからジェフ・ブルアー原型の新作が発表になった。
a0077842_048962.jpg
去年7月のSDCC 2011のDKE TOYSブースでそれのプロトタイプ(上の画像)が飾られたのだけれど、商品化されるなんて思ってもみなかった。
しかも新作は1929年に発表されたフィリップ・フランシス・ノーラン原作、ディック・コーキング作画の一世を風靡した新聞連載コミックにして奇抜デザインの宝庫『Buck Rogers(バック・ロジャース)』の公式ライセンス商品なのだ。
先端に球体の燃料ユニットを備えた宇宙遊覧ロケット・シップAsterite(アスタライト)、長さ12インチ(30センチ)のレジン製、500個限定でスーパー・レトロなパッケージに収まる。
うれしいのはこのアスタライトを皮切りにコミック版バック・ロジャースのロケット・シップ(下のディック・コーキングの絵のような)を次々に立体シリーズ化するというのだ。
というわけで今回は希望者全員にお届けできますよう予約を募ることにしました。

ご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/17333706/
a0077842_115183.jpg
a0077842_1214443.jpg
The "Asterite" ship is the first in a licensed series of original Buck Rogers spaceships from the 1930's and 1940's. They are Resin castings made from masters produced by Jeff Brewer, Creator of the Cool Rockets line. Inspired by the fantastical Art of that time period, these pieces have never before been offered at this size or level of artistry and detail. Over 12" long.
by tomenosuke_2006 | 2012-02-07 01:27 | Sci-Fi Classicモチャ
Cool Rockets、4年の歳月を経て、ようやく取り扱い開始。
お気に入りの写真がある。
1985年の秋、構想を温めていた本のリサーチのため、ワシントンDCの国会図書館(ライブラリー・オブ・コングレス)を訪ねて見つけた一葉の8x10。
真っ白い煙をモクモクと吐きながらトンネルから出て来た弾丸型蒸気機関車"20世紀号"が、線路脇に佇む鉄道員の父と子の前をいままさに横切ろうとしているモノクロ画像だ。
その機関車はマシン・エイジといわれた1930年代のアメリカで、レイモンド・ローウィとともに一世を風靡したインダストリアル・デザイナー、ヘンリー・ドレフェスの傑作。
機関車の威容に驚き、白い煙に漲る無尽のパワーに圧倒された。
まるでランタンを手に見上げる少年になったような気分で。
a0077842_18484238.jpg
以来、"流線型"と"煙"は少年心を刺激する切っても切れない存在となった。
だから4年前、レトロ・ティン・トイ風レジン製ディスプレー・モデルCool Rocketsシリーズを仕入れようかどうか悩んだのも、"流線型"と独創的な"煙"の表現に魅せられたからだった。(2007年6月19日のポストを参照→http://tenshu53.exblog.jp/5757681/
当時はミニマム6個を仕入れる勇気がなかったというか、種類も豊富で目移りもして、結局はスルーしてしまったのだけれど、たぶん在庫処分の意味もあるんだと思う、今度は割り引いてもらえるし、円高ドル安だし、いまさら取り寄せることに決めたのだ。
1930年代から50年代の少年たちが熱狂したスペース・オペラの宇宙を、ワイヤーで吊られ、煙をくゆらせながらプカプカと飛行したロケットやフライング・ビークル風、中でもとくに気を引いた3種類。
いまどきのディテール過剰な船とちがって、あっさりツルンな流線型がほどよいし、爆煙まで造形してディスプレーの支柱代わりにしたあたりがとくにアイディア賞なのだ。
作者は映画のSFX部門でミニチュアやプロップ・メイカーとしてキャリアを積んだJeff Brewer(ジェフ・ブルアー)。
届いたらどれかひとつ、机に飾るつもりだよ。
a0077842_20462683.jpg
Cool Rockets are designed and created by Jeff Brewer who is working at film industries. All models are cast in polyresin plastic and hand painted. Comes carefully packaged in a reinforced gift box with color label and a Cool Rockets Authenticity Card.

More: その他のクール・ロケット。
by tomenosuke_2006 | 2011-09-22 21:12 | Sci-Fi Classicモチャ