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アンクルホルスター初回ロット分の出荷がはじまります。
お待たせしました。
留之助商店謹製アンクルホルスター初回ロット分の出荷が明日土曜日からはじまります。
染色済みの既成品を使わず、より上質な革を染め上げて仕上げるすべて手作りのホルスターです。
大量専門メーカーが金属製の抜き型とプレス機を使い、皮革パーツを流れ作業で抜き取ったわけではなく、ハンドクラフト・ホルスター職人のM氏が皮切りナイフを垂直に使いこなし、鍛え上げた腕で1点ずつ切り出す。
留之助はそういう手作りゆえの“味”を大切にしたいわけです。
ナポソロの60年代、MGMのプロップデパートメントの器用な誰かが、せいぜい10個ぐらい手作りしただろうか、その時と変わらぬアナログな技術でアンクルホルスターやアンクルカービンを作りたいと常々思ってるのだ。
下の画像はM氏からホルスターといっしょに届いた“型の付け方”を示した2点のうちのひとつ。
もう1点の画像を加えた榎本店長手作りの解説書を商品に添付させていただきますので参考にしてください。
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本格型付けの上級テク。
by tomenosuke_2006 | 2009-05-08 23:14 | プロップ
豚インフルエンザのリスクよりもブラスター取材である。
本日4月28日、午後4時10分、留之助ブラスター・チーム一行は成田発ノースウェスト便でLAへ向かった。
世界保健機関(WHO)が豚インフルエンザの警戒レベルを“フェーズ3”から“フェーズ4”に引き上げた矢先のことである。
もし大流行の直前を意味する“フェーズ5”になったら、不特定多数の人たちが出入りするハリウッド・オークションProfiles in Historyが中止されるばかりか、我がチームの帰国さえ危ぶまれる。
店主が地元に留まざるを得なかったのは、岐阜県の補助金事業の一環で高山市内に新ギャラリーを開設するための打ち合わせやプレゼンが今月末に集中したからだった。
それと日本に輸入もできなければ目の玉が飛び出そうな高額落札予想のデッカード・ブラスターはともあれ、『ターミネーター』1作目(1984年)のハンター・キラーやタンクのオリジナル・モデルが出品されると知ったときから「君子危うきに近寄らず」と決め込んでいたのだ(結果、別の意味で危うきに近寄らないことになってしまった)。
1983年だったか、『ターミネーター』のミニチュア・エフェクトを担当するジーン・ウォーレンJr.のSFXスタジオFantasy 2 Film Effectsのセットではじめて目にして以来、どこへ行ってしまったのかと思っていた憧れのミニチュア・モデル。
ネットでのオークション参加なら自制も利くけれど、オークション会場のあの独特の空気の中ではちがう自分になりそうで怖い。
留之助ブラスター・チーム一行は1日早く現地入りしているハリコレのオーナー、胸組さんの案内でオークションを2日後に控えた会場へ直行、デッカード・ブラスターとの対面を試みる。
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Screen-used Hunter/Killer
by tomenosuke_2006 | 2009-04-28 23:59 | プロップ
2次ロットの予約締切間近。
留之助商店謹製アンクルホルスターの2次ロット分のご予約も順調に伸びて、お受け出来る数もあとわずかとなりました。
これまでのご注文はナポレオン・ソロ・タイプとイリヤ・クリヤキン・タイプがほぼ同数、2:1の割合でMサイズが多く、すべて右利き、関西方面のお客さまが全体の3分の1を占めるという結果になりました。
そこから浮上しますのは中肉中背の関西人には右利きのアンクルファンが多いという、あまり重要ではない新事実。
2次ロットの定数に達し次第、M氏のお仕事の都合で予約はしばらくの間、お受けできません。
買うならいまです。
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主にジャズ、ブルース等のミュージシャンたちを描き続けているニュージャージー在住の画家でありギタリストのJohn FroehlichによるTHE DYNAMIC DUOをパッケージ・イラストに採用しました。

ホルスター裏面の仕上げ。
by tomenosuke_2006 | 2009-04-13 23:59 | プロップ
ホルスターで性格診断。
イリヤ・クリヤキンにくらべると、ショルダーホルスターを着けたナポレオン・ソロの露出のなんと少ないことか。
細いタイをキュッと絞め、ボタンをきちんとかったタイトなスーツがトレードマークのソロに、ホルスターはジャマだったかもしれない。
アンクルガンを握るアクション・シーンでジャケットの前がはだけて中にホルスターがないのが知れようが、頓着しない。
ソロそのままのイージーゴーンングな人といわれたロバート・ボーンに、デビット・マッカラムのようなこだわりはなかった。
頻繁にホルスター姿で登場するイリヤ役のマッカラムは、装着感を重視したようだ。
下の画像の右側、本来、内側に隠されるべき上下のハーネスを繋ぐストラップの先が表に飛び出し結わえられているのが分かる。
明らかにシロウト仕事、ベストポジションになるようマッカラムが自ら調節したのだろう。
セーターの左脇腹あたり、アンクルガンのグリップの下側に見える破れたような穴は、ホルスター固定用のストラップを通すためのものだったのか。
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日本では『スラッシュの要塞』の題名で劇場公開されたシーズン4の通算93・94話のスチルが左上、番組が終盤を迎えてハーネスの固結びが消えた。
イリヤ・クリヤキン・タイプと呼んでいる独特のステッチも見当たらず、マッカラムはついに納得のいくショルダーホルスターを手に入れた?
ちなみにアンクルガンは右上の画像の“K”のマークが付いたフラットグリップではなく、店主が最近入れ込んでいるラウンドグリップ仕様、握り心地がファンタスティックである。
その下は上下のハーネスをリベットで固定したホルスター姿のマッカラム、『0022/アンクルの女』でステファニー・パワーズの相棒ノエル・ハリソンが着用したものと同種か、そのものズバリではないだろうか。
何かと話題豊富なイリヤ・クリヤキンのショルダーホルスターだが、ブラッド・ファーガソン氏はP38アンクルガンのために特製された最初期のホルスターに補強用のステッチ加工が施されたものをイリヤ・クリヤキン・タイプとした。
そのことに異存はないが、当店が複製するホルスターはブラッド氏が上下ハーネスをつなぐストラップの結び目を露出させたのとは異なり、製作者M氏の提案に従いいずれのタイプも内側に編み込むことにした。
その方が仕上がりが断然美しい。
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3月31日(火)午後10時より初回生産分20個の予約を受け付けます。
ご希望の方は、左の“Uncle Gun ホルスター”のバナーからご入店ください。
by tomenosuke_2006 | 2009-03-29 23:10 | プロップ
アンクルホルスター詳細発表。
2007年1月、THEUNCLEGUN.COMの主宰者で世界一のアンクルガン研究家Brad Ferguson氏が、ナポレオン・ソロ役のロバート・ボーンが劇中で実際に着用した専用ショルダーホルスターを基に精巧なレプリカを(下の画像・左)を造り上げた。
各部の皮革の厚さも忠実に再現、銃を入れるホルスター部の革厚=4ミリ、腋の下にくるアンダーアーム・ハーネスの革厚=2ミリ、肩に載るショルダー・ハーネス=1.2ミリ、バックストラップ=2ミリ。
ほかにもアンダーアーム・ハーネスに複雑なステッチが入ったイリヤ・クリヤキン・タイプ(下の画像・右)も完成させた。
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世界初となった2種類のレプリカ・アンクルホルスターは発表と同時にアンクルガン・ドット・コムでオーダーメードの希望者が募られ、留之助でも数個のオーダー枠を確保、アンクルタイプ留之助ver.のご購入者に提供させていただいた。
じつはたった1回で受注生産を打ち切ってしまったブラッド氏、「製造業者の希望する最低ロット数を満たすだけのオーダーがこれ以上集まるとは思えないから」というのがその理由だった。
そこで唯一精巧なアンクルガン・ドット・コム製ホルスターを、留之助がブラッド氏の理解とM氏という卓越した技術者の協力を得て複製することにした。
樹脂製P38ベースのカスタム・アンクルガンとしては先駆けのバクレツパイナップルやロジック製に加え、最近ではZEKEマルゼン製が市場を賑わし、おそらくレプリカ・アンクルガンの普及率では本国アメリカよりも高いと思われる日本に、アンクルホルスターの決定版がないのはおかしいではないか。
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ガンベルトやショルダー・ホルスターに造詣の深いM氏によれば、アンクルホルスターには銃の抜け落ち防止用ストラップもなければ、ホルスターをズボンのベルトにつなぐ固定用ストラップさえなく、けっして実用的とはいえない。
つまり派手なアクションには不向きであり、まさしく映画撮影用、俳優専用に造られたことが分かる。
またイリヤ・クリヤキンのホルスターにある複雑なステッチの意味もほぼ解明できた。
ベルト固定用ストラップがないため脇腹あたりでブカブカ波打つホルスターを少しでもおとなしくさせようと、ホルスターとアンダーアーム・ハーネスの接合部裏面に補強用の革を1枚当て、それを縫いつけた結果できた単なる縫い目。
きっとイリヤ役の神経質なデビット・マッカラムの要望で、衣裳部か小道具係の誰かが手っ取り早く仕上げたのだろう、ステッチは考え抜かれたデザインというよりは即興の産物だった。
ホルスターとショルダー・ハーネスをつなぐこのアンダーアーム・ハーネスはイリヤ・タイプ(下の画像)に限り革厚を1.5ミリとし、1ミリ厚の補強用の革を当てるためソロ・タイプの2ミリより若干厚くなる。
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3月31日(火)午後10時より、留之助商店製アンクルホルスターの初回生産分20個の予約を承ります。

当ブログの右側、および商店書店の入荷新着情報の左側に専用予約注文フォームへリンクするバナーを貼り出します。
サイズはMとL、右利き用と左利き用、ナポレオン・ソロ・タイプ(税込¥25,200)とイリヤ・クリヤキン・タイプ(税込¥29,400)が選択できます。
おひとり各タイプを1個ずつまで予約できます(予約金等は一切いただきません)。
品物は4月下旬から5月下旬にかけて予約順に発送させていただきます。
ご不明な点などございましたら、こちらまでお問い合わせください。

イリヤ・タイプ・ホルスターの裏面とM氏の仕事場。
by tomenosuke_2006 | 2009-03-22 23:59 | プロップ
ホルスター用の刻印です。
ワルサーP38アンクルタイプ用のショルダーホルスターの製作、着々と進んでいます。
これはホルスターの裏側に打つアンクルロゴの刻印見本です。
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by tomenosuke_2006 | 2009-03-20 01:09 | プロップ
アンクルホルスター、近日中に受付開始。
アンクルカービンの真・留之助ver.を造るぞって、エラソーなこと言っておきながら、グズグズしてます。
ややエクステンション・バレルは短いものの、その他の点でZEKEさんのアンクル・アクセサリーの出来のよさに怖じ気づいたってのもあります。
とにかくスタッフが留之助ブラスターに縛られて、どうにも動けない。
が、一方でTHEUNCLEGUN.COMのブラッド・ファーガソン氏が本物のホルスターを完全復元し、1年以上まえに受注販売を打ち切ったレプリカ・ホルスターを、ブラスター用サファリランド・ホルスターのリフォームをお願いしているM氏と徹底的に検証し、本物より高級な皮革で製作、近日中に予約を募るところまで漕ぎ着けました。
日本にP38アンクルガンは数あれど、リアルなホルスターはかつて留之助が並行輸入したTHEUNCLEGUN.COM製が数点あるのみ。
どうぞご期待ください。
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こちらの絵は主にジャズ、ブルース等のミュージシャンたちを描き続けているニュージャージー在住の画家でありギタリストのJohn FroehlichによるTHE DYNAMIC DUO。
60年代のスパイTVにも思い入れのある同年代人で、アンクルホルスター用のパッケージアートを頼んだらこんな絵を描いて送ってくれた。
満点!

先ごろ、メールでこんなのも届いた。
by tomenosuke_2006 | 2009-03-12 01:11 | プロップ
マルシン工業訪問記。
ウィンチェスターM1887の機関部をギリギリ残して造ったT2仕様のショットガン。
そのオフィシャル・ライセンス・プロダクトがマルシン工業さんから発売されているけれど、じつはハリコレ・オーナーの胸組氏が版権をコーディネートされていた。
で、そんな縁もあって留之助ブラスター・チーム一行は氏の案内で川口市のマルシン本社を表敬訪問、石垣取締役副社長と小森営業部長を囲み楽しいひとときを過ごしたのだった。
とくに石垣副社長はモデルガン黎明期から40数年、ずっとこの道でご活躍の大ベテランで、何気に語られる当時のMGCや中田商店やCMCや丸郷の裏話が面白過ぎて、肝心な要件についてはほとんど二の次になってしまったのだった。
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およそ2時間のミーティングのあと、隣接する工場を小森営業部長の案内で見学させてもらった。
うずたかく積み上げられた金型をはじめて見て、およそ2千万円とはこういうものなのかと納得したり、徳さんにいたっては工場のいたるところに置かれた大型の工作機械を眺め回し、つぶやくように「これ欲しい」。
ベルトコンベアーの流れ作業で大量生産しているわけではなく、部門別に、専門職の人たちがコツコツと手作業でトイガンを組み上げているのには驚いた。
メイドイン・シタマチ・ジャパン、これだから高い精度が保たれるのだと納得、逸る気持ちを抑えつつマルシンさんを後にした。
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by tomenosuke_2006 | 2009-02-04 21:58 | プロップ
壊れてもいいから発火ブローバックさせたい。
スーパーメジャーのマルゼンさんやZEKEさんがアンクルガンを本格製品化しているさ中、真・留之助ver.で向こうを張ろうと威勢だけはいい店主である。
が、情けないかな、まだ最初のフルセットが完成に至っていないのだ。
そうこうしているうちに日本のアンクルタイプのパイオニア、ロジックさんがですね、マルシン製ABSモデルガンのP38をアンクルガン化するアクセサリー・キットを完成させ、予約受付を開始した。
こちらがロジック製アクセサリー・カタログ
こちらはアクセサリーのインストール画像や動画が見られるページ
そのページのいちばん上の「7mmキャップ火薬で数発、発火してみました。破損する事は無かったですがショートバレルはダミーカートタイプですので発火しますと破損する場合があります」という但し書きが付いた動画がゾクゾクくる。
目の毒である。
壊れるの覚悟で発火させないさいと言われてるような。
とにかくアンクルガン百花繚乱の昨今、いろんなアンクルガンがあっていいじゃないかの贅沢な時代、留之助も取り残されないようにがんばらないと。
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by tomenosuke_2006 | 2009-01-20 19:02 | プロップ
ぜんぜん大変なんかじゃないですよ。
ZEKE製アンクルタイプの記事にKさんから「大変だ」っていうコメントをいただき、はじめて知りました、マルゼンさんもやるんですね、マルゼンP38デタッチャブル
「往年のスパイアクションTV番組で大活躍した2人組のスペシャルエージェントが愛用したカスタムP38」とはZEKEさん。
かたやマルゼンさんは「往年のスパイアクションムービーに登場した主役級のP38プロップガン」。
0011ナポレオン・ソロとかイリヤとか、MFUとか、せめてナポソロとか、宣伝コピーにその手の固有名詞が使えない事情、よーく分かります。
それにしても店主も気楽に“往年”っていう言葉を口にするけれど、“過ぎ去った昔”という意味の“往年”を第三者的にナポソロ絡みで耳にすると、“過ぎ去ったオヤジ”って言われてるような気がして、いささか傷つくものなんですね。
せめて“1960年代”とか“シックスティーズ”なんて言ってもらえたら幸いです。
で、マルゼンさんは亜鉛ダイキャスト製のグリップという、本物もやらなかった荒技を利かすんですって?
ますますグリップあたりに重みが集中しそう、アルミなら天にも昇る気分なのに。
しかも「実物のプロップガンのデザインを踏襲しつつ握りやすさも考慮」とは、その気配りに頭が下がります、実物を徹底的に模写しようという病的なお考えではない。
マズルブレーキは強度重視の8ホールでアルミ製なんですかァ、12ホールのスチールがイカスのに。
つまりKさん、大変なんかじゃないってことですよ。
真・留之助ver.とは対極にある、目指すものもまったくちがうマルゼンP38デタッチャブル、店主はとりあえず買いますけど。
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画像は真・留之助ver.がお手本にしている実物のアンクルガン。
刻印はもとよりアルミニウムのグリップとヘキサゴンスクリュー(赤丸)も完全再現する。
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真・留之助ver.ではもちろん実物同様スコープマウント取付スリット部にマウント固定用のネジ穴は開けない。
下の画像は最近THEUNCLEGUN.COMのブラッド・ファーガソン氏から届いたジョーク、2挺拳銃用アンクルショルダーホルスター。
真・留之助ver.計画にはブラッドさんが休止しているアンクルホルスターの国内製作もメニューに入っている。
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by tomenosuke_2006 | 2008-11-24 19:53 | プロップ