カテゴリ:TV・映画・ビデオ( 78 )
ブラントとキャシーの人形アニメ、キックスターターで始動
Brandt Peters × Kathie Olivas’s “Calliope” Stop Motion Film Kickstarter!
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うれしいのはこの短編人形アニメにT+CPソフビのメイン・キャラクター、カリオペ・ジャッカロープとスティンジー・ジャックが主演するということ。
2年まえに計画を聞き、進捗をずっとレポートしてもらっていたけれど、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のアニメーション・クルーが協力して、とうとう、こういうかたち(キックスターター)でプロジェクトはスタートしたのだ。
キャシー・オリヴァスブラント・ピータースが原案・監督のCALLIOPE: stop motion animated short film(カリオペ:短編ストップ・モーション・アニメ)。
その予告編のクォリティーが完璧過ぎる。
魅力のリワードが用意され、あとは出資するばかりなのだ。
詳しくはこちらのKickstarter campaignへ。


by tomenosuke_2006 | 2015-11-01 18:38 | TV・映画・ビデオ
『アウターリミッツ』50周年記念本
OUTER LIMITS at 50



1963年9月16日、月曜日の夕方、アメリカ。
全国ネットのABC-TVから無感覚な男の声が流れ出た。
「あなたのテレビ受像機が壊れているわけではありません。画像を直そうとしないでください。我々が送信機を操作しているのです。我々は水平調整や垂直調整のツマミを操作します。これからの1時間、静かに座っていてください。そうすれば、あなたが観たり聴いたりするものすべてを制御します」
最高によくできたSFアンソロジー・シリーズ『アウターリミッツ』の、これは象徴的なオープニング・ナレーションだった。
TVのような小さなスクリーンでSFを真剣に取り上げようと試みた番組の、記念的な第一声だった。
日本では抑えのきいた低い声の名声優・若山弦蔵さんがナレーターをつとめ、もうその声を耳にしただけで、怖いもの見たさの少年は想像を絶するSF異世界へと迷い込んでいったもんである。
全49話のほとんどのエピソードに、不条理な生い立ちの、かつ趣向を凝らしたデザインのモンスターが登場し、刺激が強過ぎて、心地良過ぎて、いまの変な自分は『アウターリミッツ』のせいなんだと思う。
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あれからザックリ半世紀が経つんだね、老いぼれるはずだ、なんて思っていたら。
つまり『アメリカン・グラフィティ』よりも、さらに10年もむかしむかしの大昔から、ずっと『アウターリミッツ』に拘りつづけてきたドイツ生まれの脚本家で小説家のデイビッド・J・ショウ(店主より2才年下)が、素晴らしい仕事をしてくれました。
SFアンソロジー・シリーズの古典のすべてが分かるビジュアル・ドキュメンタリー本『アウターリミッツ・50年』を書き上げたのだ。
ビハインド・ザ・シーンの未発表白黒写真をはじめ、コレクターによっていまも大切に保管されているプロップの撮り下ろしカラー写真や、当時発売された関連グッズなど、図版の豊富さは驚異的である。
こういうのを見せられたりすると、もうちょっとだけガンバロウなんて気になってしまうのだった。
入荷はすでに予約受付中の『オーロラ・モンスター・シーン』と同じ。
少年時代、『アウターリミッツ』に震え上がったそこのおじさんだけじゃなく、若いあなたもどうですか。

ご予約はこちらから→http://tomeshoten.exblog.jp/i0
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THE OUTER LIMITS AT 50! Written and edited by David J. Schow, author of the essential OUTER LIMITS COMPANION and the world’s leading expert on the series, this unprecedented look at the beloved show presents over 150 new pages of rare photographs and collectibles—including many in full color, unearthed here for the first time ever.

MORE PICS and INFO
by tomenosuke_2006 | 2014-10-04 01:26 | TV・映画・ビデオ
メルズ・ドライブインを買う
Mel's Drive-In Pre-Built HO Scale Model

映画『アメリカン・グラフィティ』(1973年)については前にも触れたことだし、ここでは割愛する。
とにかくみんな若かった。
この映画に熱狂した店主だって、まだほんの二十歳だったし、いろんな意味で感慨深過ぎる。
ロサンゼルスに住んでいた1980年代、サンセット・ブルバードとハイランド・アベニューの角に、『アメリカン・グラフィティ』で有名になったメルズ・ドライブイン・チェーンのハリウッド店を見つけ、よく通った。
映画で使われたのはサンフランシスコのメルズだったけれど、ハリウッドのここも同じ時期に、ほとんど同じ図面で建てられたと誰かに教わった。
残念ながらローラースケートをはいたウェートレスはとっくのむかしに引退していたけれど、かつて彼女たちがハンバーガーとコークを載せたトレーを高く掲げ、クルマのまえをスイスイと滑り回っただろうスケート・コースは、建物の周りにそのまま残っていた。



1980年代は安っぽい都市開発がロサンゼルスのいたるところで繰り広げられた時代だった。
メルズもまた、1985年のある日、無惨にも取り壊されて、跡地にはどこにでもあるようなミニモールが出現した。
もしかしたら6年間のロサンゼルス生活に終止符を打ち、日本へ戻ることにしたのは、憧れだった風景や思い出の詰まった場所が次々に消えて行くのを、目の当たりにしたくなかったからなのかもしれない。
なんてことは、こっちに置いといて、あの『アメリカン・グラフィティ』の象徴的な舞台、メルズ・ドライブインがHOサイズのオモチャになっていることをご存知か。
ちょいまえ、Moebius社からそのプラモデル版が出たのを知り、工作に自信のない店主は涙を飲んでスルーしていたのだけれど、この度、なんと組立て完成版が発売になったのだ。
サイズは幅40センチ、鉄道模型のHOゲージと同じスケールなので1/80のミニカー対応。
ということはドライブインのまわりに往年の名車モチャを並べて遊ぶこともできてしまうのだ。
つまりこんな感じで↓ というわけで、予約を募ります。

ご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/22437412/
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Mel's Drive-In from American Graffiti! Ready to display right out of the box - no assembly! Perfectly sized for HO scale train layouts. Featuring classic Mel's Drive-In graphics!
Let's go to Mel's Drive-In! It's the place to be! As seen in the film American Graffiti, this cool Mel's Drive-In Pre-Built HO Scale Model Kit measures 16-inches wide x 10-inches long x 4 1/2-inches tall, perfectly sized for standard HO scale train layouts. Fully assembled and painted, the Mel's Drive-In Pre-Built HO Scale Model Kit is ready to display right out of the box! This marks the first time Mel's Drive-In has been recreated as a styrene model based on the original San Francisco location, offered in an attractive window box featuring classic Mel's Drive-In graphics.
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by tomenosuke_2006 | 2014-10-02 10:06 | TV・映画・ビデオ
立体化されたアメリカ最古のアニメの主人公
The first animation movie of America "Gertie the Dinosaur"

1980年の拙著『超SF映画』や1985年の分冊版『SF-F映画テレビ大鑑1987 - 1949』で紹介したアメリカ最初のアニメーション『恐竜ガーティ』について記述ミスがあった、ような。
1909年と記した製作年度は、正しくは1914年だった、のかもしれない。
確か当時、いくつかの参考文献で09年と14年の異なる記述を見つけ、それなりの理由があって09年と決めつけたような気がする。
というのも1914年にはキング・コングの生みの親ウィリス・オブライエンの、恐竜や類人猿が登場するきわめて精度の高いモデルアニメにして処女作の『恐竜とミッシングリンク』が公開されていたから、新聞連載漫画『夢の国のリトル・ニモ』の作者ウィンザー・マッケイによるパラパラ漫画の域を出ない『恐竜ガーティ』を同じ年の作品と考えるには、いささかムリがあるように思えたからだった。
が、ウィキペディアにも1914年とあるし、この際、長いものには巻かれるべきかしら、なのである。



偶然立ち寄った博物館でブロントサウルスの骨格標本を見て、仲間のひとりに「いくら名監督のウィンザーでも太古の恐竜は動かせないだろう」と言われ、彼は「出来るとも!」と大見得を切る。
しばらく経ち、ウィンザー家でパーティが開かれ、彼が生み出した愛らしい恐竜ガーティがお披露目される。
スクリーンに湖畔が映し出され、ウィンザーが「出てこい!ガーティ」と呼ぶと、恐竜が現れるのだ。
彼女(そうメスなんである)は木を食べ、湖の水を飲み干し、マンモスとじゃれ合いながら芸を披露したりするのだった。
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そんなガーティとタキシードを着たウィンザー・マッケイが、1990年代にILMでモデルメーカーとして活躍したキャロル・ボーマンによって、ものの見事に立体ガレージキット化されていた。
作者が女性だからか、ガーティをよりふくよかに表現し、母性を感じさせて100点満点。
そこでプロによる少数製作の完成品を輸入することにしたので、レトロ恐竜ファンの店主もですが、あなたもおひとついかがでしょうか、っていう話でした。

ご注文はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/i0/
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We're offering a classic garage kit of the tuxedoed Winsor McCay and his benevolent friend from the groundbreaking 1914 animated charmer "GERTIE THE DINOSAUR," sculpted and manufactured by veteran ILM model maker Carol Bauman. This extremely rare solid-resin treasure from one of the first and most important films in the history of animation comes fully assembled and exquisitely hand-painted by professional.
by tomenosuke_2006 | 2014-09-28 09:41 | TV・映画・ビデオ
『ブレーキング・バッド』のピンクのテディベア
約50分のドラマ合計48話を5日間で観切ったということは、1日平均8時間を費やしたことになる。
先週20日の日曜から24日の木曜まで、仕事や人付き合いを完全に断ち、当然ブログやFBも放置して、Apple TVにつないだ居間のテレビはもちろん、Mac、iPod、iPhoneを駆使しながら、書斎や風呂やトイレで、ベッドやクルマでも、ずっとhuluから配信の『ブレーキング・バッド』に釘付けになっていた。
アメリカで放送がはじまったのが2008年1月というから無知を恥じるばかりだけれど、とにかくあちらの玩具問屋のサイトにあった新作アクション・フィギュアから、この世紀のTVシリーズを知り、やっとあとは1話ずつ、毎週金曜日に配信されるシーズン5の50話から62話の最終回まで観ればいいところまで漕ぎ着けた。
物語の舞台が友人(ブラント・ピータースやキャシー・オリヴァス)が住むニューメキシコ州アルバカーキだから、とくに親近感を抱かせる。
今度の『ゴジラ』の予告編でいちばん印象に残る男優が『ブレーキング・バッド』の主演者ブライアン・クランストンだと分かり、『ゴジラ』にさえ過剰な期待を寄せてしまう店主なのだった。
近日、防護服姿のウォルター・ホワイトと黒の帽子とサングラスがトレードマークのハイゼンベルグの6インチ・フィギュアが先行入荷。
7月にはジェシー・ピンクマンの6インチ・フィギュアと原寸大のピンクのテディベアも届く。
とりわけ片目がもげて、ところどころ黒く焦げたテディベアはシーズン2のオープニングに登場し、やがてそのイワレが明らかになる、このドラマの特徴的なフラッシュ・フォワード演出の象徴のようなヌイグルミ。
店主としてはいちばん欲しいブレーキング・バッド・モチャなのだった。

ご予約はこちらから→http://tomesyoten.exblog.jp/tags/Breaking%20Bad/
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Watching all 48 50-minute episodes of a TV drama over 5 days works out to spending an average of 8 hours a day. Last week, from Sunday the 20th to Thursday the 24th, I completely cut myself off from work and social obligations, and using my living room TV connected to Apple TV, as well as my Mac, iPod, and iPhone, I was glued to "Breaking Bad" on hulu in my study, bath, toilet, and even my bed and car. The American broadcast started in January 2008, so I'm embarrassed not to have known about it, but anyway, I learned about this TV series of the century from a new action figure that was on the website of an American toy wholesaler, and I have finally gotten to the point where I can watch episodes 50 through 62, the final episode, that are broadcast every week on Friday one at a time. The story is set in Albuquerque, New Mexico, where friends of mine (Brandt Peters and Kathie Olvas) live, so it gives me a particularly familiar feeling. Knowing the most impressive actor in the recent "Godzilla" preview, plays the main character in "Breaking Bad," I was one shopkeeper with extremely high expectations for "Godzilla".
In addition to all of the six-inch action figures, that full-size Pink Teddy Bear will be arriving soon. Especially Pink Teddy Bear is a toy of "Breaking Bad" most wanted for me.
by tomenosuke_2006 | 2014-04-30 07:36 | TV・映画・ビデオ
新"UNCLE"ロゴ
1960年代の最高にヒップなスパイTVシリーズ『0011ナポレオン・ソロ』のリメイク版が、『シャーロック・ホームズ』のガイ・リッチー脚本・監督、『マン・オブ・スティール』のヘンリー・カヴィル主演で今夏公開の予定だけれど、敬虔なナポソロ・ファンであり、ブラスターよりも前からアンクルガンに心酔していた店主としては、映画の時代設定がTVと同じ60年代という点に大いに賛同しながらも、肝心のスーパー・スパイのナポソロをマッチョのカヴィルが演じることに一抹の不安を感じないではいられなかった。
案の定、セットに立つスーツ姿のカヴィルのスナップを見たときは思わず悲鳴を上げてしまった。
なぜなら60年代はソロもイリヤも、ショーン・コネリーのボンドもビートルズでさえ、みんな細身でタイトな服をクールに着こなしていたものなのだ、それにひきかえカヴィルのスーツ姿ときたら・・・。
だったらアンクルガンはというと、カヴィルがP38アンクル・カービンを握るファンメードのコラージュ画像が出回っているだけで、ヒーローが銃を持つ映画スチルはこれまで1枚も公開されたことがない、から、ことさらにヤキモキさせられてきた。
映画『The Man from U.N.C.L.E.』のクルーメンバーに配られたTシャツのこの新ロゴを見るまでは。
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カヴィル似のゴツいシルエットはこの際、無視して、右手の銃の先端に目を凝らすと。
これってショートカットされ、ネジが切られたP38のバレルの先に、クルクル回転させながら取り付けられたフラッシュハイダー、別名マズルブレーキそのものじゃないか。
期待しちゃっていいのか、ちゃんとアンクルガンを復刻してくれたのか、劇中でカービンも拝めるのか、ついでにスラッシュ・ライフルもよろしく。
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Look at the T- shirt that was made for the production crew of the new U.N.C.L.E. movie. Please check the gun in the logo of the close-up shot well. The part of the gun that is showing looks like one with a flash hider like the guns used on the TV series. Perhaps we may be able to meet the UNCLE-GUN again in the movies.
by tomenosuke_2006 | 2014-01-07 00:15 | TV・映画・ビデオ
トイ・ブレーク・ニュース、第265回
Toy BreakのAyleen宛にT+CPソフビの新しいところ3点を送ったのは3月だったっけ、何も言ってこないし、ましてや番組で紹介されるわけでもなく「???」の日々だった、のだけれど、やっとここに来てレビューと相成った、よろしい。
ゲストは近く留之助のために作品を提供してくれる予定の東海岸ベースのデザイナーで彫刻家のJ*RYU(ジェイ*リュー)、が73分の番組中、およそ50分かけてモチャ・ビズネスについて熱弁をふるい、その後、52分ごろからスティンキー・ジンジャー2号、別名ピンク・ピックルド・ジンジャーをはじめ、スティンジ−・ジャック2号、またの名を古き良き時代のスティンジー・ジャックカリオペ・ジャッカロープ2号を褒めちぎってくれた、大満足である。

6.19.13 - Episode 265 : New Directions



I suppose it was back in March this year when I sent three of new T+CP Sofubi to Toy Break. They at last have come to make its review after my long wait. A guest of this time is J*RYU, who is designer and sculptor of the east coast and provides us his latest work soon. J*RYU will deliver his enthusiastic message to us about toy biz, in the first 50 minutes in the show. The show is 73 minutes long and after his session, at about 52 minutes from the opening, our Sofubi will be introduced. You ought to see them!

Tomenosuke + CP is a Japanese toy partnership between Tomenosuke-syoten (Japan) and Circus Posterus (US). If you would like to purchase a Sofubi toy figure, please note that all INTERNATIONAL buyers or purchasers must go through Tomenosuke-syoten website or store and all NORTH AMERICAN (United States and Canada) buyers and purchasers must go through Circus Posterus.com.
by tomenosuke_2006 | 2013-06-21 09:52 | TV・映画・ビデオ
トイ・ブレーク・ニュース、第263回
気がついたら4回も見落としていた週刊モチャ・ニュースToy Breakなのだった。
最新号は新ボッデガの入荷が待ち遠しいkaNOをゲストに迎え、またしても盛りだくさんな内容で楽しませてくれる。

6.4.13 - Episode 263 : Flava In Your Ear!



Toy Break is back for Episode 263: Flava In Your Ear! This week, kaNO crashes the couch with his Bodegas, Brobo, 8-Ball, and much more.
by tomenosuke_2006 | 2013-06-09 21:15 | TV・映画・ビデオ
さようなら、レイ・ハリーハウゼン
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月給4.5万円のうち、阿佐ヶ谷の貸間に家賃2万円を持っていかれた見習いコピーライター時代、1冊1000円はしただろうか、毎月欠かさず銀座のイエナ洋書店でFamous Monsters of Filmlandを買っていた。
この10月に記念スタチューがリリースされるフォーリー・アッカーマン編集による、いつもうっとりなイラストが表紙の中綴じモンスター映画雑誌。
雑誌というには即時性を欠き、最新映画情報を期待すると足をすくわれる。
それは世界最強のモンスター博士アッカーマンの趣味で構成された古今東西のモンスター映画や俳優やクリエイターたちの記事が勝手気ままに満載の、20代の店主にはいちばん知りたいことが載っている教科書そのものだった。
中でも1975年7月の通算117号(上の画像)を手にした時の感動を、どう言い表したらいいだろう、あまりのうれしさから雑誌を握る手に力がこもり、表紙に折りシワを作ってしまったくらいだ。
もちろんレジに持って行ったのはマガジンラックに残っていた無傷の1冊、55歳の誕生日を迎えた特撮の神様レイ・ハリ−ハウゼンの特集号"55 Candles for Ray"である。
いまでこそ珍しくないが、そこには『原子怪獣現わる』(1953年)のアニメーション・モデルの写真や、『シンドバッド黄金の航海』(1973年)の現場で絵コンテを広げ撮影を見やるハリ−ハウゼンの見たこともないビハンド・ザ・シーンが掲載されて、もはや鳥肌がとまらない。
さらに11ページも割いて日本未公開の『地球へ2千万マイル』(1957年)を紹介し、記事はこんな文章で締めくくられていた。
Don't fail to read the smashing conclusion in the next thrilling issue. (戦慄の次号の最強の結末を読み逃すべからず)。
そう、翌月の118号(下の画像)でさらに20ページも、写真53点を駆使して『地球へ2千万マイル』を特集し、映画を観たような気分にさせてくれたのだ。
たぶん10歳のころ田舎の映画館で『アルゴ探検隊の大冒険』(1963年)を観たのがきっかけだったと思う、レイ・ハリーハウゼンこそは店主が最初に諳んじたハリウッド映画人の名前であり、それから12年後、2冊のFamous Monsters of Filmlandのおかげで憧れの人にぐっと近づくことができたのだった。
ハリーハウゼンはつねに店主の創作のよりどころだった。
1980年代にSFXの著作を何冊か上梓したのも、1990年代に東宝映画『学校の怪談』シリーズでモデル・アニメーションの見せ場を必ず用意したのも、いまこうしてオブジェモチャを商っているのも、心に特撮の神様が住んでいるからに他ならない。
去る5月7日、突然の訃報に接する。
あのハリーハウゼンが少年期からの友人レイ・ブラッドベリーやフォーリー・アッカーマンが待つ天国へと旅立ったのだ。
文字通り神の仲間入りを果たしたというべきか、享年92歳の大往生だった。

Ray Harryhausen. God of my heart. Movie magician of Hollywood who I learned the name first. My deepest condolences.
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by tomenosuke_2006 | 2013-05-09 15:15 | TV・映画・ビデオ
トイ・ブレーク・ニュース、第258回
タイトルどおり、オブジェモチャの博物館とでもいうべき新作レポートが1時間以上。

4.23.13 - Episode 258 : This Belongs In A Museum!



Ayleen and George are joined on the Toy Break couch by Ahren, who helps them recap Monsterpalooza. Episode 258: This Belongs In A Museum! takes a closer look at DigesTED, Michonne, and much more.
by tomenosuke_2006 | 2013-04-28 15:55 | TV・映画・ビデオ