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かみつきばあちゃん消ゴムに瓜。
a0077842_71286.gif6月のキッドロボット製品を紹介した直前の記事をご覧になった方から、リーチ・ベアは“かみつきばあちゃん消ゴム”を元ネタにしたんじゃないかとのご指摘をいただきました。
確かにいわれてみれば、そんな気も。
店主はまったく知らなかったのですが、三菱のシャープペンシルか、替え芯なのか、そのどちらでもよかったのか、とにかく1987年にどれかを買うと付いてきた子供たちに人気のノベルティグッズが、かみつきばあちゃん消ゴム(じいちゃんもいた)だったらしい。
入れたり外したりできる真っ白の入れ歯は鉛筆やシャープペンにしっかりかみつくように作られていて、つまり消ゴムを使いたいときは筆記道具にスッポンのごとく食いついているばあちゃんやじいちゃんを外して使える仕組み。
当時のお子ちゃまの情操教育にどんなふうな影響をもたらしたかは計り知れませんが、日本人の遊び心の懐の深さを知る格好のエグザンプルではあります。
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いまではいい年の大人になった君たちに、リーチ・ベアでも買って、過ぎ去りし幼少時代を懐かしんでもらえたら店主冥利につきます。
by tomenosuke_2006 | 2008-05-17 00:00 | チョイマモチャ
ハロウィンが近づくと思い出す彼女のこと。
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10月31日は留之助商店にとって2度目のハロウィンである。
店主のハロウィン観については1年前の10月25日の記事で吐露してるから、お時間のある方はそちらをどうぞ。
でね、店主がLA暮らしを始めて1年後の1981年の秋、もうじきハロウィンってころにローカルテレビ局のKHJ-TVでB級ホラー映画劇場、その名もMovie Macabre (ムービー・マカーブレ=不気味映画)がはじまった。
その解説者が、きょうご紹介のエルヴァイラ様なのだった。
顔の倍くらいにブロウさせた黒髪に、これまた真っ黒でタイトなロングドレスがトレードマーク。
たっぷりたわわなオッパイをおヘソのあたりまで開いたV字の胸元からのぞかせて、くびれた腰にいまにもとどきそうな深目のスリットからは、美しいおみ足が。
TVコードぎりぎりの惜しげのなさ、一見ドラキュラの花嫁のようだけれど、圧倒的に女王様の貫録、しかもみんなが大好きなホラー映画の伝道師にして、とっても妖しい姐御映画評論家なのだ。
これこそおかまいなしのハリウッドならではでしょう、映画解説といったら淀川長治先生や水野晴男さんの時代だよ、ぜったい日本じゃ考えられない。
大袈裟な手振りに腰の振り、突っぱねたような話っぷりが、またよかった。
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そんなエルヴァイラ様だけど、ムービー・マカーブレの解説者としてブレイクするまではずっと二流の女優業に甘んじてきた。
10年以上もTVや映画の端役を辛抱強くつとめてきたんだよ。
たいがいストリッパーとかダンサーの役、1971年の『007 ダイヤモンドは永遠に』にもチラッと出てたりする。
が、自慢はその凹凸のきいた肉体のみにあらず、ホラー映画マニアとしても筋金入りで、ムービー・マカーブレはエルヴァイラというキャラクターのアイディアともども彼女自らTV局に売り込んだ企画だったのだ。
1980年代アメリカのショービズ界のアイコンは?ってきかれたら、店主はエルヴァイラ様を真っ先に挙げるね。
存在感ことのほか濃厚で、ひと目会ったら忘れられない、一度嗅いだらもっと忘れられなくなるいい香りの姐御だった。
そう、LA滞在中、何度かSFホラー映画関係のコンベンションであのコスチュームのままの彼女を間近で拝ませてもらったんだけれど、フェロモン・プラス、後にも先にも嗅いだことのないミステリアスなパフュームの香りをプンプン漂わせていたのだよ。
店主が帰国したあと1988年には初の主演コメディElvira, Mistress of the Dark が、2002年には脚本も書き主演したホラーコメディ映画ELVIRA'S HAUNTED HILLSも公開されて大ヒット、とはいかないまでもそこそこに人を集め、いまでもあっちじゃDVDがロングセラーだとか、買って観なきゃね。
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デビューから26年、ってことは店主もこれだけジィさまになったんだもの、エルヴァイラ様だってと思うのは浅はか、いまもあのままの現役なんだよ、毎年SDCCにもちゃんとゲストで登場してる。
彼女にとってはハロウィンを目前に控えたいまごろが1年でいちばん忙しいとき。
アメリカじゅうのホラーイベントや仮装大会、TVの特番にゲスト出演し、必ずどこかで会える仕組み。
もはやクリスマスのサンタクロース、ハロウィンのエルヴァイラなのだ。
で、彼女の名せりふを耳にする。
エブリバディ・ライクス・バッド・ムービー、ユー・ライク、アイ・ライク・ツー。

エルヴァイラ・グッズがどこかにあるはずだと思い出し、店長に探してもらったら、上のふたつが見つかった。
探せばいろんなものが出てくる留之助商店でございます。
ブルーは普段の出で立ち、レッドはハロウィン専用コスチューム、フィギュアのショボさも味のうちでしょう、パッケージグラフィックがいいじゃございませんか。
さっそく値段を付けてお店に並べました。
ちなみに下の写真はエルヴァイラの素顔、本名をカッサンドラ・ピーターソンっていう。
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by tomenosuke_2006 | 2007-10-21 16:03 | チョイマモチャ
これは買いです。
米PLAYBOY誌の創刊号が復刻される。
留之助商店の取り扱い商品ではないけれど、店主的にはビッグニュースなんで。
PLAYBOYは店主と同じ1953年生まれっていうところが、まず他人事ではない気がして。
店主はまた、かれこれ10年以上、有料サイトPlayboy Cyber Clubのメンバーであり続け、その膨大な画像の宝庫、ピンナップガールの半世紀にわたるアーカイブをくまなく見聞した結果、目だけは人一倍、肥えた。
もはや危険な域に達した肥満体である。
スクリーンセイバーはダウンロードしたプレイメイトが次から次に出てくる仕組み。
APPLEの30インチ・シネマディスプレーで見てご覧なさい、もはや原寸大に釘付けだから。
・・・いかん、本題を見失うところだった。
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PLAYBOY創刊号の表紙は生きてたときのマリリン・モンローなんだよ、美しいね、高くかざした左手が長くてじつにセクシー。
しかもどう、この控え目でお洒落なカバーデザイン、もはやアートでしょ。
知ってましたか、プレイメイト第1号がマリリンだったってこと。
ま、この号のために撮り下ろされたんじゃなくって、1949年、カレンダー用にトーマス・ケリーが撮影した赤いベルベットをバックに全裸でのけぞるポーズの、あのいまでは誰もが知っている有名な写真のリプリントなんだけれど。
その掲載料でトーマス・ケリーは大金持ちになった。
店主、マリリンが大好きだから、映画やドキュメンタリーはぜんぶ観てるし、本だってアンソニー・サマーズの傑作ノンフィクション『マリリン・モンローの真実』から森園みるくの漫画『モンロー伝説』にいたるまで、毛色の変わったところでは野坂昭如の『マリリン・モンロー・ノー・リターン』でさえ、とにかくマリリンと名のつくものは手当たり次第に読み耽った。
当然ながら米空軍のフライトジャケットB-15Cも持ってるし、マリリンのフィギュアを徹して収集した時期もある。
世界一かわいい女優にして、最高の歌姫であり踊り子。
彼女以上のエンターティナーがいたら、ぜひとも紹介してもらいたいわ。
ちなみに長年かけて集めたマリリン・モンロー・フィギュア・コレクションは留之助商店で販売中、お問合せいただければ店長が対応いたします。

PLAYBOYの創刊号はメンバーでなくても入れるPLAYBOY storeで注文できる、価格25ドル、送料は16.5ドルだったよ。

この際だからいうけれど、留之助ではPLAYBOY storeが売っていた絶版18インチ・プレイメート・フィギュアも全種類在庫しているよ。
こちらもお問合せいただければ店長が対応いたします。
中には現在ブルース・ウィリス(店主とほぼ同年齢=あまり意味ないけど)が夢中になってるらしい1998年のプレイメイト・オブ・ザ・イヤーのカレン・マクドゥガルも。
顔は似てないけれど脚のラインは本物ソックリ、なんていうと、ますます変なオジサンのように思われそうだね。
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by tomenosuke_2006 | 2007-09-13 13:26 | チョイマモチャ
スクリーミング・マッド・ジョージを思い出した。
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あるディーラーから送られてきた新製品案内(上)を見て「こんなのアリかなぁ」と思ったよ。
作者はJim Phillips(ジム・フィリップス)っていって、店主初耳だけどアメリカじゃ名の知れたサーフボードやスケボのデザイナーらしい。
仕入れる気は毛頭ないよ、こういうオリジナリティのないのは、これってスクリーミング・マッド・ジョージの世界だもの。
ジョージって、いま何してんだろう、疎遠になっちゃって・・・誰かご存知の方はお知らせくださいね。
1980年代はじめ、LAに住んでた店主を訪ねて来たのがNYで創作活動してた大阪人アーティストのジョージだったんだよね。
ハリウッドでスペシャル・メークアップの仕事をしたいっていう彼を、まずはスティーブ・ジョンソンに引き合わせて、ポルターガイスト2のSFX部門で働くことに。
その後、リック・ベイカーにも紹介したっけなぁ。
1990年代半ば、すっかり有名になった彼のオリジナル・フィギュア(下)が発売されて話題になった。
アブストラクトでリアリスティック、ジョージのこれこそ原点みたいな作品で、去年だったか再版された。
これを飾るにふさわしい場所が我が家にあれば、買ったんだけれどね。
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by tomenosuke_2006 | 2007-05-28 09:55 | チョイマモチャ
ロウブロウ・ベイダーで言い忘れたこと。
a0077842_721427.jpg75人のアーティストの手になる75個だけのワンオフ・カスタム・マスクは公式には販売されないから、それ目当てで大金持って出かけて行ってもムダだよ。
それから今回の展覧会のプロデューサー、ダヴ・ケルマーに協力したマスター・レプリカ(MR)についてもひとこと。
この会社、いまはなきプロップ・レプリカの専門メーカー、アイコン社のあと、ベイダー・マスクは言うに及ばず、精巧なSW関連商品を多数製造販売してきた会社として有名だけれど、じつはルーカスフィルムとのライセンス契約が今年いっぱいで終わり、それっきり更新しないんだって。
つまりいま予約受付中のEP IVのストームトルーパー・ヘルメットあたりがMRによる最後の商品になりそうな気配なんだよ。
むかしアイコン社の製品が入手不可能になったとき、とんでもないプレミアがついたように、濃いコレクターのあいだではMR製品をいまのうちに買い揃えておこうとする動きが出はじめてるらしい。
店主、それを知ってベイダーとストームトルーパーの1/1ヘルメットがとくに気になり、ハリコレに問い合わせてしまいました。
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by tomenosuke_2006 | 2007-05-18 07:30 | チョイマモチャ
チョイマモチャ
中国の夜、ノートブックを日本に置いてきたことを後悔しながら、暇をもてあまし考えたこと(どーでもよさそうなこと)。
ダニーやスモーキンウンチといっしょくたにするんじゃなくって、ハロウィンのマイケル・マイヤーやロボコップたちリアルな造型のアクション・フィギュアには、別のカテゴリを用意すべきだ。
店主にとっては、デザイナーズトイほどイマじゃないチョイイマなのがアクション・フィギュア。
よって、チョイマモチャのカテゴリを新設した。
ただそれだけのことです。
セントレアからクルマで高山市の家に昨夜遅く帰り着きました。
by tomenosuke_2006 | 2006-12-08 23:54 | チョイマモチャ
[左]いまじゃ、そこらじゅうでハロウィンじゃないですか。
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[右]そのようですね。
[左]でも、きのうのブログ、飛騨の冬支度の話からダレクのアイスボットをクリスマスにぜひみたいな、香具師(やし)の口上風で終わっちゃって、いよいよ来週に迫ったオレたちハロウィン族のこと、完全に忘れてる。これって手落ちってもんでしょう。
[右]ホント、手落ちです。
[左]10月31日のハロウィンのあと、アメリカじゃ11月の第4木曜日にThanksgiving Day(サンクスギビング=感謝祭)をお祝いして、徐々に盛り上がりながらクリスマスに突入する。
[右]はい、突入です。
[左]つまり、その盛り上がりの入り口がハロウィンで、クリスマスが出口みたいなもの。これからの2カ月こそ、1年でいちばん思い出がつくられるときなんだよね。
[右]そう思います。
[左]ティム・バートンのナイトメア・ビフォア・クリスマスは、いいとこ突いてたね。ハロウィンVS.クリスマス、入り口と出口の戦いだ。
[右]戦いはどっちに軍配が・・・。
[左]とーぜんハロウィンの勝ちでしょう。ハロウィンは不死身だからねぇ。
[右]ニッポンのハロウィンが、また面白いことになってますよ。
[左]そう、それをいいたかったの。ハロウィン=(イコール)スポンサー付のコスプレ大会かバレンタインデーPART2ってとこか。とにかく背後に抜け目のない商業主義のニオイがプンプンするね。
[右]それをいうなら留之助商店も?
[左]だったらいいけど、悲しいよ。ハロウィンの雰囲気は皆無っていうか、見方によってははじめっから怪奇っぽいっていうか。ほかにもマクファーレン版がいたと思うけれど、オレたちいろんなマイケルが特別目立つ場所に飾られるわけでもなく、いつもとおんなじ、冷遇されている。いったい店主は何を考えてんだか、聞いてみたいわ。
[右]ぜひ、聞いてみたいです。

はいはい、ではワタクシ店主のハロウィン観など吐露させていただきましようか。
ハロウィンは店主が生まれるよりもまえの大昔から続くよその国の宗教的な行事らしいけれど、日本に上陸した日のことはよく覚えている。
いまから28年前の1978年、ジョン・カーペンターの映画が万聖節の前夜の10月31日をハロウィンと呼び、ただならぬ日だと教えてくれたのだった。
配給元のジョイパックフィルム(現ヒュ-マックスシネマ)がカーペンター作曲の音楽やら効果音をリミックス、映画の恐怖をさらに誇張していたことを知る人は少ない。
オリジナル版のサウンドトラックは日本版より相当控え目なのだ。
そして2年後の1980年、LAに住み始めた店主は、おかげさまで毎年、本場のハロウィンを経験できるようになった。
10月を迎えるとメインストリートはハロウィンの飾り付けで秋色に模様替えして、家の軒先には顔型にくりぬかれたカボチャのジャック・オ・ランタンが通りを見据えるように置かれる。
夜ともなると目や口をかたどった穴からオレンジ色の灯がもれ出し、街はいつになく静まり返って見える。
そしてハロウィン当日、てんでに仮装した近所の子供たちがTrick or treat(トリック・オア・トリート=ナンかくんないとイタズラするぞ)といいながら、まじに店主のアパートにまで訪ねて来たのだった。
ハロウィンの中にいるような気がした。
TVはホラー映画特集を組み、映画街ではその後11もの続編が作られることになるスプラッター13日の金曜日の記念(?)すべき第1作目が公開されて大入満員中だった。
夜のハリウッド大通りはさながら仮装のお披露目会場といったところか、通りのあちこちに人だかりができ、歓声や悲鳴が聞こえてくる。
1980年のハロウィンでもっとも旬な仮装は、やっぱりホッケーマスクの殺人鬼だった。
1981年のハロウィンに、別の街で、子供たちがもらった手作りのキャンディに赤唐辛子が入っていたという小さな事件が起きた。
1982年には針入りキャンディが配られたというニュースがセンセーショナルに報じられ、翌年からは子供たちのトリック・オア・トリートする姿が影をひそめてしまった。
日を追うごとに治安の悪化するハリウッド大通りの乱痴気は相変わらず続いたが、暴力沙汰や発砲事件がしばしば起きるようになった。
賢い人たちはクラブや友人の家など、もっと安全でプライベートな場所でハロウィンを楽しむようになったのだった。
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上の写真は、1982年のアメリカで最もリキの入ったハロウィンの仮装。SFXメーキャップ・アーティスト、リック・ベイカー(右端)と彼の仲間たちです。彼らはこのあとハリウッド大通りへ繰り出し、道行く人たちをたっぷり楽しませたあと、ジョン・ランディス監督主催のハロウィン・パーティへと向かったのでした。ちなみにこの写真、若き日の店主が撮りました。


店主にとってハロウィンとは、情緒であり、アメリカの秋のムードであり、過ぎ去った若き日の思い出なのだ。
だから最近の我が国のハロウィン事情についてはよく分からないし、知りたいという気持ちも起きない。
いまさら日本で、とりわけこの飛騨高山で、何をどうしてよいのやら。
というわけで、君たちマイケル・マイヤーを冷遇してるってのは誤解ってもんだよ。
左の12インチのサイドショー版マイケル君(5000円)、右の18インチのネカ版君(12800円)も、分かってちょうだい。
どちらも買い手が現れますように、店主、こうしてダラダラ文章書いて紹介してんだから。
by tomenosuke_2006 | 2006-10-25 23:45 | チョイマモチャ