<   2008年 03月 ( 41 )   > この月の画像一覧
元値を知りながら、5倍以上の価格で購入します。
4月18日、DIYの8インチ・ダニーBaroness Greed(バロネス・グリード)が290個だけ限定発売される。
うち、100個は同日NYで開催されるキッドロボット主催のイベント会場での販売。
残り190個はキッドロボットのディスカッション・ボード・メンバー向け、どちらにしても直買いのチャンスなしで困ったね。
店主、BBSとかスレッドとかフォーラムとかがなぜか苦手で、だからキッドロボットのディスカッション・ボードもたまに覗くだけ、参加したことがないのよ。
今度の新作もKenzo Minamiのダニーのときのように、元値(50ドル)を知りつつも、5倍とか6倍の値段であっちのコレクター、もといインベスターから譲ってもらうしかないんだろうね。
そんな法外な値段でも欲しいという人がいらしたら、お店の方へご連絡ください、代行買い付け承ります。
いっしょに買えばこわくない?
a0077842_7192126.jpg

by tomenosuke_2006 | 2008-03-31 07:31 | イマモチャ
SMASHの取り扱いについてです。
a0077842_634730.jpg
4〜5月に発売が予定されているToy2R製、ジョー・レッドベターのSMASH(スマッシュ)について、いろいろお問い合わせいただいてますが、留之助商店へはとりあえず3種類のカラー(ブラウン、キャンディ・ピンク、ゴールディ)がいずれも少数入荷します。
それぞれ600個の限定生産、うちキャンディ・ピンクとゴールディはショップ・エクスクルーシブ、例によって発売と同時に世界中で売り切れるんだろうね。
a0077842_6422937.jpg


ゴールディ・スマッシュの追加画像です。
by tomenosuke_2006 | 2008-03-30 00:00 | イマモチャ
許しがたいインテリアという名のおかしな室内装飾本です。
1990年にLAのメルローズ・アヴェニューに開業したレストラン、Mel & Rose(メル・アンド・ローズ)がことのほか気に入り、仕事で滞在していた90年から91年の数ヶ月間、週に一度は通ったものだった。
メニューはハンバーガーやホットドッグの気楽なアメリカン・スタイル中心、オーブンで温めてくれるアップルパイは上出来だった。
20世紀はじめ、カリフォルニアの別々の町で生まれ育ったという男の子メルと女の子ローズの、ふたりの名前が店名のいわれ。
メルとローズはLAでめぐり合い大恋愛のすえゴールイン、子宝にも恵まれて、それはそれは幸福な晩年を過ごしたとか。
その長い人生のさまざまな時代のメモラビリア、ローズが使った古ぼけたベビーベッドをはじめテディベアやおままごとセット、メル愛用の錆びた三輪車やリトルリーグのユニフォーム、ハイスクールの教科書や勉強机やポータブルラジオ、さらには額に収められた数えきれないほどの記念写真が、古い順に入り口から奥へ、店内のいたるところに飾られて、おもな品物にはていねいに手書きのキャプションが添えられていた。
もちろんふたりが赤ん坊のころのセピア色に褪せた写真もあれば、孫たちに囲まれたカラー写真も。
そもそもメルローズ・アヴェニューとはこの幸福なカップルの名前に由来していると、ひときわ大きなキャプションが、いちばん目立つ入り口正面に飾られたふたりの結婚写真にベッタリ糊付けされていた。
レストラン・メル・アンド・ローズは個人史博物館であり、まぎれもない20世紀の名残が詰め込まれた古道具置き場。
食卓や椅子や照明器具など、古くても使えそうなものはそのままレストランの備品として活用もされていた。
ロクロを切ったアーリーアメリカン・スタイルの家具から流線型のアメリカン・デコやミッドセンチュリー・モダンが渾然一体となったインテリアで、一貫性のない趣味の悪さ、ミッシュ・マッシュ(mish-mash=ごった煮)が最大の売りだった。
と、そういう昔を思い出させてくれたのが近日入荷のこの本、LA在のアーティスト、Justin Jorgensen(ジャスティン・ジョーゲンセン)監修による最高におかしな写真集『Obscene Interiors: Hardcore Amateur Decor』(許しがたいインテリア:筋金入りのシロウト室内装飾)なのである。
a0077842_9282832.jpg
これのどこが留之助書店向けなのかと問われると返答に窮してしまうけれど、とにかく笑えるから許してやって。
カリフォルニアの家やアパートのミッシュ・マッシュで勘違いなインテリアをせっせとカメラに収めた実録編。
どの部屋も主(あるじ)がよかれと信じて飾り立てたにちがいない自慢の場所だからこそ、失礼とは存じますが大いに笑える。
ばかりか出たがりの主までがカメラに向かってポーズをとっているのだ、オバカだね。
中にはあらぬ姿のものもあり(たぶん)、だからまとめてグレーに塗りつぶされ、このシルエットがまた変なこと空想させてくれる、いやが上にも笑いが増幅する。
徹すれば、どんな馬鹿馬鹿しい事柄も意味を持つようになる、アートにさえなると話していたのは、メル・アンド・ローズを開業したときのデニス・ボーゼス(アンティックショップOff The Wallのオーナー)だったけれど、写真集『許しがたいインテリア』を見ていると、彼の言葉がいまさらながらに信憑性を帯びてくる。
ここまで変な部屋の集大成ともなると、おしゃれなインテリア雑誌も及ばないアートの後光を放ちはじめるからだ。
a0077842_14402856.jpg
それにしてもメル・アンド・ローズ。
じつは売れそうもない古道具やガラクタを運び込み、自分の祖父母の写真などテキトーに利用して、嘘八百のストーリーで塗り固めたレストラン。
ふたりの名前からとってメルローズ・アヴェニューと呼ぶようになったってか?
これじゃお上りさんは信じちゃうよ、店主も鵜呑みにしかけた。
が、それを知ってますます面白くなり、許しがたいインテリアもいつしか心地よく、メル・アンド・ローズへ通うハメに。
が、レストランは1年足らずで廃業してしまった。
デニスはウソをつき続けるのに疲れたと言ってたけれど、頭の固い観光関係者や旅行者からたびたびクレームをつけられたのもやる気をなくした理由のひとつだった。
真面目に頭の固い人たちは世の中から面白いを追いやるね、真面目にテキトーなのがいちばんいい。
留之助書店の本は、言わずと知れた後者向け。
by tomenosuke_2006 | 2008-03-29 18:02 | 書店入荷新着情報
UNKL BRAND待望の新作MaK.Po、確保できるか。
ひさしぶりにUNKL BRANDの話題。
ひさしぶりなのにはワケがある。
じつは去年の夏、このメーカーさんのレッド・ハズマポを取り扱ってからこっち、いくつか小粒な商品が発表されてはいたけれど、ずっとスルーしてたのよ。
SDCC 2007できっちり交渉して留之助用にキープしてくれたはずのSUG & Ulligusを、知らない間によそのだれかに売っちゃって、ほのかに失望。
で、店主、“これ”が出るまでUNKL BRANDはお休みしようと決め込んだのだった。
“これ”っていうのはだね、横山宏さんとのコラボによる超大作にしてUNKL BRAND中もっとも複雑高度なクリエーション、MaK.Poである。
a0077842_1782642.jpg
MaK.Po計画が始動したのは一昨年。
で、今年のSDCC 2008で完成披露&発売開始されるはず、同時に契約ショップにも出荷の予定だ。
完成までに2年を費やしたMaK.Poの“MaK.”は、横山宏さんのマシーネンクリーガー“Ma.K.”のこと、とくに上半身を指している、ような。
一方“Po”はUNKL BRANDお得意の4足下半身が特徴のハズマポ、ユニポ、ジュンポの“ポ”。
頭部ハッチの中に3インチのハズマポを収め、だからオッキイ、しかも関節可動のアームは交換可能ときている。
総生産数はたったの400、果たして留之助への配給分はいくつになるんだろうね、夏が待たれる。
by tomenosuke_2006 | 2008-03-28 18:38 | イマモチャ
コジックのあと、とうとうボード・ブロードの発売です。
フィギュアひとつのプライスが間抜けアニマル連合チャンプスの25個入りケースとほとんど変わらないのが愛しのボード・ブロード、2月中旬の記事で紹介したあの“たわわ”が、白ムクDIYとカラー仕上げの2種類そろって極少数入荷した。
迫力の身の丈37.5センチは神々しくもあり、仏壇にお供えしたくなるようなおごそかさを放っている。
マグネットでぴったり締まるドア付きウィンドーボックスは、サイケとヌーボーが化学反応を起こしたようなデザインで、これまた文句なしだね。
a0077842_21502456.jpg

by tomenosuke_2006 | 2008-03-27 22:11 | 商店入荷新着情報
今夜の0時でしたね、コジックの新作ミニ。
英語名をChumps(チャンプス)といいます。
直訳すれば“間抜け”です。
したがいまして留之助商店では間抜けアニマル連合チャンプスと呼ばせていただくことにしました。
看守役なんでしょうかサージェント(巡査部長)オシア以外は堅気時代と服役中の2種類が用意され、ほかにもミステリーが3匹、合計20匹でコンプリートの模様です。
深夜0時からの発売です。
a0077842_2031288.jpg


コレクターズ・チェックリストはこちら。
by tomenosuke_2006 | 2008-03-27 20:48 | MIDNIGHT SALE
MOD:1のシリーズ第2弾を見てちょうだい。
a0077842_2012304.jpg
1980年代のロボット・デザインに影響されたというSupermodifiedstudios(スーパーモディファイドスタジオ)のウルトラ・スタイライズド・マシーン、MOD:1。
去年のクリスマスシーズンにデビューしたシリーズ-1の2体は留之助商店で好評発売中、残り僅少といったところ。
本当なら海外のショップのように首尾よく完売してだね、新作のシリーズ-2をお迎えしたかったんだけどなぁ。
とにかくお待ちかねの2、3人のマニアのみなさま、おかげさまでシリーズ-1が成功して、シリーズ-2が前回同様200個ずつ作られることになり、近く、留之助に入荷します。
まぁ見てくださいな、ブラック・ボディに8ビットな文様を入れて、その名もCoin OP(Coin Operation=小銭作戦)と、工事現場の重機を思わせるZero7。
シリーズも佳境に入ったという感じだね。
a0077842_20181067.jpg


シリーズ-2の後ろ姿など。
by tomenosuke_2006 | 2008-03-26 06:08 | イマモチャ
彼がSRTのジョナサン・キャセイ。
下の写真のまだ少年のようなあどけなさの残る彼がジョナサン・キャセイ、33才、トイデザインと彫刻もこなすSRT(スーパー・ラッド・トイズ)の代表だ。
ジョナサンから届いた去年8月のメールには、ゲイリー・ベースマンとたったいまニンギョー・プロジェクトの新作について打合せをはじめたと書いてあったけれど、その後、11月にゲイリーとふたりで新作のアイディアを求めて中南米を旅行したといってきた。
カリブ海を眺めながらマイタイをしこたま飲んで、ベースマン・ファン、SRTファンが仰天するような面白いオブジェモチャのデザインにいきついたとか。
それがニンギョーのスキンなのか、オリジナル造型になるのか、なぜか明言を避けたりして意味深だ。
もちろん日本では留之助商店にしか入ってこないはずだから、楽しみに、気長に待ちましょう。
a0077842_16581033.jpg

by tomenosuke_2006 | 2008-03-25 14:44 | イマモチャ
タイガー・ダニーもいいけれど、タイガー立石は素晴らしかった。
いたいけな田舎の中学生だった店主の脳ミソを、その多彩過ぎる内容で毎月グヮングヮン掻き乱してくれた雑誌が小学館のボーイズライフである。
で、ちょうど40年前の1968年5月号には豪華な“創刊5周年記念特別付録”の、題して“BLヒッピーポスター”が3枚も付いてきた。
BLとはボーイズライフのイニシャル、ならBDが何のイニシャルか知っている人とは店主大いにウマが合いそうである。
a0077842_8204542.jpg
さて、その3枚のポスターには2サイズあり、大きい方はB3(364×515mm)の長谷邦夫作『LOVE IS the BEST』、小さいのはB4(257×364mm)の田名網敬一作『I LOVE GIRLS』と、この年1968年にタイガー立石と改名したいまは亡き立石紘一作の『WELCOME TO THE EARTH』だった。
先の2作品についても折りをみて紹介したいと思うけれど、まずはタイガー立石。
先の2作品に共通の当時流行りの英単語、“LOVE”をタイトルに引用した平和な作風とは異なり、タイガー立石はじつにSFチック、イラストも3作品中もっとも絵画的で、しかもいたるところに物騒が漂っている。
“ようこそ地球へ・円盤観光株式会社”の文字とは裏腹の、異次元の戦場を描いたような絵の意味がつかめず、いちばん異色に映った。
中央でコーラをラッパ飲みするタイガーの人並みな股間に笑ってしまった。
a0077842_1011580.jpg
日本芸術界のフーテンの寅さんこと、タイガー立石は1941年寅年生まれ。
雑踏の中で自作を掲げて歩く路上歩行展を発案・実行したアバンギャルドな画家であり、1960年代、赤塚不二夫に影響されてギャグタッチの漫画家としても活躍した。
が、このヒッピーポスターを発表した年、名前が売れ出した矢先、27才の彼は夫人とともにイタリアへ移住してしまう。
「環境を変えることこそが創作意欲を刺激する。ひとところへの安住、現状への満足はけっしてしない」とは、タイガー立石のモットーだ。
すべてを白紙に戻し、未知の土地でゼロからの再出発を果たした。
欧米で漫画のストーリー性を採り入れたコマ割り絵画などが認められ、建築、デザイン、イラストなどの分野で成功するも、現状に甘んじることをよしとしない彼は13年の滞欧生活にピリオドを打ち帰国した。
1982年、41才で帰国してからは絵本の出版や作陶も手がけ、1995年には養老渓谷にアトリエ兼住居を移し、絵画だけでなく立体作品にも取り組んだ。
タイガー立石から立石大河亞に改名してからの作品だと思うが、1996年の彫刻『DE CHIRICO』はどの角度から見てもまるでちがう趣の多元的な逸品で、レプリカでもいいから欲しい、ソフビ化したい。
a0077842_1149334.jpg
1998年4月17日、タイガー立石は肺がんのため56歳で他界した。
今年は氏の没後10周年、どこかで作品展など企画されるようなら、ぜひとも出かけて行きたい。
じつはワタクシゴトだけれど、店主がそれまでの仕事や生活にケリをつけてLAに移住したのはタイガー立石と同じ27才、軽〜く験を担いだのだった。
だからどうしたってこともないけれど、きのう55才の誕生日を迎え、あと1年でタイガー立石の没年を迎えるかと思うと、どこでどうなるか分からないこの人生、1日1日をもうちょっと大切に遣おうと改まったりするのだった、神妙。

BLの目次の裏はこんなぐあいだった。
by tomenosuke_2006 | 2008-03-24 00:01 | ムカシモチャ
ホートンがニンギョー・プロジェクトのSRTから。
a0077842_7553326.jpg
“現代のマザー・グース”と呼ばれ、世界で読み継がれているアメリカの童話作家ドクター・スース(1904-91年)の絵本。
ユニークなイラストと韻文の心地よい音とリズム、奇想天外なストーリーが特徴で、欧米の子どもたちは彼の絵本で育つとさえいわれている。
日本では英語教育用に読まれたりすることが多いのかな、ずいぶんむかし子供の出産祝いか何かでいただいて、はじめて知った。
ロン・ハワード監督、リック・ベイカーSFXメイク、ジム・キャリー主演の、けっこう見入ってしまった映画『グリンチ』(2000年)は、ドクター・スースの絵本の実写版だった。
で、今度は『ぞうのホートンひとだすけ』が『ホートンふしぎな世界のダレダーレ』として20世紀フォックスでCGアニメ化、今月14日には全米公開されて大ヒット中だとか(日本は夏に公開)。
a0077842_7555863.jpg
ホートンの声をジム・キャリーが、そんちょうさんをスティーヴ・キャレルが演じたりで、話題にはことかかないこのアニメ、もう日本でも予告編が流れているから観た人もいるでしょ。
ぞうのホートンが小さな“チリ”の世界の住人たちをよこしまなジャングルの動物たちから守るっていうお話。
でも、その程度のことならここでは紹介しないよ、留之助商店はオブジェモチャ屋なんですから。
かといって、そのホートンがフィギュア化されると聞いても、別段、驚かない。
シネコンに併設のグッズショップに並ぶようなヤツだと思うから。
が、あわてましたよ、ニンギョー・プロジェクト悪の枢軸5人衆など、とりわけ売りにくい大人のオブジェモチャを発表しているSRT(スーパー・ラッド・トイズ)の若きオーナー、ジョナサン・キャセイから「以前から準備していたホートンがやっと商品化できる」とメールが入ったのだ。
しかもグッズショップやトイザラス向けじゃない、ウチ向けの限定生産・高品質のオブジェモチャ版。
a0077842_9121139.jpg
これは映画の公開年に合わせて企画されたと思われそうだけれど、正確には映画グッズじゃぁない、絵本『ぞうのホートンひとだすけ』の中のキャラクター、つまりドクター・スースの絵の忠実な立体化なんだよ、目を見れば分かる。
SRTとしてはもはや童話の古典といってもいい『ぞうのホートンひとだすけ』の中のキャラクターたちを、ひとつずつ、愛情込めて、ていねいにフィギュア化させたいと考えている。
の、第1弾がこのホートンというわけだ。
留之助にはライトブルーのクラシックブック・エディションとホワイトグレーのホワイトブックカバー・エディション(上)の2色が入荷予定。
ホートンの背丈は9インチ(約23センチ)、ニンギョー・プロジェクトを手にした人ならご存知のじつにSRTっぽい、ドクター・スースの絵をあしらったグラフィカルなウィンドーボックス入りだ。

SRTのホートン、もうちょっと見てみましょうか。
by tomenosuke_2006 | 2008-03-22 10:29 | イマモチャ