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留之助ブラスター・アップツーデート-9。
1ヵ月以上、十分な報告ができないまま、もう9月を迎えようとしている。
留之助ブラスターについてコメントやお問い合わせいただいたみなさんをまるで放置しているようで、申し訳ございません。
アーティストプルーフの製作だけでなく、マスプロダクションのコーディネーターも兼任する島田英承さんとモデルファクトリー・ヒロの田中工場長にすべてを託し、ただただ待ち続けた30日間だった。
シロウト考えや憶測の及ばないモールド製作上の試行錯誤があったのだと思う。
徳さんのあの非の打ち所のない原型をどこまで正しく再現できるか、両人の苦心を思うと頭が下がる。
とにかく昨日、テスト成型の先行分(下の画像)が島田さんに届けられた。
見事な出来栄えだという。
画像キャプションに代えて、島田さんから当方へ送られてきたメールを引用したいと思う。

a0077842_14301675.jpg他のパーツも同様ですが、プラモデルがパーツごとにランナーでつなげて型抜きするように、同色のものとかボリュームの近いものを同時に成型する事でゴム型の数を最小限にし、パーツの体積の近いもの同士を一緒に成型する事でヒケや歪みを防止します。

a0077842_1447040.jpg今回のテスト成型の先行分はLEDユニットの製作のために出してもらったものです。下穴の加工と以前プレゼンした試作ユニットを仮組みテストをしたうえで、指示書(メモ)を添付してユニット製作者へ送ります。
9月中旬、全パーツのテスト成型分と挽き物類が揃い、試作品の作製に入る。
9月末、まず100挺分の全パーツが揃う。
by tomenosuke_2006 | 2008-08-31 14:58 | 留之助ブラスター
SWINDLE16、17号、同時に入荷。
ちょっと都会なセレクトショップではアパレルの他に、それらしいCDとかコーヒーテーブル系の洋書を売ってたりする。
外見だけでなく知性の栄養になるものも提供しようってことでしょうか、食品業界でいうところの食育みたいなもの(この際だから着育とでも呼ぼうか)がスタンダードになって久しい。
けれどビジネスとして成功しているようには見えない。
なんとなく片手間、どう見ても添え物、販売員さんもとくに勉強しているふうでもなし、衝動買いやついで買いをあてにしてちゃ採算が合うはずもない。
賢い消費者は専門店へ行くし。
その専門店にだってスッゲーと思わせる販売員さんのなんと乏しいことか。
アップルストアのナイスな対応も悪くはないけれど、秋葉原の雑居ビルの細い階段を上がって右の小さな店で「お前には分かんねぇだろう」みたいな横柄な態度でColor Classic IIをVGA・PowerPC化して売っていたお兄さんが懐かしいわ。
待てよ、話がけっこうズレてしまった。
つまりだね、留之助は書店なんていってオンラインショップを立ち上げてはみたけれど、片手間に陥ってはいないかと、オブジェモチャのテイストに通じる書籍類を厳選し、ちゃんと紹介できているかと自問自答してみたくなったわけ。
だってセレクトショップの書籍コーナーと大差ないんだもん、売れ行きの点で。
とくに好きで仕入れているのに利息のつかない定期積金のごとくバックナンバーが貯まる一方のSWINDLE、その16号と最新17号が入荷してしまった。
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ハードカバーの発行をやめたようで、16号からリーズナブルなソフトカバーが送られてくるようになった。
このプライスで見応え十分の160ページが手に入るなんて、いままでハードカバーを押してきたけれど、これはこれで正解かもしれない。
16号はいつものアメリカからイギリスへ飛び、ロンドンのポップカルチャーを徹底取材している。
開業したばかりの日本式カプセルホテル“YOTEL”のルポから、最近のストリートを賑わすタイポグラフィ・グラフィティや80年代からロンドンを根城に活躍しいているグラフィティ界の重鎮CEPTの作品集、ほかにも音楽、ファッション情報などくまなくだ。
いまいちばん旬な女流画家として採り上げられているロンドン育ちのムスリム(イスラム教徒)、Sara Maple(サラ・メイプル)の作品がこれまた反骨で面白い。
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ベティ・ブープが表紙の17号はアメリカに戻り、とくにLAネタを連発する。
イーストLA(あまり治安がよろしくないエリア)で流行っているベティ・ブープ現象の謎に迫ったり、我らがゲイリー・ベースマンアマンダ・ヴィゼルの近況が載る。
内、単色の一見地味なページだけれどゲイリーの記事は異様なオーラを放っている。
彼がミックスドメディア作品に引用するためこつこつと集めてきたビンテージフォトの中でも、子どもたちがハロウィンの奇怪なマスクと衣裳で仮装した写真だけを抜粋して見せる、ただそれだけなのに圧倒的にゲイリー・ワールドなのだ。
ここではもったいないから何も見せない、見たい人はSWINDELを買いなさい。
買って“玩育”、頭の栄養補給に励みましょう。
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その代わりにアマンダ・ワールド。
by tomenosuke_2006 | 2008-08-31 05:41 | 書店入荷新着情報
シリーズ5、9月7日深夜0時発売!
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お待ちかね、ダニー・シリーズ5の当店の発売日が決まりました。
いつものとおりオンラインでは日曜日の午前0時、店頭では午前11時からの発売となります。
オンラインでは専用注文フォームからお申し込みください。
たっぷり入荷しますが、25個入りケースの販売はおひとり1ケースまでとさせていただきます。
ご了承ください。
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by tomenosuke_2006 | 2008-08-30 09:16 | MIDNIGHT SALE
いろんなイエティをFOR SALE中ですが。
たとえばイエティ(雪男)を最初にオブジェモチャのモチーフに採り上げたティム・ビスカップの元祖サーカスパンクス・イエティイエティ・キューイー、このごろならジョー・レッドベターのスマッシュ・スワンプ・イエティなど。
ネッシーやツチノコもそうだけれど、生物学的には存在が確認されていない未知の生物、つまりUMA(Unidentified Mysterious Animal)の中でも、いちばん絵になるファンタシー・クリーチャーがイエティなんだと思う。
だからこんな新種が登場することになったんでしょう。
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かねてからミネソタ州はミネアポリスで目撃例が報告されていたヤツ。
カースターの愛称で呼ばれている身の丈24センチのイエティです。
生みの親はイラストレーターでヌイグルミ作家のErin Currie(エリン・カリー)。
これまでオンオフかそれに等しい少数限定で単にヌイグルミというにはアート過ぎる作品を発表してきた彼女が、エリック・スケアクローのESC-TOYに製造をあずけて量産した。
といっても各375個、エリン作品の最大の特徴の正円の顔で4種類、それぞれ異なる表情のカースターが群をなして留之助に出没の予定です。
スーパー・ソフトなファーに覆われ、秋から冬の装いにぴったりの仕様、あとはどの顔を選ぶかだけですね。
下の画像、左上から時計回りにThe Whistler(ホイッスラー)、The Smirker(スマーカー)、The Happy(ハッピー)、The Worrier(ウォーリヤ)。
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by tomenosuke_2006 | 2008-08-29 12:05 | イマモチャ
SK3、みごと完売いたしました。
5色のスペース・スーツのレア度でプライスを3段階に振り分けてオークションに出品したSK3が、高額にもかかわらずおかげさまでイエロー以外すべて落札されました。
そのイエローもオークション終了後、オンラインでの販売に切り替えてすぐにご注文をいただき、めでたく完売となりました。
本来はスーツの色を選べないブラインドボックス式でしたが、そこは蛇の道はヘビと申します、いろんな手を使い1色ずつ仕入れました。
ただ残念なのはエスクァイアの当店の記事でSK3をご覧になり、さっそくお問い合わせいただいた約2名の方に満足のいく対応ができなかったことでしょうか。
下の画像は去る7月に香港のマイケル・ギャラリーで開催されたSK3ショーでのもの。
右のイエロー・スペース・スーツに手を添えているのがマイケル・ラウ、オブジェモチャ界の鬼才です。
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by tomenosuke_2006 | 2008-08-28 23:59 | 留之助商店計画
エスクァイアに留之助が。
エスクァイア・マガジンは世界初の男性誌として1933年にシカゴで創刊されて以来、ずっと紳士の好奇心を満たす水準の高い編集方針を貫いてきた。
そんなエスクァイアを話題にするのはこれが2度目である。
前回はおよそ1年前、ピンナップガール専門の画家ペティのミニポスターが綴じ込まれた1955年1月号(アメリカ版)の話をした。
で、きょうは1987年に登場したエスクァイア日本版の話題を。
じつは8月25日に発売されたばかりの最新号に留之助商店が紹介されているのだよ。

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特集は『SF再読』。
亡きアーサー・C・クラークとフィリップ・K・ディックのふたりのSF文学界の巨匠にスポットを当てる。
さらに来たるべき世界をドラマチックに予言してきたSFが次々に古典(過去)となりつつあるいま、SFをもう一度読み返し、文学そのものの未来について考えをめぐらそうとするストイックな内容である。
そこへ欲望のおもむくままに創業した、まだ2年にも満たない浅はかな過去と先行き不透明な未来の留之助が、SFつながりで特集に採り上げられたのだった。
タイトルは『飛騨高山のSFX博物館へ』、RPG仕立ての記事も斬新で明解。
2ページ見開きに写真14点が配置され、店内をくまなく紹介していただいた。
さらにアンケート・プレゼントのページでは当店で調達されたSF臭の強いオブジェモチャやら絶版トイがならび、往年のエスクァイア・ファンの店主としてはもはや思い残すことはございません。
編集部のみなさん、ありがとうございました。
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2ページ見開きはこんな感じ。
by tomenosuke_2006 | 2008-08-27 23:59 | 留之助商店計画
シリーズ5、水野純子さまからのプレゼント。
本国では9月4日(木)、当店ではその週末から発売予定のダニー・シリーズ5ですが、最近めっきり仲良くさせてもらってます水野純子さまにおねだりして、彼女のダニーの未公開資料を送っていただきました。
ありがとうございます。
こちらの画像は、彩色前のドローイングになります。
「紙にペンで描いた物で、これをスキャンした上、Kidrobotのテンプレートに嵌め込んで色をつけ、デザイン画として提出しました」と、純子さまはおっしゃってます。
なるほど、後ろ姿にはトレードマークがこんなふうにデザインされるんですね。
ちなみに留之助ではいつもどおりケース(25個入り)とバラ(未開封ブラインド・ボックス入り)での2通りの販売となります。
お目当てのアーティストを手に入れるまで延々とひとつずつ買い続けるのも楽しいですし、ケース買いして手当たり次第に開封していくのも、これまた醍醐味です。
9月最初の週末、楽しみでしかたありません。
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by tomenosuke_2006 | 2008-08-26 23:59 | イマモチャ
MINDstyle「中国地震チャリティ・オークション」開催。
eBayを利用している人ならとっくにご存じかと思いますが、中国系アメリカ人Matthew D. Young(マシュー・ヤング)が代表をつとめるオブジェモチャ・メーカーMINDstyleが、未だ復旧が叶わず十分な教育を受けられないでいる四川の子どもたちのためのチャリティ・オークションを開催する。
これはJavaテクノロジーを最大限に活用したオンライン・ライブ・オークション。
通常のeBayのように終了間際のスナイプ入札は使えない。
といって、ヤフオクのチンタラ自動延長でもない。
入札されてくる金額をオークション司会者が逐一参加者にリアルタイムで紹介、それを上回る額を入札して競い合う、まるでサザビーズやクリスティーズのような本格競売なのだ。
参加希望者はあらかじめLive Auctineersに登録が必要。
店主もとりあえず登録だけは済ませてみた。
オークションの開始時間は太平洋標準時8月31日午後6時。
MINDstyleの呼びかけに参加を表明したアーティストと作品は以下のとおり。
原画とかアーティストプルーフとかプロトタイプとかペイントマスターなどの、簡単に手に入らなさそうなものばかりが破格の開始価格で出品されている、とても気になる。
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by tomenosuke_2006 | 2008-08-25 23:59 | MINDstyle 新製品情報
人畜無害なフニャフニャのピストル。
店主が気を許すヌイグルミ作家はMichelle Valigura(ミッシェル・ヴァリギュラ)である。
抑えた色を好んで使い、題材が少年っぽいっていうか、男子とヌイグルミをデザインで結びつけるのがお上手。
このまえロボットだからという理由で仕入れてみたロボット・ガールは好評のうちに売り切れた(けど、お買い求めいただいた方のほとんどはロボット好きというより、ヌイグルミ好きの女性ではありました)。
ふだんは個展でワンオフのヌイグルミを発表しているミッシェルがロボット・ガールの次ぎに作ったマスプロダクツといえば、SDCC 2008のメタル製ベルトバックルのピストル・ペドロ(50部限定サイン入りアートプリント付き)だった。
そのピストル・ペドロもじつはヌイグルミが先に出ていた。
去年の春だったか、クリスマスまえだったか、VINYL TOY NETWORKの会場限定で売られ、いまではレアで異色なオブジェモチャのひとつに数えられているのだ。
それがこのたび、Concealed Weapon(コンシールド・ウェポン=隠匿武器)シリーズの第1弾として再登場することになり、ちょっとうれしいじゃありませんか。
グリップの色は変わったけれど、長さ約28センチの原寸大はあのときと同じ。
鉄砲好きの店主としてはこのフニャフニャのピストル、我が息子のように大切にしたいと思います。
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by tomenosuke_2006 | 2008-08-24 19:16 | イマモチャ
アンドリュー・ベルの新変なの誕生。
ヘドロの中で育まれ、やっと地上に顔を出したかと思ったら、意外な大気汚染に目を丸くしてしまったモンスタージリクス君、留之助のロングセラー(たまに売れる)である。
作者はアンドリュー・ベル、彼の画集もジンワリと売れてる。
そんなアンドリューのジリクスに次ぐオリジナルデザインの新作がもうじき出荷されることになった。
苔が生えたような緑のからだに虚ろな目のスカル顔が乗っかった高さ5.5インチ(14センチ)、限定300個のGiver of Disease(ギバー・オブ・ディジーズ=疫病をもたらす者)。
団子型の生物、その名もDumpling of Doom(ダムプリング・オブ・ドゥーム=破滅のギョーザ)を抱きかかえ、背に生えた小さな羽根で飛び回り疫病をまき散らす。
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アンドリューは今年、少なくとももう1回、今度はスキンデザインで驚かせてくれるはず、それもキッドロボットのプロジェクトで。
なんていうと8インチ・ダニーを思い浮かべたんじゃないですか、でも、ソレじゃない、アレなのだ。
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by tomenosuke_2006 | 2008-08-24 10:52 | イマモチャ