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ツルツルとケモケモが同時に入荷しました。
エリック・スケクローがプロデュースしたスーパを、カースター・イエティの作者エリン・カリーがDIYした下の画像のモチャが入荷したわけではございませんが、入荷新着情報をご覧いただければそこらへんの因果関係がご理解いただけるかと思います。
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by tomenosuke_2006 | 2008-09-15 08:00 | 商店入荷新着情報
こちらのダニーは本家のみの取り扱い?
ダニー史上、最も危険な8インチ、ホワック・ジー作のHELLO I'm Insane Dunny(インセイン・ダニー)は発売日がハロウィン・イブの10月30日。
ただし留之助には入荷しません。
キッドロボット本家直営ショップとオンラインのみでの発売か、最上位契約ショップ(キッドロボット創業から取り引きのある大手オブジェモチャ屋)でも買えるのか、今週18日にNYのキッドロボット本社を訪ねるので聞いてみます。
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が、それにしてもいいのでしょうか、こんなことして。
これは2007年3月にホワックが10個だけ作り、彼のeBay storeで600ドルで発売し、1分間で売り切れて、1時間後には900ドルの開始価格でオークションにかけられた、まんまアレだよ。
厳密には“HELLO I'm Insane”の文字がオリジナルよりやや小ぶりで、血の斑点は拘束マスクと拘束衣にのみ認められる。
オリジナルは顔にも血が飛ぶ。
そのオリジナルは気温が上昇すると表面のアクリル塗料がゆるくなり、ペチャッとするのだが、今度の量産タイプはそんなことないだろう。
いいような、悪いような、3インチ・ダニーが8インチにブロウアップされるのとはちょっとニュアンスがちがうような、ホワックのカスタム・ダニーの株が下がるような。
もしはじめにリーズナブルなインセイン・ダニーが発売され、その後、そっくりなデザインの手作り版が10倍の値段で売り出されたら、前者を買った店主なら、わざわざ後者を買うことはないでしょう。
いったい何を考えているのか、今週木曜日、キッドロボット本社を訪ねたとき遠慮がちに聞いてみます。
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同じホワックでも、こちらの新作は入荷が決まってます。
NYのToyQubeオリジナル、トイキューブを背負って立つデザイナーKeith Poon(キース・プーン)が生んだシャーキーをホアックがスキンデザイン。
イギリスの名戦闘機スピットファイヤーをモチーフにしている。
入荷は上の画像のレギュラー・カラー版(350個限定)のほかに、SDCC 2008限定モノクロ版(100個限定)が少々。
オリエンタル趣味より、こういうホワック作品を見るとホッとするのは店主だけ?
by tomenosuke_2006 | 2008-09-14 10:00 | イマモチャ
ラヴァ・スマッシュのかわりに。
JoeLedbetter.comで100個のみ限定販売されたブラック地のラヴァ・スマッシュは、もはやスーパーレアの高嶺の花だけれど、どうです?、こちらのジョーレッド作、100〜150部限定サイン&ナンバー入りアートプリントは。
3点セットとインディビデュアルの2本立てて近日発売の予定です。
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左/Mushroomland(マッシュルームランド)150部限定/約20×40センチ
右上/Ticket to Ride(涙の乗車券)120部限定/約20×15センチ
右下/Sluggonadon(スラッゴナドン)100部限定/約20×15センチ

こちら、ラヴァ・スマッシュです。
by tomenosuke_2006 | 2008-09-14 09:00 | 書店入荷新着情報
お疲れさま、レトロ恐竜4人組。
去年の夏の名古屋ポートピアメッセを皮切りに、今年のGWの幕張メッセと夏の新潟の朱鷺メッセで開催された1年越しの恐竜イベント、アジア発・世界最新・恐竜大陸も8月下旬に無事終了し、3会場で合計86万人の来場者があったと聞きます。
関係者のみなさま、お疲れさまでした。
とくに我が子、4匹のレトロ恐竜君たちよ、よくぞがんばった!
尻尾は折れ(ティラノサウルス)、角は割れ(トリケラトプス)、跨がられたり、撫でられたりして色は剥げ、確かに人気のほどはうかがえる。
というわけで、いったんは全員が生まれ故郷の福生市にあるレプリカさんの工房へ帰り、やさしく整形治療を受けて、このたびやっと甦りました。
レプリカさんの大神社長いわく「余生を下呂温泉の別荘の庭で過ごすとのことでしたので、屋外設置を考えてウレタンクリアーを厚めにコーティングしておきました。したがって、イベント展示の時より若干艶があります」。
ツヤツヤ・ピカピカの4匹をご覧ください。
もうじき、晴れて飛騨の住人になります。
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by tomenosuke_2006 | 2008-09-13 00:19 | ムカシモチャ
10月のキッドロボットは大物の3連発だね。
何度か同じことを言ってると思いますが、ここで紹介するモチャの発売日はあくまでもキッドロボット本家直営店(オンラインを含む)のもので、留之助ではその週末か、もしくは次の週末の日曜日深夜0時からの発売となります。

10月2日
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Nightmare in Jeremyville 8-Inch Dunny
オーストラリアのイラストレーター、Jeremeyville(ジェレミーヴィル)の登場だ。
葉が黒く傷んだニンジンを握っているところをみると、この悲しげな顔のピンクの生き物はウサギのつもりか。
名前はナイトメア=悪夢。
からだじゅうに描かれた絵はディストピア(反理想郷)だとか。
じっくり眺めていると、後頭部や背中の絵はこのピンクのウサギが通り抜けてきた後方の、お腹の絵はこれから向かおうとする前方の不吉な風景が映り込んでいるように見えてくるから不思議。
ジョー・レッドベターのユニコーナサウルス・グレー版オレンジ版以来、限定商品の支給数が徐々に増えてきた。
で、ナイトメア・ダニーはこれまでの倍(12個)入荷するんで、日ごろの熾烈な争奪戦がちょっとは緩和されそうだ。
おっと、最後になったけど36×43センチのポスターが付属する(けれど、そんな大きなの、どうやって?)

10月9日
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Playboy x Paul Pope Figure
月刊プレイボーイ日本版は11月発売の2009年1月号で休刊すると発表されたけれど、本国アメリカ版はまだ健在だね。
年に何度かハリウッドへ旅しては映画を観るようになった1970年代中頃、つまり税関で見つかれば没収の憂き目に遭う古き良き時代、こっそりPBマガジンを持ち帰るのが趣味だった。
いまではPBの有料サイトPLAYBOY cyber clubを妻の目を盗んで見る控え目なオジさんだが、70年代は雑誌を買うしか手はなく、そんなふうにして集まった無修正PBマガジンがいまだにある。
で、これはマスクド・カリンバーのPaul Pope(ポール・ポープ)がデザインしたプレイメイト・フィギュアであり、PBマガジン全盛期の1978年11月号(なぜか2冊も持っている)のカバーモデルがモデルのキッドロボットモチャ中で、いちばんアダルトな1発だ。
本家からアナウンスはないけれど彼女の名はMonique St. Pierre(モニカ・セント・ピエリー)といい、ファラ・フォーセット似のブロンド美人である。
身の丈7.5インチ、早く座右に置きたい。

10月16日
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Kidreaper 15
こちらは2月以来、本当にひさしぶりのキッドロボット君の新作キッドリーパー、通算15作目に当たる。
妖しく夜行性で、ワイヤーでトリムされたフード付きマントをはおる、どこから見てもハロウィン向け。
スキンデザインは不気味なヤツの第一人者Andrew Bell(アンドリュー・ベル)、商店には彼のモチャがこれだけと、書店にも画集などがこんなにあるから、詳しくない人、もっとアンドリューを知りたい人は予習ついでにどうぞお買い求めください。
このキッドリッパーのまえにギバー・オブ・ディジーズがもうじき入荷する、お忘れなく。

プレイボーイ・フィギュア発売記念のオマケについて。
by tomenosuke_2006 | 2008-09-12 16:28 | kidrobot 新製品情報
ティム・ビスカップのサイトがリニューアルされました。
ブックマークをおすすめします。
http://www.timbiskup.com
たとえばArtworkのリンクからPaintings→Subscribe(右上)と進むと、ものすごい数の作品が詰まったティム・ビスカップ芸術のデータベースに行き着く。
同じくArtworkの先のObjectsにも面白い画像がいっぱいだ。
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by tomenosuke_2006 | 2008-09-11 23:59 | ロウブロウアート
股間を握ってニヤつくあぶないお猿さん。
THUNDERDOGの、というよりはダニーの生みの親といった方が単刀直入で分かりやすいかもしれないね、あのトリスタン・イートンが去年企画した5種類×各200個=1000個限定のブラインドボックス入り5インチ・フィギュア、ビリー・バナナズをご存知ですか。
ニヤッと笑顔なんだけれど、大きく膨らんだ股間をわしづかみにして堪えられなさそう。
で、後ろに回した手には巨大な肉切り包丁を隠し持っている。
アブナイ、じつに危ない、ビリーは欲に目がくらんだ偽装肉屋か、それとも快楽殺人犯なのか。
見た目はかわいいアメリカン・カートゥーン風の、しかし同じサンダードッグ・モチャのユアママ系に属する隅に置けない危険キャラなのだ。
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で、そのブラインドボックスは店主の知る限り、フツーに発売された形跡がない。
サンダーマッツ シリーズ同様、ごく一部で流通するだけで入手はムリなんだとあきらめていた。
ら、SDCC 2008のToyQubeのブースで会場限定のGID(300個)が発売されると知り、けどいろいろあって入手できず、またしてもあきらめることに。
それがですよ、終生縁がないと思っていたビリー・バナナズがいまになって少数だけど入荷決定、しかも定価販売できるのだ。
あわてて買わなくってよかった、なんて思うのはこのビリーだけじゃない。
じつは、何がSDCC 2008限定だよって思える出来事が最近あとを絶たない。
たとえばキッドロボット本家のオンラインショップを見てください。
ポール・ポープのマスクド・カリンバーやコジックさんのビッグ・ボブ・スラグ古代人版が、いけしゃぁしゃぁと売り出されているのだ。
ついでに去年のSDCC 2007限定の30セン・スモーキーも。
イベント限定を謳うなら、たとえ在庫抱えたとしても破棄すべきでしょう、本来なら。
というわけで当店からプレミア価格でマスクド・カリンバーをお買い上げいただいたYさんとFさん、ごめんね。
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by tomenosuke_2006 | 2008-09-10 23:59 | イマモチャ
留之助ブラスター・アップツーデート-10。
徳さん、島田さん、店主の3人が揃って足立区保木間のモデルファクトリー・ヒロさんを訪ねるのは半年ぶりだ。
着々と製品化に向けてテストが繰り返され、気泡の一切ない完璧なキャストパーツが予定通り今月中に揃うことを確認した。
琥珀グリップのトーンが決まった。
実際のブラスターのグリップは既成の着色済み透明ブラスチックのプレートか、あるいはブロックを削り出して造られたのではないかという推察のもと、島田さんにはリサーチをお願いしていた。
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どの業界にもその道のオーソリティはいらっしゃるもので、1980年代はじめに生産されたカラープラスチックと現行品に大きな変化はなく、また世界の代表的なメーカーは互いに汎用性を重んじてよく似た色調の製品を製造していたとアドバイスいただいた。
その結果、30年来、変わらぬ製品を作り続けている三菱レイヨンの現行のカラー見本帳のオレンジ色に倣っても間違いないだろうという結論に達し、田中工場長がテストで染めた琥珀グリップを用意してくれていた。
修正の必要がないイメージ通りの仕上がりだった。
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キャストパーツはいいが、挽き物の製造が遅れ気味だ。
とくに拘わり続けた一体成型シリンダーを挽くための特殊な工作機械が別の製品のためにフル稼働中で、なかなか留之助ブラスターの順番が回ってこない。
10月中旬にはすべての挽き物が揃うと、田中工場長が確約してくれた。
うまくいけば11月はじめにキットを先行販売、12月には完成モデルの発売に漕ぎ着けそうだ。
一方、飛騨高山では徳さんの図面を元に当店常連のロケットさんが組立分解図を作製中で、こちらの進行ぐあいも楽しみでしかたない。
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途中経過/ロケット作CGダイアグラム。
by tomenosuke_2006 | 2008-09-09 23:59 | 留之助ブラスター
こういうラッキーな人も。
長野県塩尻市の女子大生さんなんだとか、自分のほかに友だち3人を動員してDS5の25個入りケースをしめて4ケース購入された方がいらっしゃいました。
なんでも水野純子さまの熱烈なファンで、1/50の純子ダニーを狙い、大事をとって100個買われたとか。
あえて何も申しません、ただただありがとうございます。
安房トンネルを抜ければ塩尻市と飛騨高山は目と鼻の先、これから山々が紅葉に染まる最高に美しい季節を迎えます、よろしかったらドライブがてら留之助商店へお出かけください。
と、そういう大金を投じてまで純子ダニーを手に入れようとする人がいらっしゃるかと思えば、関東方面から旅行で高山へ来て、ブラリ立ち寄った留之助で何気にDS5を3個ばら買いしたら、ひとつが純子ダニーだったというラッキーボーイも(下の画像)。

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ラッキーといえば、常連のKさんには“超”をつけたいくらいです。
ホアック・ジーの激レア特製ダニーと交換してもらえる全世界で600枚しか入っていないゴールデンチケットを引き当てたんですからね。
1億円当選くじが出ました、なんて貼り紙してある宝くじ売り場を見たことがあるけれど、まさにそんな感じ。
ま、いろいろ学ぶものが多いDS5でしたね。
つまり宝くじは大量に買っても当たるとは限らない?
by tomenosuke_2006 | 2008-09-08 23:30 | イマモチャ
こういうの、大好き。
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ゴム風船にロウブロウ・アーティストたちが絵を描いた風船アート作品集『ラテックス・フォア・ファン』は、不変とか永遠というのが苦手な店主にはうってつけのテーマだったね。
風船アートのいずれ萎んでしまう一抹さに、強く惹かれた。
ロン・イングリッシュのDVD『ポッパガンダ』やゲシュタルテンの本『アーバン・アート・フォトグラフィ』に収録されているようなグラフィティが好きなのも、生い立ちの大胆さ、いつまでもそこにあるとは限らない短命の潔さに傾倒するからなんだろう。
そもそもロウブロウ・アートとは権威にあらず、気兼ねとか心配とは無縁の気楽さ、ナンタラ評論家が能書き垂れたり口出ししない、アーティストとオーディエンスが同じ地面に立つ、あえていうなら共生感に満ちた、となりのお姉さん的芸術なのだ。
という見地から、となりのお姉さんならぬ、いまいちばん気になるとなりの画家とその絵を紹介したい。
まだ作品集などは出版されてはいないけれど、これぞ一抹アートの大本命、テキサスのScott Wade(スコット・ウェイド)が果てしなく描き続けるダーティ・カー作品である。
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いまではあまり見かけなくなったけれど、LAに住んでいたころ、恐ろしく汚っねぇクルマとすれ違うことがあった。
ボコボコになったヤツ、古雑誌やコーラの缶やピザの箱などで後部座席がゴミ箱状態のヤツ、かれこれ1年以上も洗車してないんじゃないかと思わせる埃まみれのヤツ。
もとから絵を描くのが好きだったスコット・ウェイドは、ある日、砂埃で汚れた愛車の窓にイタズラ描きしたときひらめいた。
もっと激しく、万遍なく汚れていれば、ほこりの厚みで陰影もつけられて、絵の具を重ねるのではなく、埃を削りとって描く新しいアートになるんじゃないかと。
かくしてダーティ・カーと名付けた創作活動を開始、徐々に人々の話題にのぼり、ついには店主の知るところとなったのだった。
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ミニクーパーのリアウィンドーに描き上げられたモナリザ・オン・ザ・ゴッホ。

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夜、通り雨にみまわれて。

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一夜明けたら、こんなぐあいに。

ときには創作途中で雨に降られることもあるらしい。
スコットがTVの取材に応えて語ったこんな言葉が印象的だった。
「どれがいちばんのお気に入りかだって? いつまでもそこにあるわけじゃない、早ければひと晩で消えてしまう絵だよ。だからいちばんのお気に入りは、次ぎに描く絵だろうね」
芸術作品には作者のサインが記されるものだけれど、ダーティ・カーの場合は面白い。
スコットは自分の名前の横に作品が完成した時間を書き添えるのだ。
月日でもなければ、年でもない、時間、すなわち刹那。
こういうの、趣味である。


by tomenosuke_2006 | 2008-09-07 10:56 | イマモチャ