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ブレランをめぐる暴言 2/3 「クォーター・センチュリー」
2007-02-28の記事のつづき。
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↑ 日本版スターログ1981年10月号より、ボーヤ時代の店主が寄稿した取材記事を転載。映画の時代設定を2020年と書いたり主演女優の名前を間違えていたり、一部誤表記あり。大目にみていただければ幸いである。


図面さえあれば製品化は簡単らしいですが、金型代を考えると3000個が採算ベース。
この種の銃はしかし実銃ファンにウケるとは限らず、販売は自信がないと言ってました。
思ったより難しいものなんですね。
映画のマーチャンダイジングの仕事をしている知人からブレランの相談を受けておよそ半年、途中何度か情報交換してきたが、その彼がモデルガンメーカーのM社と打ち合わせをした直後、こんな電話をくれたのだった。
ブレランをめぐり徐々に熱くなっていく、ライセンス関係に詳しく行動力もある彼に、いつしか好感を抱くようになっていた。
彼の話によると、錯綜するブレラン問題にイタリア人弁護士が介入し、1年まえから地上げ屋よろしく動いているらしい。
利権が複雑に入り組んだ地所を、絡んだヒモを解きほぐすがごとく地道に立ち退き交渉しながら買収していく、そういう都市開発の専門業者を地上げ屋というが、錯綜の極みにあるブレランのライセンスをクリアするには地上げ屋に通じる手腕が求められるのだった。
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↑ トイズシンジケートの12 inchフィギュアを使ったカスタム・アンドロイドハンター。アメリカのカスタムフィギュア・スペシャリストabc-express限定。新造型のヘッドに交換され、リアルなベルトと腕時計が追加されている。


「アンドロイドの女ダンサーと大蛇・・・君だったら彼女にどんなダンスを踊らせてみたい?」
リドリー・スコット監督がスネーク・ダンサーのゾーラ役ジョアンナ・キャシディをともなって現れたのは遊星からの物体Xへの参加が決まり、エイリアン以上にビザールなモンスター創りに熱中するロブ・ボーティンのワークショップだった。
やってみたいけれどいまの状況ではとても無理だと前置きして、ロブらしいダンスシーンを提案した。
ひとりでつまらなさそうに踊るダンサーの腹の肉が突然割れて中から大蛇が出現し、彼女のからだにまとわりつくと、まるで愛(ファック)し合うように激しいダンスを披露する。
ロブによるとスコット監督はこのアイディアをいたく気に入ったとか。
いつかいっしょに映画を撮ろうと言い残し、ロブのショップをあとにした。
いうまでもなくふたりは3年後、ユニコーンが印象的なレジェンド光と闇の伝説(1985年公開)でタッグを組むことになる。
一方リック・ベイカーはスコット監督の申し出をにべもなく断っていた。
ジャンクのアンドロイドがいくつも蠢動する朽ちたミュージアムのような(セバスチャンの)アパート。
そのシーンに出来合いのゴリラスーツを着て出てくれないかと頼まれたのである。
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↑ カスタム・アンドロイドハンターのアップ。腕時計が映画に忠実なのかどうかは未確認。研究家の意見をお聞かせ願いたい。


当時、1981年といえば店主がアメリカのインダストリアル・デザインやアール・デコに興味を持ち、LAに散在する古い建築やアンティック・ショップ巡りをはじめた時期でもあった。
中でもメルローズ・アベニューのOff The Wall(オフザウォール)はとりわけユニークなコレクションでお気に入りの場所になっていた。
そこでオーナーのデニス・ボーゼスに紹介されたのがSF映画のプロップを製作レンタルする会社Modern Props(モダーンプロップス)の代表ジョン・ザブルキーで、ブレランのセットデコレーターを兼任していた。
ブレランは未来が舞台の映画にも関わらず、50年前のアール・デコを引用するスタイリッシュな作品だ。
そう語りながら、銀色のラメ入り生地でレストアされたばかりの、じつにアメリカン・デコなオーバースタッフド・イージーチェアをバンに積み込む。
手を貸しながら、その大きな椅子の使い道をたずねると、ザブルキーはひとこと。
ヒーローのアパートメントの真ん中に置く予定だ。
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↑ 当店のブレラン専用ショーケースにならぶ関連フィギュア。左はロイ・バッティのandroid 001、ウィンドーボックス入りがトイズシンジケート製。右はCRMトイズ製デッカードでパッケージには堂々と“無許可”の文字が印刷されている。


自分のまわりでたびたびブレランが話題にのぼり、まだ撮影さえ始まっていないその映画とは見えない糸で結ばれているような気持ちになっていた。
ある時、メルローズ通りの古着屋でスタジオ・クルーが50〜60年代の古着を大量に買ったとか、彼らは撮影が終わると汚れたままの衣裳をまとめて処分しに戻ってくると聞いたが、頭の中で不思議にブレランとリンクした。
翌1982年の夏、その古着屋フリックスはブレランで使われた山ほどの衣裳を売っている店として話題になった。
もちろん店主も出かけて行き、古着ではなく映画用に仕立てられた薄手の綿コートを1着20ドル足らずで何着か手に入れた。
劇中ダウンタウンの雑踏でエキストラたちが着ていたものだった。
そのコートはブレランを指示する日本の友人たちにプレゼントした。
SF作家の川又千秋さんや日本版スターログの編集長がそれをとても気に入り、長いあいだふだん着に使っていたように記憶する。

ブレランとの巡り合わせ、運命のようなものを確信する時が遂に到来した。
件のコートを着たエキストラでごった返す撮影現場に入ることが許され、ほんの数メートル先でハリソン・フォードが銃を撃つアクションカットを目の当たりにできたのだ。
まさかその銃がのちに伝説化するなどとは露ほども知らず。
短い時間だったがスコット監督と言葉を交わすことができた。
ハリソン・フォードとは当時の店主のアパートをお忍びで訪ねてくれた日からおよそ3ヵ月後の再会だった。
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↑ カスタムメイドのロイ・バッティ12 inch.映画クライマックスの出で立ち。


最近、別のルートからブレランのライセンスが一部動いたとの情報があった。
イタリアのアパレル・ブランドDIESELがブレードランナーと名付けたニューラインを次期秋冬ものに投入するとか。
ブラスターを商品化したOFF WORL MFGの主催者は新規の刻印を使った理由のひとつに訴訟の回避を挙げていたが、まさしくそういう時期が到来したのかもしれない。
個人のガレージメーカーなら見逃してくれるのか。
関連商品を量産したり、利益を得てきた会社は窮地に立たされることになるのだろうか。
オフィシャルなブレラン製品をプロデュースすることに懸命な知人はといえば、別の問題を抱え込んでいた。
通常の契約金とは比べようもない額を要求されそうなで、このままでは何もできないというのだ。
ライセンスをクリアするために1年を費やしたイタリア人弁護士としては、半端なビジネスに興味はないということなのか、強硬な気配だとも。
今年2007年6月25日で、ブレランはアメリカ初公開された日からちょうど25周年を迎える。
クォーター・センチュリー(四半世紀)、この節目の年にブレランをめぐる楽しい出来事がひとつでも多く生まれることを期待しないではいられない。
つづく。

当店在庫より、フィギュアいろいろ。
by tomenosuke_2006 | 2007-03-27 21:22 | TV・映画・ビデオ
SWINDLE最新号、入荷。
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まえにここで紹介し、留之助ホームページやヤフオクで販売を試みたポップ・カルチャー誌SWINDLEの最新10号と、その前の9号がもうじき到着する。
どなたか店主といっしょに定期購読しませんか、Amazonと同じ値段で売ってるわりには、さばくの大変なんだ。
SWINDLEの共同編集人のひとりがOBEYのシェパード・フェアレイだから、OBEY GIANT DUNNYを買ってくれた人にオマケでつけたり、このまえなんか留之助ホームページ用の商品撮影してくれた従弟のカメラマンにギャラ代わりに売れ残ってるSWINDLEのバックナンバーその他を押しつけちゃったよ。
つまりまともに売れたのは“本の一部”ってこと。
なのにまた入れた、送料節約するために9号の注文じっとガマンしてたところがエライでしょ。
シェパードのアートワークは今度も冴えわたってるに違いないし、あいかわらず記事や写真はいちばん旬なLAをとらえてる。
ユニークなところでは韓国アニメの特集なども、店主はWOMEN IN ARTっていう記事にそそられる。
ロウブロウアートの母なる地、LAをベースに活躍する女流アーティストたちの作品紹介やら彼女たちの雑談&インタビューが載録され、ティム・ビスカップ夫人のシオナ・ホンも登場。
ハードカバーだから永久保存版的、ポップ・カルチャーの先頭を紹介する写真集か画集揃えるみたいな感覚で、さぁ買った買ったぁ。
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by tomenosuke_2006 | 2007-03-19 06:42 | 書店入荷新着情報
ブレランをめぐる暴言 1/3 「スコット監督の恋人」

はじめに映画ブレードランナーに関する記述は、4分の1世紀以上まえに店主がLA界隈で見たり聞いたりした話のおぼろげな記憶に基づいている。店主はブレランについて書かれた研究書や論文を推考したり、公開後もたびたび改編された完全版やディレクターズ・カット版を精査するような熱心なマニアではない。店主にとってブレランはそれがつくられた時、幸運にもその近くにいたという理由から、心情的にずっと共生する映画だった。ブレランをめぐる暴言と題するこの文章は、そんな映画についての回想と、商品化に関する最新の話題を併記した雑文に過ぎない。

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↑ 日本版スターログ1981年10月号より転載。映画ジャーナリスト時代の若き日の店主が寄稿した撮影現場レポートで、この記事が日本で最初にブレランを紹介した文章となった。


去年の秋、映画のマーチャンダイジングの仕事をしている知人から、長いあいだ闇の中にあったブレードランナーのライセンスが近くクリアになりそうだが、売れ筋はブラスターとスピナーぐらいだろうかと相談を持ちかけられた。
大量生産品にあまり興味のない店主としては、反対に意地の悪い質問を浴びせたものだった。
何が売れるかではなく、きちんと製品化する自信はおありかと。
ファンの知性を過小評価しては困る。
安易な態度は彼ら(我々)の気持ちを踏みにじるのに等しく、とりわけブレランほど世界中に研究熱心なファンを有する映画はないと力説せねばならなかった。
この映画の細部にいたる作り込みの深さは尋常ではない。
神秘的ですらある。
謎の迷宮は果てしなく続くようにも思われ、詳細を知りたいとの欲求がファンの結束を固くしている。
たとえばすべてが白日の下に晒されているSWとは次元が異なるのである。
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↑ 売れ行きが奮わなかったERTL社のダイキャスト・ミニカーのセット。その後、在庫整理のために単体ブリスター版が発売された。


映像とサウンドトラック以外の主なライセンスは映画出資者で組織されたThe Blade Runner Partnershipが管理していたが、映画公開後まもなく解散した。
玩具の商品化権がダイキャスト・ミニカーのERTL社ぐらいにしか売れず(SWのようなわけにはいかなかった)、加えてその売れ行きが奮わなかったこと、またBLADE RUNNER SKETCHBOOKなど関連書籍の翻訳権の引き合いが期待したほどなかったことなどが解散の最たる理由だった。
その後、4分の1世紀ものあいだほとんど放置されてきたようなブレランのライセンスなのだ。
稀に見る濃厚な世界観ゆえに魅力的なプロップデザインも数知れず、ガレージメーカーたちがそこに創作の可能性を見出したとしても不思議ではなかった。
優れた作品がアンダーグラウンドで芽を吹き、控え目ながら地上で開花することになった。
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↑ かつてゼネプロから正規品のポリススピナーのソフビキットが発売された。ディスプレー・モデルとしてだけでなく、タムテックとのコンパチも楽しめた。


ブレランはカメラが回り出すまでに何度も不運に見舞われた映画だった。
製作直前にアラン・E・ナースという作家が同名のSF小説を発表していることが判明し、多額のタイトル使用料が支払われることになった。
その問題が解決すると、今度は映画の独立プロ系製作会社フィルムウェイズが当初の製作費2200万ドルを徐々に削減しはじめ、ついには企画そのものを放棄してしまったのだ。
それが1979年12月、映画にはタイミングの問題がある。
スタッフやキャスト、スタジオのスケジュールなどがすべて考慮されて、ブレランは1982年6月の公開に向けて企画されていた。
プロデューサーはマイケル・チミノのディア・ハンターでアカデミー賞を獲ったマイケル・ディーリー。
13もの映画会社に協力を求めたが反応はかんばしくなかった。
1979年12月といえばハリウッドは天国の門の前評判で大作映画のリスクに対して神経質になっていた時期。
チミノのディア・ハンターをプロデュースした人物が、こともあろうにチミノの新作で意外なしっぺ返しを食う、そんな皮肉に見舞われたのだった。
1980年の1年間は出資者探しに費やされ、1981年3月、やっと独立プロダクション、タンデムとラッド・カムパニーの援助を取り付けることに成功した。
さらに香港の富豪、ラン・ラン・ショウの資金も投入されることになった。
その結果、これら出資者の複雑な力関係やライセンス・ビジネスに対する見解の相違により、いったん解散したThe Blade Runner Partnershipのような組織を再編することはほとんど不可能になってしまったのだった。
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↑ フューチャーカー/MEDICOM。1:18 scale、ファンメイドになるデカールを貼り付けクリアコート。バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2で使われた元スピナーを製品化する権利を取得、フューチャーカーという商品名で発売してブレラン・ファンを唸らせた。


ちょうどそのころだったと記憶する、ヴィデオドロームの準備に追われるSFXメイクアップ・アーティスト、リック・ベイカーの工房で店主はリドリー・スコットに対面した。
あのエイリアンの監督は店主がこれまで見たこともないような絶世の美女を伴っていた。
リックの言葉をかりれば、彼女はスコット監督の恋人だった。
同じ時期、遊星からの物体Xのクリーチャー部門を指揮していたロブ・ボーティンからスコット監督が美女とふたりで訪ねてきたと聞かされた。
リックとロブが語るスコット監督の訪問理由は、いずれも仔細な点にまで完璧を期そうとする当代切ってのヴィジュアル・スタイルストの有り様を裏付けるものだった。
本来なら、その程度の用事はプロデューサー補の仕事なのだ。
リックとロブのブレランへの参加は実現しなかったが、この出来事だけでも今度の映画がエイリアン以上に緻密な映像の集積になるに違いないと確信させられたのだった。
スコット監督からどのようなオファが2人にあったかは後述するとして、それより翌年、つまり1982年の春、ブレランの試写を観て店主はスコット監督の恋人の正体を知ることになる。
あのときの美女、一瞬目が合い、どぎまぎしてついうつむいてしまった店主の見た女性は、スネーク・ダンサーのゾーラを演じた女優ジョアンナ・キャシディその人だったのである。
つづく。

当店在庫より、その他のスピナー。
by tomenosuke_2006 | 2007-02-28 20:15 | TV・映画・ビデオ
マッドヴィレイン、再び。
a0077842_113661.jpg店主的にはもう終わったと思ってたマッドヴィレイン
当店の殿堂入り(絶版商品がストックされている留之助ホームページ)用に残したグレイとグリーンの1個ずつ以外は全部売り切ってホッとしてたんだけれど、ここにきて再度仕入れることに。
シンコーミュージックのHIP HOPやレゲエにフォーカスしたブラックカルチャーマガジンWOOFIN'の編集部さんから、マッドヴィレインのフィギュア(日本でウチしか取り扱わなかった)を紹介したいと、うれしいお申し出をいただいた。
留之助商店の顔を売る願ってもないチャンス!
けれど肝心の商品がなくては、記事にもならない。
すでに本国アメリカでいち早く完売したヒット作だもの、いまごろ簡単にはまとめ買いできないし、さぁ、あなたならどーする。
切り札1.WOOFIN'さんからのせっかくお申し出を辞退する。
切り札2.ebayへ行って探し出し、何日もかけてウォッチ、必死こいて落札する。
切り札3.店主の特別なルートを使うっきゃないでしょう。
あっちにはね、どんなモノにもコレクターがいて、その半分はインベスターを兼ねている。
デザイナーズトイ専門のコレクター・インベスターもちゃんといて、値段さえ折り合えば回してくれるのだ。
そりゃ、当店がキッドロボットから仕入れた時の値段とくらべればずっと高いけれど、ebayの現在の相場並の値段で日本のファンに提供はできる。
というわけで、レアなグレー(1000個限定)とポピュラーなグリーン(3000個限定)がそれぞれ5個ずつ、WOOFIN'最新号の発売に間に合うよう、あしたUSPS便に乗る。

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はじめてお見せするマッドヴィレインの後ろ姿。
水木しげる先生のぬりかべではございません。


by tomenosuke_2006 | 2007-02-12 10:57 | 留之助商店計画
ロケット時代の雑誌でございます。
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トム・ウルフのニュージャーナリズム“ライトスタッフ”のとおり、またはフィリップ・カウフマン監督の同名映画版を観れば一目瞭然でしょ。
1960年代といえば、宇宙開拓の熱狂時代。
ペンシル型の飛行装置は、20世紀のカウボーイが馬代わりに操る当代切ってのアイコンだったんだよね、ロケットさん。
そういう時代だもの、どちらかっていうと怪奇モンスター博士のアッカーマン様が宇宙モノに手を染めたってしかたないわけね(売れるときに売る、これが生活のための処世術、資本経済に生きる者の心得ってもんです、ねっ、店長)。
SPACEMENの内容は表紙に謳ってあるように、世界で唯一の宇宙映画雑誌。
古今東西のあらゆるSF映画&TVから宇宙ネタをぜんぶ集めて料理した、いわゆるアッカーマン・レシピー。
よーは、ごった煮です。
それくらいのことはMONSTER WORLDの表紙見たってわかるよね、蛇女のドアップの横にバットマンとロビンだもの。
こっそり教えちゃうけど、SPACEMENのある号ではキングコング対ゴジラを何ページにもわたって特集しているし。
けれど、廃刊直前に出た1965 YEARBOOK(右上)の表紙絵だけは文句のつけようがありません。
はっきりいって子供にはもったいなさすぎ。
タイトルはSpacemen of Distinction(特別扱いの宇宙飛行士)とあり、本当のミス・ユニバースたちに囲まれてご満悦の宇宙野郎を描いてる。
アーティストはWally Wood=ウォーリー・ウッド(1928〜1981)。
1950年代、パルプマガジンの挿し絵画家としてスタートし、SF・ファンタジー・ホラー・ハードボイルド・エロチックと、いろんなジャンルの絵を描いてきた。
店主と同い年で非業の死を遂げたという彼を、アメリカのある評論家は世界で2番目に最高のコミックアーティストと呼んでいる。
店主、ウォーリー・ウッドについて、この機会にもうちょっと勉強してみたくなりました。

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Amazonで↑見つけたんで1-Clickしたよ。


by tomenosuke_2006 | 2006-12-24 02:49 | ムカシモチャ
こんなのがいっぱいあるわけで。
留之助商店オープンしたての9月末だったか、10月のはじめかにお会いしたきり、あとは店長を介してヨロシク言い合ってた常連のロケットさんと、もうひとり、店主でさえ見逃してそうな極B級映画&和製ソフビの発掘人、中谷さんが、そろってお店に集まるって聞いたから出かけて行きました、先週の日曜(12月17日)の昼下がり。
楽しく盛り上がり、客足が途絶えた瞬間ねらって早々にお店を閉めると、みんなで店主行きつけの喫茶店ドン(ここから“Shopping・お買い物方法”のリンクボタンをクリックしてもらえれば、そのうちコジックの暗黒ダニーが睨みをきかす老舗喫茶店の店内が見られます)へリングを移し、延長戦にもつれこんだのでした。
フォレスト・J・アッカーマンの、通称アッカーマンションへ何度も遊びに通った話から、氏が編集長の雑誌FAMOUS MONSTERSに話題がおよんで、あげくは店主の下呂市の別荘の書庫に眠るお宝雑誌について。
中でも同じアッカーマンが1960年代に編纂したSPACEMENとMONSTER WORLD、前者は9号、後者は10号続いただけで廃刊になった幻のSFホラー姉妹誌を、いまもコンプで持ってるって言ったら、ふたりともググッと身を乗り出したんだよね。
そう、どんな表紙かって聞かれて、今度ブログで紹介する約束してたの、思い出しました。
なわけだから、まずは中谷さん系?のMONSTER WORLDでメリークリスマス。
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by tomenosuke_2006 | 2006-12-23 22:38 | ムカシモチャ
SWINDLE Magazine入荷しました。
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SWINDLEと書いて、スウィンドルと読みます。
意味は、ペテンとか、詐欺とか、ボッタクリといったところでしょうか。
ロサンゼルスの先頭をいく超人気ポップカルチャー誌の名前です。
LAのファッション、音楽、アート・シーンをくまなく網羅した内容は、ながめるだけでも目に保養なグラフィカルで、折衷主義で、反体制的な総160ページ。
もちろん誌名とは裏腹の、たっぷり信頼できる記事と絵と写真が満載され、そう、デザイナーズトイの源流を見る感じなんです、店主的には。
2004年にOBEY GIANTで知られるアーティストShapard Fairey(シェパード・フェアレイ)とエディターのRoger Gatsman(ロジャー・ゲイツマン)が立ち上げ、年4回の発行で、現在通算8号を数え、さらに最初の年鑑ICONS号がつい先日発売となりました。
SWINDLEがいろいろ面白いのは内容のみならず、その発行の形態です。
ニューススタンド用のソフトカバー廉価版と、高級紙を使って印刷もていねいなハードカバー版の2種類を毎回発行してる。
で、最新のICONS号にいたっては、内容同じで2種類のカバーなんか出すもんだから、2冊とも欲しくなっちゃうじゃないですか。
キョトン目のツイギーもいいし、チェーンスモーカーのSlash(=スラッシュ、映画ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFTの音楽もやってたような)もすてがたい。
ICONSというだけあって、近年の象徴的人物にスポットを当てたインタビューと写真が満載。
いまのツイギーさんも登場します。
現代史とはいかに人工的産物なのかということが学べる構成・・・コーヒーテーブルに置く歴史書・・・気楽に見てください。
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留之助商店取扱のSWINDLEはすべてハードカバー版で、上のバックナンバー1号〜4号と8号は各3450円、ICON特集号は3800円です。スウィンドル=ボッタクリといわれないよう控え目に値付けさせていただきました。


by tomenosuke_2006 | 2006-12-11 18:43 | 書店入荷新着情報
今度のQuantoの広告です。
今度は4分の1広告を2パターン、1ページおきに同じ位置、できれば右ページの右下にくるよう掲載してほしいと頼みました。
ひとつは留之助商店がどこよりも力を入れているキッドロボット製品の、中でも最近のヒット作レドラム・ダニーを大きくあしらったバージョン。
もうひとつは店長の強い要請でデザインしたデッカード・ブラスターの集合写真バージョン。
店長いわく、ブラスターだってキッドロボットに負けない留之助商店の得意技だってこと、ぜひ、アピールしましょうよ。
なら、リペイント・カスタムしたハートフォード版を真ん中に、届いたばかりのOFF-WORLD MFG版はその下に・・・どれが何だか分かる人って、どれくらいいるんだろうね。
と、そこへQuantoの担当者さんからTEL。
すみません、年末進行で台割が終わちゃって、同じページなら2個所、なんとかなるんですが・・・。
ん〜、しょーがないか。
広告を1点追加しようと思いたったのは2日前の土曜のことだし、本当なら先月末には決めてなきゃならなかったんだから。
キッドロボットものは日本で市民権を得るまで根気に宣伝していきたいし、じつはOFF-WORLD MFG社とも特約店契約とれたから(といっても総生産数240丁のうち、いまのところ極少数しか回してもらえないんだけれど)ブラスターもはずせない。
というわけで、下の広告を同じページに対角で載せることにしたのでした。
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by tomenosuke_2006 | 2006-12-11 12:39 | 留之助商店計画
広告
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月刊オモチャ雑誌クアントの12月号に掲載する当店の広告原稿を、いまCDRに焼いてEXPACK500で送りました。
11月13日月曜日必着だってこと、けさ気がついてホントよかったわ。
9月末発売号で景気よく1ページ広告の大花火を打ち上げたわけですが、開店準備に追われ、大事な販売ツールのホームページ作りまで手が回らず、せっかくアクセスしてくれた読者のみなさんには迷惑かけちゃいました。
で、ホームページの充実を図ろうと10月末発売号の広告掲載をいったんお休みしたまではよかったんですが、ご存知のようにあまりはかどってません。
なんとか12月号が発売される今月末までには、留之助ホームページ、もちょっとカッコつけなくっちゃと思ってるんですが、期待できません、自分でいうのもナンですが。
今度の広告は1ページの4分の1サイズで、掲載料も4分の1。
これくらい慎ましい方がいいと思いますよ、売り上げ比率や費用対効果など考えると、っていうのは優秀な店長の意見です。
はい、もっともだと思います。
by tomenosuke_2006 | 2006-11-11 16:48 | 留之助商店計画