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喪に服しながら、オールド・マックと戯れる。
スティーブ・ジョブス逝去の報に触れ、きのうまでボンヤリ過ごしていた。
facebookで友人たちのコメントを眺めたり、ニュースサイトを覗いたり、ふいに古いマックに会いたくなって物置の奥をまさぐりはじめた。
いろいろ取り出し、ホコリを払い、汚れを拭いて、試しに火を入れてみた。
Macintosh Plusは起動用のフロッピーが見当たらず、SE/30はウンともスンとも。
Macintosh Classic IIが"チーン"という軽い起動音を発し、動きはじめた。
"Welcome to Macintosh"の文字を目にした時には青春時代が甦ったような気がした。
モノクロ2階調の画面左下から機能拡張のアイコンがパコパコっと出ては消える。
ためしにカーソルを左下へ移動すると、フライング・トースターが現れた。
翼のついたトースターが食パンを追いかけて宇宙空間を飛ぶスクリーンセーバーが懐かしすぎる。

古いコンピュータほど実用に不向きなものはない。
新しいモデルに触れるたび、古いモデルでは飽き足らなくなり、その結果が物置の何台ものオールド・マックなのだった。
ではなぜマックを、地上波デジタル未対応のブラウン管のテレビのように普通に廃棄しないのか、長年棄てられないでいるのか。
理由は簡単だ、それは単なるマスプロダクツではないから。
スティーブ・ジョブスという無類なアーティストの魂が宿るブランド"Apple"の、まごうかたなき作品だからだ。
とくに1984年のマック1号機、Macintosh 128Kの意匠を受け継ぐ一体型コンパクト・マックたちが愛おしい。

実用に不向きといえば、オブジェモチャもしかり。
しかしモチャたちにも、Apple製品のように創造性に富み、心を豊かにしてくれる傑作がある。
そんな傑作との出会いが楽しくてオモチャ屋を開業したのだ。
とりあえずMacintosh Classic IIをオモチャで溢れる仕事場のいちばん目立つ場所に置いて、フライング・トースターでも走らせながら故人を偲ぶことにする。
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I dragged out an old Mac computer from the depths of storeroom. Nothing is more unsuited for practical use than an old computer. That’s why the old Mac computers just kept accumulating in the storeroom. But an old Mac computer is something that cannot be just thrown away like old Braun tubes. For, it is not a simple product of mass production but is the work of Apple having the soul of the incomparable artist called Steven Jobs. Speaking about the things which are not suitable for practical use, the Designers Toy also belongs to the genre. But the toys also have some masterpieces that are full of creativity and enrich the mind like the Apple’s products. It was because of my love of encountering such toys and creators that I opened the toy shop. For the time being, I’ll place the Macintosh Classic II in the most noticeable place of the work site that is filled with toys, while feeling nostalgia for the departed and running the Flying Toaster.
by tomenosuke_2006 | 2011-10-08 23:25 | PCモチャ