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チーチ・ウィザードが再入荷しました、これって奇跡です。
去年、留之助が在庫していたマーク・ドーブのチーチ・ウィザードを、オンラインでぜんぶ買い占めた方がいらっしゃった。
で、そんなに売れるものなら再発注かけてみようかと思いメーカーのPLANET 6に問い合わせると、在庫ゼロとのレス。
eBayを探索すれば、なんとまぁ定価の倍以上のプレミア価格で取り引きされているではありませんか。
買い占めた方はそこらへんのことをご存知の事情通?、店主、惨敗した気分になったものです。
でも、ここへきていっきに巻き返しが図れそう。
入手経路は割愛しますが、とにかく絶版のチーチ・ウィザードを発売当時の定価で入荷新着情報にアップしました。
併せてマーク・ボードのボード・ブロード2種もいっしょに入荷、前回入荷時より幾分お安くなったと思います。
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by tomenosuke_2006 | 2008-06-03 00:01 | 商店入荷新着情報
コジックのあと、とうとうボード・ブロードの発売です。
フィギュアひとつのプライスが間抜けアニマル連合チャンプスの25個入りケースとほとんど変わらないのが愛しのボード・ブロード、2月中旬の記事で紹介したあの“たわわ”が、白ムクDIYとカラー仕上げの2種類そろって極少数入荷した。
迫力の身の丈37.5センチは神々しくもあり、仏壇にお供えしたくなるようなおごそかさを放っている。
マグネットでぴったり締まるドア付きウィンドーボックスは、サイケとヌーボーが化学反応を起こしたようなデザインで、これまた文句なしだね。
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by tomenosuke_2006 | 2008-03-27 22:11 | 商店入荷新着情報
こういうのダンゼン好き。
a0077842_22332426.jpg去年4月、チルトのファットキャップのイワレについて書いたとき、伝説のアングラ漫画家Vaughn Bode(ヴォーン・ボード)が生み出したキャラクター、チーチ・ウィザードに触れたけれど、そのコミックスにたびたび登場してお色気を振りまいていたのが信心深いインド娘ボード・ブロードなんだね。
グレープフルーツのようなおっぱい、プリンプリンのお尻、かわいい4.5頭身。
それが高さ37.5センチのみめ麗しく、たわわに大きなソフビ・フィギュアとなってPLANET6から売り出されたと思ったら、もう市場から消えてしまった。
ヴォーン・ボードの絵を文句なしのタッチで立体化したのはヴォーンの息子のマーク。
本来ならいろんなアーティストがボード・ブロードのスキンをデザインした展覧会が、去年4月のNYを皮切りに、LA、SFとツアーされるはずだったのに、いつの間にか計画が無期延期されてしまった。
なぜだか理由は分からないけれど、去年の夏、8インチ・ダニーを発表したイギリスのインサが、ちょいまえ自身のブログでPLANET6に頼まれたと言ってカスタム・ボード・ブロードを公開していたから、まだ計画は完全に死んだわけではなさそうだ。
とにかくインサのブロード、ギリギリだよ、必見
そういうボード・ブロードのたわわフィギュアのムクとペイント済み(各250個限定)が入荷する。
市場からなくなるまえにちゃんと手を打ってたからね、店主が個人的に1個ずついただいた残りはみなさんで仲良く分けあってくださいね。
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by tomenosuke_2006 | 2008-02-17 23:59 | イマモチャ
チルトのファットキャップに辿り着くまで。
あるお客さんが留之助に置いてあるムカシモチャのプライス見て、ぜんぜん売る気なさそうな値段設定ですよねって言ったけど、けっこう高いんでそう思ったんだろうなぁ。
でも本当のところ、やたらな額で仕入れてるのよ、傍から見たら「バッカじゃない?」って言われそうな、分かる人には分かるそれなりに適正価格なんだよね。
高いっていえば留之助ホームページにある絶版イマモチャだってそうだよ、プレミア価格で載せてっから。
そういうのはぜんぶ、その値段で売れたんならしょうがないやっていう店主の妥協価格なわけ、ただしホームページ作った当時の、去年の秋の。
だから世界相場からハズレて、いまじゃ安くなってるのもあるみたい。
驚いちゃうのはそこらへんをしっかりチェック、アメリカから注文してくる人(日本語ができないアメリカ人コレクター)がいるってことかな。
あと、新作だけどアッチでは即完売しながらウチではいまだに在庫&定価販売しているようなやつ、たとえばチルトの6inchファットキャップは2個ほど海外発送したっけ。
で、そんな、日本ではなかなか分かってもらえないチルトのファットキャップについて、ちょこっと講釈したくなったと。
平たく言えば、セールストーク。
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チルトのファットキャップは今年2007年9月27日午後2時半に生誕50周年を迎えるアングラ・コミックの主人公Cheech Wizard(チーチ・ウィザード)に捧げられたってこと、知ってる人は少ないんじゃ。
アングラっていったけど、いまでいうならロウブロウかな、まぁ痛快なカウンターカルチャーであることに相違ない。

そういえばカウンターカルチャーの代表的作家で『プレイヤー・ピアノ』『猫のゆりかご』『スローターハウス5』の作者カート・ヴォネガット・ジュニアがつい先日(4月11日)この世を去った。
青春時代、思う存分耽けさせていただきました。
ありがとうございました。
心からご冥福をお祈りいたします。
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チーチ・ウィザードはミッキーマウスほどではないけれど、伝説のアングラ漫画家Vaughn Bode(ヴォーン・ボード)が生み出したアメリカ文化史に名をとどめる有名キャラクターだ。
一説にはディズニーのファンタジアでミッキーが演じた魔法使いの弟子のパロディだといわれている。
Ed "Big Daddy" Roth(エド・ビッグ・ダディ・ロス)のラット・フィンクがミッキーのモジリだといわれてるように。
つまり当時、反体制的でアナーキーでヒッピーな時代、ミッキーは資本主義の手先のように目され、しばしば揶揄されていたわけ。
で、ヴォーン・ボードがなぜ伝説かというと、出版界の仕組みに縛られない自分の好きなようにやる自費出版コミック、つまりアングラ・コミックの礎を築いた人だから。
1960年代、NYのイースト・ヴィレッジを根城に出資者を募り出版したのが世界で最初の週刊アングラ漫画誌GOTHIC BLIMP WORKS、大人が楽しめるキツ目のギャグと風刺で熱狂的な読者、信奉者を獲得した。
さらにボードを有名にしたのが、1957年9月27日午後2時半にふと思いつき、以来大切に育ててきたおかしな生き物チーチ・ウィザードを主人公にした風刺漫画だった。
1971年から5年間、NATIONAL LAMPOON誌に連載され、発行部数を倍増させるほどの人気を博した。
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チーチ・ウィザード連載中の1975年、ボードは弱冠34才で非業の死を遂げたけれど、漫画はその後も再版が繰り返され、つねに自由奔放だったボードの作品、彼の生き方はアートを志す若者の指針となった、とくにストリートで創作に励むようなグラフィティ・アーティストのあいだで。
もちろん自称Bubble Fetishist(バブル・フェティッシスト=泡フェチ)のチルトもそんなボードを心の師と仰ぐひとりだったのね。
2005年にはキッドロボットがソフビのチーチ・ウィザード(すぐ上の写真)を発売、カラー版1500個、ゴールド版150個は一瞬にして完売となった。
いまでは少しもめずらしいことではないけれど、それはキッドロボット創業以来の出来事だったって聞いている。
2006年、チルトのもとに新ミニフィギュア“ファットキャップ”シリーズへの参加依頼があったとき、彼が真っ先に思いついたのが、その年、遊びでリペイントしたソフビのチーチ・ウィザードをファットキャップに移植すること。
チルトはチーチの星マークを泡に変えて、いつも仕事机に飾っていたのだ。
つまりィ、留之助のストックルームで新しい引き取り手を待つチルトのファットキャップ(ミニフィギュアの拡大版)には、半世紀に及ぶ物語があったのでした。

店主には買う気なんて毛頭ないけれど、PUMAからはチーチ・ウィザード生誕50周年記念のフーディやスニーカーなど発売されて、いまじゃたいそうなプレミアがついてるとか。
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最後に、控え目にいうのだけれど、このまえチルトからファットキャップの元になった泡マークのチーチ・ウィザード・・・彼が仕事机に飾ってたヤツを直接譲ってもらったんで、見ますか?

チルトのチーチ・ウィザード君はこちら。
by tomenosuke_2006 | 2007-04-15 16:34 | イマモチャ