今度はWeed(ウィード)、つまりハッパの味見係です
COMING SOON: Weed Testing Department Vinyl Figure by Andrew Bell

シリーズ中、いちばん幸せそうな顔をした味見係です。
ジョイントの他、ボングでの効きめも念入りに試しているようです。
交代要員の募集があれば、真っ先に手を挙げたいと思うのはワタシだけでしょうか。
入荷は4月、楽しみに待ちましょう。
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# by tomenosuke_2006 | 2025-03-19 02:18 | イマモチャ
2009年発売の『ブラックホール』30周年記念ビンセント、蔵出し
THE VAULT: V.I.N.CENT. The Black Hole 30th Anniversary Edition

ディズニー映画があまりパッとしなかった1979年に、映画製作担当副社長のロン・ミラーが先陣に立って作ったディズニー初の本格SF映画が『ブラックホール』でした。
このロン・ミラーという人、1950年代にロサンゼルス・ラムズでプレーしていた元フットボール選手で、ウォルト・ディズニーの娘ダイアンと結婚し、試合で負傷したのを知ったウォルトの勧めでディズニー・プロに入社、ショーマンとしてのキャリアをスタートさせたという異色の経歴の持ち主です。
1960年代半ばには役員会のメンバーに昇進し、テレビや映画のプロデューサーとして活躍。
1980年には代表取締役社長に就任し、1982年の『トロン』では製作総指揮を務め、1983年には最高経営責任者になりましたが、1984年に社内クーデターが勃発して失脚退陣しています。
で、留之助はちょうどそのころLAにいたので、ディズニー・プロで起きていた激しい変革を見聞きすることができました。
中でもロン・ミラーがファミリー色の強いディズニー映画とは異なる、大人向け実写映画レーベル、タッチストーン・ピクチャーズを設立した時は、大いに期待したものです。
その新レーベルの第1弾がロン・ハワードの監督2作目で、ダリル "ブレードランナー" ハンナが絶世の人魚姫を演じた1984年の大ヒット作『スプラッシュ』でした。
しかし他の役員からウォルト・ディズニーの伝統を崩すと猛反発をうけ、クーデターへと発展していったのでした。



さて、ディズニー初の本格SF映画『ブラックホール』ですが、主要登場人物がマクシミリアン・シェルやロバート・フォスターやアンソニー・パーキンスやアーネスト・ボーグナインといった渋すぎる役者さんばかり、と思えば主人公たちと行動を共にする働き者のロボット ビンセントが、ディズニー慣例の子供向けキャラクターそのもので、ちょっとバランス悪すぎるかも。
ただし超大型宇宙船シグナス号の精密模型、マットペインティングの美しさなどは格別で、いまとなっては反重力ホバリング装置で空中を移動するビンセントも懐かしさが先に込み上げ、許しちゃうのでした。
ということでモチャの話です。
今回、蔵出しするのは『ブラックホール』公開30周年の2009年にMINDStyeleからリリースされた2台のビンセントです。
ひとつは丁寧にウェザリングを施した300個限定のオリジナル・カラー版のうちの1個。
もうひとつは2010年公開の『トロン: レガシー』にインスパイアされてトロン・カラーで仕上げられたビンセント・トロン版、同じく300個限定のうちの1個です。
全高9インチ(228ミリ)の堂々たるサイズは、映画公開当時、アメリカのプラモデル・メーカー MPC から発売されたビンセントとほぼ同じですが、ディテールは後発だけにいっそう精密です。
Medicomや最近ではSuper7からも出ていたと思いますが、大きなMINDStyele版ビンセントの圧倒的勝利です。
そういえばMPCのビンセントと敵方のロボット マクシミリアンと敵方の宇宙船シグナス号のキットが、映画公開45周年を記念して再販されるという話を去年の夏に聞いたのですが、どうなったんでしょう。
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# by tomenosuke_2006 | 2025-03-16 23:33 | MINDstyle 新製品情報
ヨウスケ・ヤマモトの2013年のオリジナル・サイドウェイズ
THE VAULT: Yoskay Yamamoto's original 2013 Sideways
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ヨウスケ・ヤマモトさんが2019年にMighty Jaxxから発表したサイドウェイズが、2013年の同名作品のバージョンアップ版だということをご存知の人は少ないかもしれません。
新しい方は四角い頭がソリッドレジンの一体成形だったのに対し、オリジナルの頭は顔と後頭部と、その中間のパーツ(小さな胴体が取り付けられた部分)が貼り合わされた3パーツ構成だったため、入荷した時にはすでに接合部分に細いクラックが浮かび出ていたのです。
メーカーにクレームを入れると、返金には応じるけれどクラックのない代替え商品はないと言われて、そのまま引き取りました。
なんといっても大好きなヨウスケ・ヤマモトさんの、留之助が扱う最初のフィギュアだったんです、手放したくはありません。
さいわい顎に当たる底面に問題のクラックが出ているため、目立ちにくいこともあり、当時、その旨を十分に説明して販売しました。
そのせいか、あるいはヨウスケ・ヤマモトさんの日本で初めて販売されるフィギュアを欲しくてたまらない寛大なコレクターさんばかりだったからなのか、クレームは皆無でした。
涼しげなクリームグリーンのSTGCC(シンガポール・コミコン)2013限定、ピンクのNYCC(ニューヨーク・コミコン)2013限定、ボーダーのシャツが可愛いブラックの3人のオリジナル・サイドウェイズ。
何年振りかでデッドストックを取り出して診たら、気のせいか、クラックがあまり目立たないのです。
下の画像を参照。
そういうちょっと訳ありの12年前の名作を蔵出しします。

ご注文はこちらから→2013年のサイドウェイズ
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# by tomenosuke_2006 | 2025-03-13 16:41 | Mighty Jaxx 新製品情報
留ブラAIRに同梱の白手袋、売ります
FOR SALE: Tomenosuke Blaster gloves / set of 3

海外の留ブラ・ファンさんのリクエストもあって、留ブラAIRに同梱のロゴ入り白手袋を60点ほど余分に作りました。
で、希望者がいらっしゃればですが、3点ずつまとめたセットを5つ作り、留之助ウェブストアに並べました。

ご注文はこちらから→留ブラ・ロゴ入り白手袋
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# by tomenosuke_2006 | 2025-03-10 15:47 | 留之助ブラスター
留ブラの次なるフェーズ - 39
Tomenosuke Blaster Gas Gun - 39

3月7日、大田区の栄商金属さんで、ハリコレのスタッフさん3名にも立ち会ってもらい、HCG向け留ブラAIR300挺の内の2度目100挺の検品を具に行ないました。
栄商さんには留ブラAIRへの本気度を共有してもらい、組立作業も要領をつかまれたのでしょう、なんと小さな塗装エラーが2点のみという好成績。
テーブルの上に並べられた検品済み留ブラAIRの芳しい姿を眺めていたら、造り手たちの熱情が著しく伝わり、重い肩の荷が一挙に下りた気がしたのでした。
足取り軽く家路に着くことができました。
4月上旬にはHCG向けが完了し、すぐさま、ますます熟練した現場スタッフさんによる国内販売分の組み立てへと移行します。
このノリでいけば、ハリコレさんでご予約いただいたみなさんには、5月上旬から順次納品されそうです。
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ところで従来はバリと湯口痕を養生するだけで採用していた半艶のグリップでしたが、クリスタル研磨した結果、いままでチェッカリングの筋に紛れて見えなかったような極小の気泡や微細なキズが予想以上に目立ち、結果、ボツにしたものが約150セット(下の画像)にものぼりました。
たとえばコスモリブレさんが湯口をカット処理してくれていたのですが、その際のわずかな衝撃がグリップの中に0.5ミリ程度のヒビを発生させたのかもしれません。
研磨すると、意味不明なヒビが浮き出て見えるのです。
大事をとって追加生産の150セットは湯口を長めに残したまま、研磨工場の辻製作所さんに送ることにしました。

留ブラAIRのご予約はこちら→ハリコレ・サイト
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# by tomenosuke_2006 | 2025-03-07 16:54 | 留之助ブラスター