数日前、
マルシン工業さんから留ブラPROの第1号図面が届き、いまも徳信尊さんによる入念なチェック作業が続いている。
とにかくここに至るまでが長かった。
ヒーローブラスターの取材を経て、ステアー・レシーバーとチャーターアームズの中心軸を0.5ミリ近づけることにした結果、大半のパーツに手を入れねばならなくなってしまった。
徳さんが原型の修正と手書き図面に費やした時間はおよそ7ヵ月、マルシン工業さんによるCADデータ化に2ヵ月がかかった。
フロント・トリガーの形状など一部修正は残るものの、さすがマルシンさんだ、完璧なコッキング・メカニズムを内装させてくれた。
トリガーを引けばダブルアクションでシリンダーが回転する、その微妙な振動が手に伝わる日もそう遠くはない。