香港挨拶回り、その1、Jam君とJet君ちへ。
14日(月)から香港で2泊3日しました。
目的はただひとつ、15日にMark Landwehr(マーク・ランドウハ改めマーク・ランドワー)を訪ねるため。
マークとは3週間まえにアポをとり、直後、現地のお友だちのジャパナビのりえちゃんに連絡を入れて、その日1日、店主をアテンドしてくれる人を紹介してほしいと頼んだら、これがまた格好の人物と引き合わせてくれました。
電脳街のどこかでiPadのパチ物のiPedを見つけて持ち帰りたいという第2の目的は叶わなかったけれど、そんなこととは比較にならない大収穫にウキウキで帰ってまいりましたよ。
ちなみにジャパナビとは香港で唯一の香港製作日本語情報番組で、りえちゃんはそこのただひとりの日本人スタッフでありキャスターさんなんです。



で、アテンドしてくれることになったのはジャパナビで彼女とコンビを組む日本語も流暢な英語も話せる男性リポーターのJum、本職はカメラマンの最高に機転が利く好男子でした。
彼のサイトStudio 8 Cinemaをご覧ください、いい仕事をしています。
そのジャムさんが店主に代わってマークと連絡をとり、スタジオを訪ねる時間を詰めたり場所の確認をしてくれました。
ほかにも空いた時間でCarrie Chau(キャリー・チャウ)のwun ying collection galleryやMichael Lau(マイケル・ラウ)のcrazysmiles galleryを効率よく見て回りたいとリクエストすると、前者はお昼にオープン、後者はイベントがあるときしか公開されないと分かり、マークとのアポは午後4時だし、まずは昼まえ、時間を潰しがてらジャムさんの仕事仲間で香港モチャに詳しいという友人のアパートへ案内されました。
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あるじの名前はYung Kwok Yin、でも最近はJet Yinで通していると広東語で自己紹介する彼は、SFフィギュアをはじめ日本のソレ系漫画やイラスト集に囲まれて暮らす自称オタク。
が、話をしてるうちに数年前日本でも話題になった1/6アクション・フィギュア・シリーズ『九港大戦』のクリエイターだと判明して仰天、最近ではCGを駆使したTV-CMやミュージックビデオも監督する気鋭の映像作家なのでした。
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ジャムさんとともに映像製作集団JETNINERを主宰、そのサイトにある彼のビデオ・クリップを見せられて『ブレードランナー』と『アキラ』と横山宏が大好きな、ようするに気が置けない人物だと合点がいき。
同じサイトのジャムさん撮影のミュージック・ビデオもジックリ拝見しました。
ジェットさんのそれとは好対照で深く情緒漂い、中でも第一線を退いて下町のアパートに暮らす仮面ライダーが出てくる作品は、8ミリで撮影した荒い画像を効果的に使って傑作であります。
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ジェットさんのアパートで歓談ののち、今度は彼の案内で友人が経営しているというトイメーカーを訪ねることになりました。
ちょうど社長が北京出張から戻ったばかりで、いまならオフィスにいるからと向かった先は、留之助でも取り扱うべきかどうかずっと考えていたthreeA
社長のWong Kim Fungとはオフィスに続くギャラリー・スペースを見て回りながら立ち話で商談成立、とにかくこれからは新製品の案内を送ってもらうことになりました。
まだマークに会うまでには時間があり、飲茶をして電脳街をチェック、まさかこのあとにも新たな出会いが待ち受けているなんて思いもしない店主なのでした。
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▲ 左からジェットさん、threeAのウォンさん、ジャムさん。


by tomenosuke_2006 | 2010-06-16 23:59 | モチャ行脚
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