歴史の授業で習いましたよね、1929年10月24日、ウォールストリートを襲った株価の暴落で世界は大恐慌時代を迎えました。
不況のピークといわれた1932年から33年にかけて、アメリカでは1500万人以上の男性が職を失い、3000万人以上の家族が救世軍でパンやミルクの施しを受け、一度や二度はキッチンでスープをすするだけの悲惨を味わいました。
そういう息も詰まりそうな時代なんですよ、ボニーとクライドとか、ジョン・デリンジャーとか、マシンガン片手のアンチヒーローたちが無法の限りを尽くし、庶民にもてはやされたのは。
はい、Kozikiさんの今度のダニーはそんな大恐慌時代のリンゴ売りです。
細かいことをいえば、当時の大衆食堂ではサニーサイドアップにベークドビーンズ、カップスープにドーナッツ、それにコーヒーがついて6セントというのが相場でしたから、リンゴが5セントは高いような気もしますが。
不況時代のリンゴといえば、1933年公開の永遠のモンスター・ムービー『キング・コング』の冒頭で、やがてコングに見初められ思いもよらぬ冒険に巻き込まれる主人公の女の子が、飢えに負けて八百屋の店先でリンゴを盗むシーンを思い出します、まったくの余談です。
Daily Dunny 2010 – Day 18 -Frank Kozik 3/200
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