Chris Ryniak(クリス・ライニャック)の
カスタム・スケルブよりも早く入荷しそうな気配である。
去る7月にモントリオールのギャラリーで開催されたクリスと
Jonathan Bergeron(ジョナサン・バージロン)の作品展Gardens of Misfortune(不幸の庭)のために、ふたりが創った高さ7インチ(18センチ)のレジン・スタチューがそれ。
150個限定、一部がSDCC 2010で販売されて、わずかだけれどやっと一般小売店へもお鉢が回ってきたのだ。

当店初登場のジョナサンは1973年モントリオールに生まれ、20才のころZen(ゼン)と名乗りグラフィティライターとして活動をはじめた当年37才のイラストレーターだ。
2000年にはJohnny Crap(ジョニー・クラップ)と改名してスケートボードやパンクロックのアルバムカバー、ホットロッド専門誌の
Car Kulture Deluxeなどでコマーシャルな仕事をこなす一方、2008年にはジョナサン・バージロンの別名でよりシュールレアリスティックな絵を描くようになった。
とりわけスカルに執着し、釣り鐘状の独特な様相のスカルマンをさまざまな風景の中に登場させた幻想的な作品を多数発表している。
で、今回入荷するクリスとの合作Misfortunate Travelers(不幸極まりない旅人)は、頭上の奇怪な生物をクリスが、顔をジョナサンが、ベースをふたり仲良くデザインしたスタチューだ。
早く手にしてジックリ見たい。