NYCC 2010現地リポート-2/RAJE Toys。
NYCC 2010現地リポート-2/RAJE Toys。 _a0077842_18143531.jpg
Steven Miller(スティーブン・ミラー/下の画像中央)から、NYCC 2010記念75個限定の完全予約制ドクター・ブレインを留之助用に数個用意しているとメールをもらっていたし、イギリスのメーカーRAJE Toysのブースを次に訪ねた。
スティーブンとはkidrobot USAの商品開発部門の元辣腕メンバーで、KRがNYからコロラド州ボーダーへ本拠を移したのを機にフリーランスとなり、RAJE ToysのUSAレップとして旗揚げに一役買った人物だ。
そんなスティーブンからは今月下旬当店に入荷するDoktor AのG.N.O.M.E.(ノーム)と、11月上旬に出荷されるPatricio Oliver(パトリシオ・オリバー)のTenebrae(テネブレ)が見られるとも聞いていた。
NYCC 2010現地リポート-2/RAJE Toys。 _a0077842_18145634.jpg
ブースでは、なんとRAJE Toysの製品開発ディレクターでありドクター・ブレインの生みの親Jim Freckingham(ジム・フレッキンハム/左)が接客に追われているじゃないか。
よく見ればテネブレの作者パトリシオ・オリバーことPO(ピーオー/右)もいっしょだ。
なら、ゆかりのモチャやポスターにサインを入れてもらおう。
もちろんドクター・ブレインの胴体をプラットホームに使うというコンセプト・シリーズの新作、ノームやテネブレも手に取りしっかりチェックさせてもらった。
新興メーカーが社運を賭けて作り上げた入魂の作だけのことはある、挑戦的で元気ハツラツ、大いに手応えを感じたのだった。
NYCC 2010現地リポート-2/RAJE Toys。 _a0077842_1856082.jpg
ひとことで言えば、ズッシリ。
どちらもドクター・ブレインに付け足す新造の主要パーツにムクのレジンを採用し、結果、重量感たっぷりに仕上がっているのだ。
まるでカスタム・トイのような精密さと風格を兼ね備えた傑作。
さらにドクター・ブレインのいささか心許なかった箱とは比べものにならない大きなパッケージが用意され、しかもこれまで以上に入念なアートワークが施されて、フィギュアは発泡スチロールでがっつりサンドイッチされる、けれどお値段据え置き。
RAJE Toysは品質の高さと良心的な価格設定でオブジェモチャ界の台風の目になるに違いない。
NYCC 2010現地リポート-2/RAJE Toys。 _a0077842_19453476.jpg
注)このポストで使用した画像は話や見物に夢中になってしまう店主の代わりに、NYで写真家をしている友人藤城直也さんに撮ってもらいました。
by tomenosuke_2006 | 2010-10-09 23:59
<< NYCC 2010現地リポート... NYCC 2010に来ています。 >>