Lady Butterfly by Aiko.
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▲アイコさんと店主/Aiko and I at Tomenosuke Workshop

7ヵ月目にして、やっとこの日を迎えることができた。
NY在の日本人アーティストレディ・アイコさんといっしょに進めてきた留之助商店初のアート・フィギュア、レディ・バタフライ(限定100体のうち一般販売分50体)入魂の儀。
アイコさんのシンボル・キャラクターを、とにかくMade in Japanにこだわり抜いて立体化したソリッド・レジン作品に、作者アイコさんのハートとソウルを目一杯吹き込んでもらい最後の仕上げとするのだ。
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▲原型 Original Sculpture

アイコさんが立川市にアトリエのある彫刻家阿部順之介さんと付きっきりで原型を仕上げたのが去年の6月末、静岡市のRCベルグさんが13個に分割されたソリッド・レジンのパーツを100体分届けてくれたのが8月末。
下呂温泉の自動車板金工場の塗装職人さんに仮組をあずけ、ラメ入りブラック版の塗装テストをしてもらう一方で、閉店後の留之助商店3階の工房では榎本店長と助っ人の中谷さんが最初の25体をせっせと組み立てる。
パーツを磨き、パーツ接合部の溝をパテで埋め、美しくシームレス化するのにおよそ1ヵ月を要した。
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▲レジン・パーツ Resin Parts

さらに同時期、アイコさんデザインのパッケージの試作が飛騨高山の専門工場ヒダシキで繰り返されていた。
銀の箔押しの技術的な問題に直面しながら、次々にアイコさんから新しいアイディアがもたらされ、いったい何種類の校正刷りを出してもらったことか。
最後には箔押しだけを新潟市の印刷会社が請け負うこととなり、校了するまでに3ヵ月を費やした。
そのころには別の25体の組み立ても済み、2番目のカラーウェイ、シルバー版も完成していたのだった。
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▲パッケージ・グラフィックの変遷/Transition of Package Graphic

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▲最終デザイン/The Final Design

いまでは留之助商店が一般販売する5色各10体のうち、3色30体が完成し、その第1弾として白銀の高山にふさわしいシルバー版を2月14日のバレンタイン・デーにデビューさせることが決まった。
アイコ入魂のレディ・バタフライ、作品の詳細は追ってお伝えする。
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▲アイコさん撮影/Photo by Aiko





榎本店長が常連さんたちにアイコさんの飛騨高山来訪を教えたら、サインしてほしいいとアイコ・ダニーをはじめ、留ブラOGやPROのパッケージを持参したり、送ってくる人が何人もいらした。
そのサイン風景をご紹介。
また、留ブラPROのパッケージ・アートを使った2種各8枚の限定ポスターにもサインをいただいた。
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by tomenosuke_2006 | 2011-01-31 01:12 | 留之助オリジナルモチャ
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