香港のトイ・デザイナー兼プロデューサーのKeo Wan(通称Keo.W=ケオ・ダブリュー)が、同じ香港のデザイン・チーム
United Planetを起用して完成させたモビルスーツ、Diver TowerとTango Tower。
斬新なカラーリングと曲線を多用したデザインで、マシンというよりは有機体を思わせる不思議な魅力の作品だ。
去年のTTF 2010でプロトが発表され、隣接のギャラリーではUnited Planetの作品展も同時開催されて大いに盛り上っていたっけ。
で、今年は製品版を手に取り商談できるのを楽しみにしていたのだった。


なんとKeo.W(上の画像の男子)のブースでは去年のプロトと同じカラー版のほかにブラック・ベースの新色も展示販売され、セールスも上々のよう。
いずれもソフビ製だというのに、たった50個ずつの限定生産だと聞かされ驚いた。
Keoによると、ブラック版にはブラック&ブルー(当店が買い付けた)の他に、ブラック&レッドとブラック&イエローがあり、それぞれ50個ずつ、つまりひとつの型で200個作ったから、ギリギリ採算がとれるんだと。
なんて慎ましいモチャ・ビジネス、Keoの話を聞いていたら、ますますダイバー・タワーとタンゴ・タワーに愛着が湧いてきた。
で、日本デビュー記念に原色版とブラック版、それぞれセットと単品の2本立ての特別価格で発売の予定。

